7月1日にリオ五輪メンバー発表…注目の「託す人、託される人」を考察2016.06.30 20:00 Thu

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▽29日に、U-23南アフリカ代表との五輪前最後の国内強化試合を終えたU-23日本代表。8月3日に開幕するリオ・デ・ジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)に向けてのメンバーが、7月1日に発表される。▽リオ五輪に登録できるメンバーは18名。しかし、既に内定が発表されているFW興梠慎三(浦和レッズ)、DF塩谷司(サンフレッチェ広島)、DF藤春廣輝(ガンバ大阪)の3名が入ることを考えると、15名しか選出されないと考えられる。29日に行われた南アフリカ戦に向けて招集されたメンバーは21名。さらに、AFC U-23選手権やトゥーロン国際大会に招集されてきたメンバーを含めると、15人の枠に対して倍以上の候補が居ることになる。そこで、今回は招集されるメンバー18名を考察してみた。

◆オーバーエイジ3名は確定
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▽まず、前述の通り、FW興梠、DF塩谷、DF藤春のオーバーエイジ3名は確定と見て良いだろう。現状3選手は負傷もしておらず、クラブチームでもプレー。特に塩谷は得点力も発揮するなど好調を維持。興梠も得点を重ねている。手倉森監督も3名には期待を寄せているコメントを残しているだけに、しっかりと戦力として計算されているはずだ。

◆これまで通りGKは2枠
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◎櫛引政敏(鹿島アントラーズ)
◎中村航輔(柏レイソル)
△杉本大地(徳島ヴォルティス)

▽続いて、GKだ。これまでの五輪を見ても、このポジションは2名が選出されている。世代別の日本代表で正守護神の座を守り続けてきたGK櫛引政敏は確定と見て良いだろう。五輪開催のシーズンに清水エスパルスから期限付き移籍で鹿島へと移籍したことでリーグ戦の出場機会はなかったものの、この世代でのポジションを譲ることはなさそうだ。

▽そして、2人目にはGK中村航輔が入ると見る。昨シーズンはアビスパ福岡で守護神として躍動し、チームのJ1昇格に貢献。今シーズンは柏に復帰すると、守護神の座を掴み、持ち前の反射神経と得意のキックで大きな役割を担う。次点は、櫛引とともにこの世代で招集され続けていたGK杉本大地か。

◆負傷者続出のディフェンスライン
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◎塩谷司(サンフレッチェ広島)※
◎藤春廣輝(ガンバ大阪)※
◎植田直通(鹿島アントラーズ)
◎亀川諒史(アビスパ福岡)
◎室屋成(FC東京)
◯岩波拓也(ヴィッセル神戸)
△松原健(アルビレックス新潟)
△中谷進之介(柏レイソル)
▲三浦弦太(清水エスパルス)
▲山中亮輔(柏レイソル)
▲三丸拡(サガン鳥栖)
▲ファン・ウェルメスケルケン際(ドルトレヒト)

▽AFC U-23選手権で優勝を遂げた後、ディフェンスラインにはケガ人が続出した。第3のセンターバックとして実力をつけてきたDF奈良竜樹(川崎フロンターレ)が骨折により五輪出場を断念することになった。その他、DF室屋成、DF亀川諒史、DF松原健、DF山中亮輔とサイドバックにケガ人が続出。さらに、トゥーロン国際大会では、DF岩波拓也もヒザのじん帯を負傷した。室屋、亀川、松原に関しては実戦に復帰し、29日の南アフリカ戦にも出場。一方で、岩波はトレーニングに復帰しているものの実戦復帰はできておらず、山中もまだ復帰出来ていない状態だ。

▽手倉森監督は一貫して4バックを採用しているが、オーバーエイジ枠の塩谷はセンターバックと右サイドバック、藤春は左サイドバックとして考えられる。今シーズン、鹿島でも結果を残しているDF植田直通は当確と考えて良い。また、右サイドバックの主力であり、復帰戦でも結果を残した室屋、左サイドバックの亀川も当確と言えるだろう。

▽焦点が当てられるのは3番手のセンターバックだ。塩谷、植田をセンターバックと考えた場合、順当であれば岩波が選出されるはずだ。トレーニングへの復帰は果たしているものの、実戦復帰はしていない。2日に開幕する明治安田生命J1リーグ・2ndステージからは出場する見込みだが、どこまでコンディションが戻るのか。岩波を予備登録にした場合は、DF中谷進之介、DF三浦弦太らが候補と見る。または、MF遠藤航を3番手のCBに置く可能性もあるだろう。

◆中盤の残り枠は最大2つか
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◎遠藤航(浦和レッズ)
◎大島僚太(川崎フロンターレ)
◎矢島慎也(ファジアーノ岡山)
◎南野拓実(ザルツブルク)
◯井手口陽介(ガンバ大阪)
◯橋本拳人(FC東京)
△原川力(川崎フロンターレ)
△野津田岳人(アルビレックス新潟)
△豊川雄太(ファジアーノ岡山)
▲喜田拓也(横浜F・マリノス)
▲前田直輝(横浜F・マリノス)
▲伊東純也(柏レイソル)

