敵地でパレルモ一蹴のローマが公式戦連敗を「3」でストップ! ゼコが今季リーグ戦20ゴール&公式戦30ゴール達成!《セリエA》
2017.03.13 06:43 Mon
▽セリエA第28節、パレルモvsローマが12日にレンツォ・バルベーラで開催され、アウェイのローマが3-0で勝利した。
▽ゼコやトッティ出場時の1トップ2シャドーという前線の構成から、エル・シャーラウィとサラーがサイドに開き気味の2トップに入り、ナインゴランがトップ下に入る[3-4-1-2]に近い布陣で臨んだローマ。開始直後から押し気味に試合を進めるチームだが、5分にはネストロフスキに背後を取られてゴールネットを揺らされる。しかし、これはオフサイドの判定で取り消しとなった。
▽冷や汗を欠いたものの、その後は冷静にボールを繋いで相手を押し込むローマは、比較的長いボールを使い、ナインゴランが高い位置でセカンドボールを奪ってショートカウンター気味の仕掛けを続けていく。すると22分、ボックス手前右のグルニエから絶妙な浮き球のワンタッチパスがゴール前に入ると、これに反応したエル・シャーラウィがGKの股間を抜くシュートで先制点を奪った。
▽早い時間帯に先行したローマは、前がかりになった相手に対して、2トップのスピードを生かした高速カウンターで2点目を狙う。29分にはブルーノ・ペレスから縦パスを受けたエル・シャーラウィがドリブルで持ち上がりボックス手前から右足を振り抜くが、このシュートは枠の右に外れた。
▽迎えた後半、ビハインドを追うパレルモはエンバロに代えて、ベテランMFディアマンティを投入するが、後半最初の決定機はローマに訪れる。
▽49分、先制点と似たようなシチュエーションからグルニエのワンタッチパスに反応したボックス左のエル・シャーラウィが胸トラップからシュートを狙うが、ここはもたついたところをGKに詰められ、2点目とはならず。すると、直後の50分にはチョチェフの高い位置でのボール奪取からディアマンティに決定機も、左足のシュートはGKシュチェスニーの好守に阻まれた。
▽後半立ち上がり以降、不用意なボールロストから相手の反撃を受ける場面が目立つローマは、59分にもセットプレーの流れからモルガネッラに強烈なシュートを打たれるが、ここはGKシュチェスニーが冷静に弾き出す。流れを変えたいスパレッティ監督は、64分に初先発で疲れの見えたグルニエを下げてゼコを投入。この交代でナインゴランがボランチに下がり、最前線のゼコの下にエル・シャーラウィとサラーが並ぶ本来の[3-4-3]の布陣に変更した。
▽ここから攻勢に出たいローマは、70分にボックス内でルーズボールに反応したゼコがダイレクトボレーを狙うが、このシュートは大きく枠を外れる。流れを引き寄せ切れないローマは、72分にエル・シャーラウィに代えてストロートマンを入れ、ナインゴランのポジションを再び1列上げた。
▽すると、76分にようやく追加点が決まる。ナインゴランの浮き球パスに反応したゼコが胸トラップでボックス左に抜け出し、飛び出したGKの寸前で左足のシュートを流し込んだ。このゴールでゼコは今季のリーグ戦20ゴールを達成すると共に、公式戦のゴール数を30ゴールの大台に乗せた。
▽頼れるエースストライカーの働きで試合を決定付けたローマは、サラーを下げてデ・ロッシを投入し、試合をクローズにかかる。試合終了間際にはカウンターからストロートマンのラストパスを受けたブルーノ・ペレスがダメ押しの3点目を決め、敵地で3-0の完勝。格下相手のアウェイゲームできっちり勝ち切って公式戦の連敗を「3」でストップしたローマが、16日にホームで行われるELラウンド16・2ndレグのリヨン戦に向けて大きな弾みを付けた。
