【ACLプレビュー】カギは先制点…決勝に進む“赤”は《浦和vs上海上港》
2017.10.18 16:00 Wed
▽18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2017の準決勝2ndレグ、浦和レッズvs上海上港(中国)が埼玉スタジアム2002で行われる。
▽決勝進出を懸けた東アジア勢の対決。1stレグは1-1のドローに終わっているだけに、浦和としては2ndレグでしっかりと勝ち上がりを決めたい。
◆2ndレグでの逆転劇〜浦和レッズ〜
▽ラウンド16の済州ユナイテッドFC戦、準々決勝での川崎フロンターレ戦と、2ndレグで逆転を見せて勝ち上がってきた浦和。今回の上海上港戦も、2ndレグでしっかりと結果を残したいところだ。
▽これまでとは違い、現時点で有利な状況に立っている浦和。しかし、1stレグの戦いを見る限り、気を抜ける相手ではないことは確かだ。直近の明治安田生命J1リーグ第29節のヴィッセル神戸戦では1-1のドロー。攻め込む場面が多く見られ、チームとしての改善は見られた。しかし、フィニッシュの部分での精度を欠いてしまった。
▽得点を獲らなければいけない上海上港のことを考えると、浦和としては強力な攻撃陣をいかに抑えるのか。ここに来て、守備面が再びクローズアップされることになる。
▽しかし、準々決勝の広州恒大(中国)との2ndレグを考えると、敵地での圧力に屈しかけた部分が気になるところ。前掛かりになるところで、逆襲を受けるパターンもあるだろう。
▽それでも、グループステージでの対戦では埼玉スタジアム2002で敗れており、上海上港としてはリベンジを果たしたいところ。初の決勝進出に向けて、強力な攻撃陣が爆発するかに注目だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆浦和レッズ[4-1-4-1]
DF:森脇良太、阿部勇樹、マウリシオ、槙野智章
MF:ラファエル・シルバ、柏木陽介、青木拓矢、矢島慎也、武藤雄樹
FW:興梠慎三
監督:堀孝史
▽堀体制で採用している[4-1-4-1]のシステムを継続。神戸戦からの変更点は2点とみる。まず、ディフェンスラインにDF槙野智章が復帰するだろう。また、FWズラタンの代わりにFWラファエル・シルバを起用し、右サイドへ。FW興梠慎三を1トップに据えると見る。しっかりと守備を構築しながらも、得点を奪える陣容を用意するだろう。
【注目選手】
◆MF青木拓矢(浦和レッズ)
◆MFオスカル(上海上港)
◆カギは先制点
▽クリーンシートを目標にしたいところだが、上海上港の攻撃力を考えれば失点の可能性は高い。リスクを冒す必要はないが、しっかりと攻撃を組み立て、ゴールを奪って優位に進めたいところだ。
▽リードを奪えば、ファウルすれすれのプレーも辞さずに守備をしてくることが予想される上海上港。先に得点を奪い、前掛かりになる上海上港の裏を取っていきたい。決勝に進むのは浦和か、上海上港か。注目の準決勝2ndレグは、18日の19時30分にキックオフを迎える。
▽決勝進出を懸けた東アジア勢の対決。1stレグは1-1のドローに終わっているだけに、浦和としては2ndレグでしっかりと勝ち上がりを決めたい。
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▽ラウンド16の済州ユナイテッドFC戦、準々決勝での川崎フロンターレ戦と、2ndレグで逆転を見せて勝ち上がってきた浦和。今回の上海上港戦も、2ndレグでしっかりと結果を残したいところだ。
▽これまでとは違い、現時点で有利な状況に立っている浦和。しかし、1stレグの戦いを見る限り、気を抜ける相手ではないことは確かだ。直近の明治安田生命J1リーグ第29節のヴィッセル神戸戦では1-1のドロー。攻め込む場面が多く見られ、チームとしての改善は見られた。しかし、フィニッシュの部分での精度を欠いてしまった。
▽得点を獲らなければいけない上海上港のことを考えると、浦和としては強力な攻撃陣をいかに抑えるのか。ここに来て、守備面が再びクローズアップされることになる。
◆逆転への爆発力〜上海上港〜
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▽ゴールレスドローでは勝ち上がれない上海上港の状況を考えれば、ゴールを目指すことは間違いない。MFオスカル、FWエウケソン、FWフッキと強力な3枚が、浦和ゴールに襲いかかるはずだ。▽しかし、準々決勝の広州恒大(中国)との2ndレグを考えると、敵地での圧力に屈しかけた部分が気になるところ。前掛かりになるところで、逆襲を受けるパターンもあるだろう。
▽それでも、グループステージでの対戦では埼玉スタジアム2002で敗れており、上海上港としてはリベンジを果たしたいところ。初の決勝進出に向けて、強力な攻撃陣が爆発するかに注目だ。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆浦和レッズ[4-1-4-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:西川周作DF:森脇良太、阿部勇樹、マウリシオ、槙野智章
MF:ラファエル・シルバ、柏木陽介、青木拓矢、矢島慎也、武藤雄樹
FW:興梠慎三
監督:堀孝史
▽堀体制で採用している[4-1-4-1]のシステムを継続。神戸戦からの変更点は2点とみる。まず、ディフェンスラインにDF槙野智章が復帰するだろう。また、FWズラタンの代わりにFWラファエル・シルバを起用し、右サイドへ。FW興梠慎三を1トップに据えると見る。しっかりと守備を構築しながらも、得点を奪える陣容を用意するだろう。
【注目選手】
◆MF青木拓矢(浦和レッズ)
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▽浦和の注目選手にはMF青木拓矢を挙げたい。最低でも1点が必要な上海上港は、立ち上がりから攻め込む姿勢を見せるはずだ。マウリシオ、阿部勇樹のセンターバックコンビも去ることながら、バイタルエリアを任される青木の守備も重要となる。対峙することになるオスカルの能力は言うまでもない。コンパクトな守備、そしてタイトなプレスを掛けることができるか。強力なFW陣の手前でしっかりと封じ込めるかがカギとなる。◆MFオスカル(上海上港)
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▽一方の上海上港の注目選手には、オスカルをピックアップ。グループステージの対戦ではPK失敗と苦い思い出のある地で、しっかりと結果を残したいはずだ。フッキ、エウケソン、ウー・レイといった破壊力抜群の攻撃陣をどう操るのか。または、自身がゴールを目指すのか。オスカルのプレーに注目だ。◆カギは先制点
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▽ここまでグループステージを合わせて1勝1分け1敗と五分の成績の両者。浦和にはアウェイゴールのアドバンテージがあるが、守りに入りすぎては打ち破られるだろう。▽クリーンシートを目標にしたいところだが、上海上港の攻撃力を考えれば失点の可能性は高い。リスクを冒す必要はないが、しっかりと攻撃を組み立て、ゴールを奪って優位に進めたいところだ。
▽リードを奪えば、ファウルすれすれのプレーも辞さずに守備をしてくることが予想される上海上港。先に得点を奪い、前掛かりになる上海上港の裏を取っていきたい。決勝に進むのは浦和か、上海上港か。注目の準決勝2ndレグは、18日の19時30分にキックオフを迎える。
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