昨季から柏で主力のDF中山雄太、W杯で「成長を感じたい」《U-20W杯》

2017.05.13 03:00 Sat
©超ワールドサッカー
▽内山篤監督率いるU-20日本代表は12日、今月20日に開幕するFIFA U-20ワールドカップ韓国2017に向け、静岡県内のトレーニング施設でトレーニング及びヤマハスタジアムでジュビロ磐田と練習試合を行った。

▽磐田との試合後、DF中山雄太(柏レイソル)がメディア陣のインタビューに応対。昨季から主力としてプレーしていることで本大会で成長を感じたいと主張。また、謙虚な姿勢と共に本大会でのさらなるレベルアップを望んでいる。
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◆DF中山雄太(柏レイソル)
──メンバーに選出されて
「選ばれた瞬間は本当にホッとしました。選ばれてここに来ている時にはもうやってやるという気持ちになりました」
──昨季から主力として試合に出場していることは自信になっているか
「出続けることで得られるものは、出てない時よりも違うなというのは感じられました。それは出たからこそ感じられることだと思いますし、試合に出続けることは本当に大事だなと思っています」

──昨日は別メニューでDF杉岡大暉(湘南ベルマーレ)と調整していたがどのようなコミュニケーションをとっていたか
「僕はあまり人見知りをしない方なので、積極的に話したりしました。あとは(波多野)豪とかが初めてだったので、結構コミュニケーションをとるようにしています」

──ここまで意識して取り組んできたことは
「攻撃が特徴なチームだったんですけど、逆に言えば守備が改善点だなというのは感じていたので、対人という部分では準備してきました。そこが通用するようには意識しますけど、レベルアップしたというのを感じられるようにしていきたいですし、大会中も成長できると思うので、しっかりと意識していきたいと思います」
──世界基準で考えた時にアジアからアップデートしなくてはいけない部分があると思うが
「試合に出させていただいていたので、そこでやれたとしても世界に行ってできるのかというのを考えてやってきました。一個一個のプレーを満足せずに追究していくようにはしていました」

──その中で変わったなと思う部分は
「まだまだ満足はできないですけど、対人の部分では自分のやってきたことが結果に出てきたりというのがあったので、まだまだですけど結果も伴ってやってこれたというのは良くなってきたと思います」

──去年よりは十分やれるようになっているように見えるが
「そう言っていただけるのは本当に嬉しいですけど、自分の中ではまだまだだぞと言い聞かせてやっています」
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U-20女子W杯を準優勝で終えた池田監督、選手を称え現地の声援にも感謝「素晴らしい光景を経験できた」