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▽現在、公式戦3連敗と今季最大の不調に陥っているリーグ2位のローマは、連敗ストップに向けて18位に低迷するパレルモとのアウェイゲームに臨んだ。来週ミッドウィークに逆転突破を目指すヨーロッパリーグ(EL)のリヨン戦を控えるスパレッティ監督は、ゼコやストロートマン、デ・ロッシ、エメルソン・パルミエリなど多数の主力を温存。移籍後リーグ初先発となるマリオ・ルイ、グルニエを抜擢した。▽冷や汗を欠いたものの、その後は冷静にボールを繋いで相手を押し込むローマは、比較的長いボールを使い、ナインゴランが高い位置でセカンドボールを奪ってショートカウンター気味の仕掛けを続けていく。すると22分、ボックス手前右のグルニエから絶妙な浮き球のワンタッチパスがゴール前に入ると、これに反応したエル・シャーラウィがGKの股間を抜くシュートで先制点を奪った。
▽早い時間帯に先行したローマは、前がかりになった相手に対して、2トップのスピードを生かした高速カウンターで2点目を狙う。29分にはブルーノ・ペレスから縦パスを受けたエル・シャーラウィがドリブルで持ち上がりボックス手前から右足を振り抜くが、このシュートは枠の右に外れた。
▽前半終盤にかけても攻勢が続くローマは、グルニエとレアンドロ・パレデスの両ボランチが正確なキックで長短交えた配球をみせ、ゲームをコントロール。37分にはセットプレーからリュディガー、39分にはパレデスが強烈なミドルシュートを放つ。さらに43分にはカウンターからグルニエの絶妙なスルーパスに抜け出したナインゴランに決定機も、ボックス左フリーで放ったシュートは枠の左に外れた。
▽迎えた後半、ビハインドを追うパレルモはエンバロに代えて、ベテランMFディアマンティを投入するが、後半最初の決定機はローマに訪れる。
▽49分、先制点と似たようなシチュエーションからグルニエのワンタッチパスに反応したボックス左のエル・シャーラウィが胸トラップからシュートを狙うが、ここはもたついたところをGKに詰められ、2点目とはならず。すると、直後の50分にはチョチェフの高い位置でのボール奪取からディアマンティに決定機も、左足のシュートはGKシュチェスニーの好守に阻まれた。
▽後半立ち上がり以降、不用意なボールロストから相手の反撃を受ける場面が目立つローマは、59分にもセットプレーの流れからモルガネッラに強烈なシュートを打たれるが、ここはGKシュチェスニーが冷静に弾き出す。流れを変えたいスパレッティ監督は、64分に初先発で疲れの見えたグルニエを下げてゼコを投入。この交代でナインゴランがボランチに下がり、最前線のゼコの下にエル・シャーラウィとサラーが並ぶ本来の[3-4-3]の布陣に変更した。
▽ここから攻勢に出たいローマは、70分にボックス内でルーズボールに反応したゼコがダイレクトボレーを狙うが、このシュートは大きく枠を外れる。流れを引き寄せ切れないローマは、72分にエル・シャーラウィに代えてストロートマンを入れ、ナインゴランのポジションを再び1列上げた。
▽すると、76分にようやく追加点が決まる。ナインゴランの浮き球パスに反応したゼコが胸トラップでボックス左に抜け出し、飛び出したGKの寸前で左足のシュートを流し込んだ。このゴールでゼコは今季のリーグ戦20ゴールを達成すると共に、公式戦のゴール数を30ゴールの大台に乗せた。
▽頼れるエースストライカーの働きで試合を決定付けたローマは、サラーを下げてデ・ロッシを投入し、試合をクローズにかかる。試合終了間際にはカウンターからストロートマンのラストパスを受けたブルーノ・ペレスがダメ押しの3点目を決め、敵地で3-0の完勝。格下相手のアウェイゲームできっちり勝ち切って公式戦の連敗を「3」でストップしたローマが、16日にホームで行われるELラウンド16・2ndレグのリヨン戦に向けて大きな弾みを付けた。
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