▽中盤に関しては、ほぼメンバーが固まっていると思われる。キャプテンとしてU-23日本代表をけん引してきたMF遠藤航、遠藤不在時にキャプテンを務めるMF大島僚太、10番を託されているMF矢島慎也は当確と見て良いだろう。また、飛び級ながら攻撃面での違いを見せつけているMF南野拓実も入ると見る。

▽中盤には、ボランチとしてプレーを続けてきたMF原川力、G大阪でも欠かせない存在となり、U-23チームでも頭角を現してきたMF井手口陽介、左足からの強烈なシュートが特徴なMF野津田岳人、ジョーカー的存在で結果を残しているMF豊川雄太、そして南アフリカ戦ではDF登録され、ボランチ以外にサイドバックもこなせるユーティリティ性を持つMF橋本拳人も居る。

▽守備面を補うのであれば、橋本や井手口、攻撃面であれば野津田、豊川、遠藤や大島の代わりと考えると原川を選びたいところだ。

◆選考を左右するのは久保の状態次第か
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◎興梠慎三(浦和レッズ)※
◎中島翔哉(FC東京)
◎浅野拓磨(サンフレッチェ広島)
◎久保裕也(ヤング・ボーイズ)
△鈴木武蔵(アルビレックス新潟)
△オナイウ阿道(ジェフユナイテッド千葉)
▲富樫敬真(横浜F・マリノス)

▽フォワードはオーバーエイジ枠のFW興梠慎三の他、FW浅野拓磨は当確と見る。負傷の影響が心配されたFW中島翔哉も、南アフリカ戦では違いを見せ、自身の存在を存分にアピールした。さらに、ヤング・ボーイズでプレーし、力強さと決定力を身につけたFW久保裕也も当確とする。しかし、久保に関しては負傷の影響が心配だ。久保のコンディションが難しいと判断されれば、FW鈴木武蔵、FWオナイウ阿道が候補となる。

◆手倉森監督の判断やいかに
▽あくまでも人数に合わせ、メンバーを予想したものであり、手倉森監督がどのような判断を下すかは、1日の14時から行われるメンバー発表会見で明らかになる。「託す人と、託される人」。手倉森監督が、南アフリカ戦に向けた会見で語った言葉だ。

▽これまで主力としてプレーしてきた選手も、ケガやコンディションの問題で外れる可能性も大いにあることが見えてきたはずだ。どの選手に“託す”のかは、手倉森監督の中にある。運命のメンバー発表は明日。リオ五輪での“メダル獲得”という目標に向けたメンバーは、14時に発表される。

※…オーバーエイジ、◎…当確、〇…濃厚、△…可能性あり、▲…厳しいか
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【囲み取材】「東京五輪世代の最終的にメンバーに絡んでくる選手たち」森保監督、選手選考に言及…Jクラブの派遣にも感謝《トゥーロン国際大会》