U-20日本女子代表(ヤングなでしこ)を準優勝に導いた池田太監督が1日、帰国報告会見に出席した。 U-20日本女子代表は現地時間8月10日から28日にかけてコスタリカで行われたU-20女子ワールドカップ(W杯)に参加し、準優勝という成績を収めた。 グループステージでは、オランダ、ガーナ、アメリカを破り、3連勝で決勝トーナメント進出を決めた。ノックアウトステージではフランス、ブラジルを下して決勝進出。大会史上初の連覇を目指したファイナルではスペインに敗れ、惜しくも世界一には及ばなかった。 この大会で日本は3大会連続5度目のフェアプレー賞を受賞。個人ではFW浜野まいか(INAC神戸レオネッサ)が、MVPにあたるゴールデンボール賞を獲得した。日本選手としては2016年大会の杉田妃和に次いで2人目の受賞となった。 また、浜野は4得点1アシストでシルバーブーツも獲得。FW山本柚月(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)も3得点3アシストでブロンズブーツに選ばれた。 帰国後の会見に臨んだ池田監督はまず、関係者への感謝の言葉を述べた。さらに、新型コロナウイルス(COVID-19)拡大の影響で思うような活動ができなかった中でも大会を通じて成長し、コスタリカの現地サポーターからも支持を得るようになった選手たちの健闘を称えた。 「U-20というカテゴリーの中で世界と戦い、パンデミックの影響で活動が思うようにいかなかった中でも選手たちは日々努力し、大会の中で成長してくれました。一番高いところからの景色は見られませんでしたが、最後まで諦めない姿勢ですとか、フェアプレーの精神、また礼儀正しさなどはコスタリカの人々、応援してくれている人々の心を掴むことができ、最後は凄い応援していただき、本当に素晴らしい光景を選手は経験できたのではないかと思っています」 「1試合ごとにお客さんが日本を応援してくださったなというのは、観客席の日の丸の数がどんどん増えていくのも感じました。それは選手たちが明るくひたむきプレーしただけでなく、普段の生活、ホテルの従業員にも笑顔で接し、現地の言葉で会話し、いろんなコミュニケーションから心のつながりが生まれました」 「1つ1つの積み重ねがお客さんやコスタリカの人たちの心を掴み、それができるスポーツだということを選手たちも実感できたのではないかと思いますし、私もそれを肌で感じて嬉しく思いました。素晴らしいコミュニケーションの力というのは日本のストロング、パワーだと思います」 なでしこジャパンは来年、オーストラリア&ニュージーランドW杯を控えている。こちらの指揮も兼任する池田監督は、シニアレベルとの差に触れながらも、U-20世代の選手たちに今大会での経験を糧にさらなる成長を期待していると残した。 「アンダーカテゴリーからシニアのレベルに行くと、また様々な成長しなければならない部分というのは確かに多いと思いますが、まずは(今回の)国際試合で体感したことを大事にしてほしいなと思っています」 「選手によってこの6試合でやれたこと、自分の味わったこと、言葉では国際経験・世界基準といったりしますけど、このぎりぎりの戦いを戦った感覚から自分の通用した部分を伸ばしていく、足りないところ(を補っていく)、そのうえで武器を磨いてさらに成長して欲しいなと思っています」 2022.09.01 15:25 Thu

DF初瀬亮が寄せるMF市丸瑞希への信頼感 「言わなくてもわかる関係」

▽今月20日開幕のFIFA U-20ワールドカップ韓国2017に臨むU-20日本代表は15日、静岡県のエコパスタジアムで行われた国際親善試合でU-20ホンジュラス代表と対戦し、3-2で勝利した。 ▽試合後、DF初瀬亮(ガンバ大阪)がメディア陣のインタビューに応対。後半からピッチに入った際に自身との好連携でリズムをもたらしたMF市丸瑞希(ガンバ大阪)について、「言わなくてもわかる関係」と全幅の信頼を寄せた。 <span style="font-weight:700;">◆DF初瀬亮</span>(ガンバ大阪)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170515_10_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> <span style="font-weight:700;">──MF市丸瑞希が後半から入ってリズムが出た</span> 「そうですね。ワンタッチでボールを繋ぐのは中学のときからやっていることですし、言わなくてもわかる関係。だいちゃん(MF坂井大将)ともコンビネーションがありましたけど、また違うコンビネーションが出せたのは良かったです」 <span style="font-weight:700;">──前半の戦い方</span> 「アグレッシブに行こうと思っていました。その中で、先制点が取れたので、もっと戦い方や考え方がしっかりしていればチームとして良かったですけど、ああやってカウンターでやられちゃったていうのは本大会で通用しない。自分は右でも左でもチャンスを作れましたし、両方でプレーできたのは本大会に繋がると思っています」 <span style="font-weight:700;">──両サイドでのプレー意識の違い</span> 「あまり変わることはないです。左に入ったことで、渓太(MF遠藤渓太)とのコンビネーションがありましたし、タケ(FW久保建英)が入って、バイタルエリアが空いたときにアイツが生きていると思う」 「タケが出てきて、違うリズムが生み出せたということはこのチームの味。タケとは2回しかプレーしていないですけど、15歳ですけど、ポテンシャルを持っています」 「アイツをどう生かしていくかが僕らの大事なところ。アイツが思うようにできれば、良いスルーパスも出せますし、良いコンビネーションもできますし、今日は選手交代が良かったと思います」 2017.05.16 12:30 Tue

若きレジスタMF市丸瑞希、MF堂安律とDF初瀬亮とは「感覚でできる」…G大阪同僚に寄せる信頼と自信《U-20W杯》

▽今月20日開幕のFIFA U-20ワールドカップ韓国2017に臨むU-20日本代表は15日、静岡県のエコパスタジアムで行われた国際親善試合でU-20ホンジュラス代表と対戦し、3-2で勝利した。 ▽後半からピッチに入った際にリズムをもたらしたMF市丸瑞希(ガンバ大阪)が試合後、メディア陣のインタビューに応対。右サイドで好連携を見せた同僚のMF堂安律、DF初瀬亮との関係性に深い信頼と自信をのぞかせた。 <span style="font-weight:700;">◆MF市丸瑞希</span>(ガンバ大阪)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20170515_9_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> <span style="font-weight:700;">──後半から出場</span> 「前半は相手も(中央を)締めていたし、縦のコースもあまりなかった。自分が出たらサイドに振りながら縦パスを入れるときは、ワンタッチか、ダイレクトを意識していました」 <span style="font-weight:700;">──手応え</span> 「相手もバテていたのかなと。メンバーもどんどん変えていっていましたし。でも、うまくいったのかなと思っています」 <span style="font-weight:700;">──ホンジュラスは初戦の南アフリカを想定した相手</span> 「そうですね。FWに速い選手がいて、そういう相手にカウンターから1点を奪われているので、そういう相手にどうだったかというのは収穫になりました」 <span style="font-weight:700;">──南アフリカを想定した相手の身体能力を体感してみて</span> 「多分、(南アフリカは)もっと球際も強いだろうし、今日の相手よりも、もう一段階、二段階ぐらい上だと思っている。(ホンジュラスと対戦して)イメージすることはできました」 <span style="font-weight:700;">──南アフリカの印象</span> 「ちょっと映像は見させてもらいました。スピードも、もっと迫力があったかなと」 <span style="font-weight:700;">──クラブでも同僚である右サイド(MF堂安律、DF初瀬亮)との関係</span> 「律と亮はだいたい見ていなくても、いるところはわかる。感覚でできる選手が同サイドにいるのはやりやすいですけど、他の選手ともそういう関係を築けていけたら、もっと良い試合ができると思います」 <span style="font-weight:700;">──チームの雰囲気</span> 「雰囲気に関してはリラックスしている。まあ、初瀬を中心に…(笑) 盛り上がっているので、チーム的には良い雰囲気で本大会に臨めるかなと」 <span style="font-weight:700;">──南アフリカとの初戦</span> 「アジアのときもそうでしたけど、初戦ということで固くなりがち。慎重に慎重にっていうのが予想されるけど、失うものはないし、自分たちの良さをアグレッシブに出していきたい。もちろん、守備に回る時間もあると思いますけど、慌てることなく、自分たちの良さを出していきたいです」 <span style="font-weight:700;">──FW久保建英という選手</span> 「彼は、フリーになる動きがうまい。だいたいフリーでバイタルエリア付近にいるので、(ボールを)つけやすいですね」 <span style="font-weight:700;">──いよいよ本大会。チームとしての収穫や自信</span> 「大きい相手からセットプレーで点を取れたことは1つの収穫。もちろん、流れの中で点を取ることも大事だけど、こういう大会だとセットプレーがより大事になってくる。どっちでも点を取れるようにしていきたいです」 <span style="font-weight:700;">──チームのプレーテンポ</span> 「試合をやりながらだけど、前半を見ている限り、『もうちょっと背後を狙っていっても良いかな』と。やっている人にしかわからない感覚はあるだろうし、自分が入ったら背後を狙ったパスと縦パスを心がけようと思っていました」 2017.05.16 12:00 Tue
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