日本サッカー協会(JFA)は17日、フランスで行われる第47回トゥーロン国際大会2019に臨むU-22同国代表メンバー22名を発表した。 U-22日本代表は6月1日から15日にかけて開催されるトゥーロン国際大会に出場。5月下旬に直前キャンプを行い、本大会では、イングランド代表(6月1日)、チリ代表(4日)、ポルトガル代表(7日)と激突する。 メンバー発表後、U-22日本代表を指揮する森保一監督がメディア陣による囲み取材に応対。メンバー選考などについて言及した。 ──今回、多くの大会が重なる中でのメンバー選考の基準は 「東京オリンピック世代の選手たちです。今後、伸びる可能性のある選手ということと、各チームのJ1、J2、そして大学生でメンバーを編成させて貰いました。自チームで良いプレーをして、活動している選手を選ばせていただきました」 ──東京五輪まであと1年ちょっとだが、この大会でどういう風にプレーしたいか 「これまで、東京オリンピック世代のチームを見てきてくださった方々は、このトゥーロンに行くメンバーを見て、『まだまだ他にもいるんじゃないのかな』ということを感じている方がいらっしゃると思います」 「最終的に東京オリンピックの本大会になったときに、メンバー選考の対象になるであろう選手はたくさんいますので、枠の中から選んでいるという部分があります」 ──今回選ばれていない東京五輪世代の有力な選手がいます。その選手たちは、より高いカテゴリーで見てみたいという考え方か 「そうですね。そこは、キリンチャレンジカップのメンバー発表やコパ・アメリカのメンバー発表が控えていますので、皆さんで考えていただければ良いなと思います」 「トゥーロンでは、先ほども言いましたけど、東京オリンピック世代の最終的にメンバーに絡んでくるであろう選手たちに来てもらって、プレーは期待を込めて見ています。イングランドやチリやポルトガルといったグループリーグだけでも非常に素晴らしいチームと対戦ができるので、対戦相手との中でチームとしての結果にこだわること、そして個々のパフォーマンスで高いものを見せて貰えるように期待しています」 ──DF田中駿汰(大阪体育大学)は大学選抜との視察に訪れた時に観始めたのか 「そうですね。それまでも大学の方には情報をいただいていました。実際、大学選抜の試合を見させていただいて、短期間ですけど『見ていこう』ということで、スタッフで手分けして選手のレベルという部分を追っていました。今回のトゥーロンのメンバーで、チームの戦力として十分できるだろうということです。また、『もっともっと成長してくれる選手かな』ということで選びました」 ──田中の魅力は 「左利きで、フィジカル的にも大型な選手です。我々が試合を観た時には、センターバックもボランチもやっていて、複数のポジションもできます。大型で左利きの守備的な選手というところでは、日本の中になかなかいないので、そういう選手に出てきて貰えればなっていう期待も込めています。守備ももちろんですけど、攻撃になった時に左利き特有の、新たな展開ができるようにということを含めて、彼には期待しています」 ──Jクラブから選出についての要望は 「1人、2人とかではなくて、今回もJ1、J2そして大学の選手が所属しているチームは、シーズンの最中で試合がある中、代表活動に協力していただき、選手を派遣しいただけるということで、本当に感謝しないといけないと思っています。選手の所属クラブがあって、我々がこういった活動ができるということで、選手たちには良い経験をしてもらい、短期間で少しでも成長してもらう。そして、トゥーロン国際大会という素晴らしい大会での経験を持って、所属クラブで、その経験を糧にさらに成長してもらう。あるいは、他の選手にも良い刺激を持ってもらい、クラブが活性化するようにといった願いを持って活動していきたいと思います」 「各クラブ1人とか2人とかというのは、ルールで何かあるというわけではないです。このチームを作るにあたって選手の所属クラブと協会の関係者の方々が話をしていただき、Jクラブが理解をしていただいて、選手を派遣してもらえたことに感謝したいと思います。クラブの関係者は1人出すというのは、シーズンをやっている中で、試合にも絡んでいる選手たちですし、痛いところだと思います。いろんなことを考えて、日本のサッカーの発展を考えて、選手の成長を考えて、出して貰えたと思います」 ──去年から活躍していたMF相馬勇紀(名古屋グランパス)に期待すること 「攻撃なところです。仕掛けができる選手だと思います。風間(八宏監督)さんにいろいろなポジションで起用されていますので、いろいろなポジションで、経験をして貰いたいです。攻撃的な選手ですけど、DFラインのことだったりとか、学びながら成長している選手だと思います。まずは攻撃的な良い部分を出して貰いたいと思いますけど、チームでやっていることをトゥーロンのメンバーの中でも出して欲しいと思います」 ──大学生の選手がいるから、コーチ陣にも大学の先生がいるのか 「この時期に、各カテゴリー大会が重なっていて、いろんなイベント等があったりということで、スタッフ編成が難しいということが1つあります。日本協会のナショナルコーチングスタッフやナショナルトレセンのスタッフ等々、スタッフの形があり、その中でやり繰りしていく。トゥーロン国際大会のコーチングスタッフとして形成していると思います」 「難しい状況の中で、日本のサッカーを支えてくださる大学の方と一緒に日本のサッカーを作っていくというのは、良い機会だなと思います。本来の形があって、『そこがどうかっていうのは』とおっしゃられる方は、いると思います。私は指導者の垣根を越えて日本のサッカーを作り上げていく仲間なんだという意識を持って貰えるという部分では、日本代表のスタッフと大学のスタッフが一緒に活動して、サッカーの色を一緒に考えてやろうとすることを共有できるというのは素晴らしい機会だと思います」 「先ほども言いましたが、大学も活動があると思います。コーチの方々も見ている選手もいる中で見れない、状況になるというになりますので、チームの活動を置いて来てくださることに感謝したいと思います。また、選手だけではなくて、コーチの方々にも、トゥーロン国際大会は本当に良い大会だと思います。世界の国際大会を通して指導者の方々にも経験を感じていただき、チームに帰った時、大学での活動の時に生かしていただければと思います」 ──4つの大会が重なっていることでの選手のやり繰りは 「いろいろなシュミレーションをしてますけど、なかなか難しいので、答えとして何かお話できるということはないです。もし案があったら教えて下さい(笑) 大会がこうある中で、選手のやり繰りということと、優先順位でなにを考えてチーム作りをしていくかということを我々はしっかりと考えます。活動が少しでも、ポジションでプラスになっていくものになれるようにしていきたいと思います。そこは選手のコンディションも踏まえて考えていきたいと思います」 ──MF松岡大起(サガン鳥栖)に期待することは 「先日、鳥栖に行って試合を観てきました。彼は右サイドハーフで試合に出てましたけど、チームの勝利に貢献していました。ハードワークできる選手で十分トゥーロンのメンバーとして、来てもらっても彼はできるだろうということで選ばせていただきました。U-20に選ばれてもおかしくなかったということに関しては、選ぶ選ばないというのは、私が決めることではないです。実際そこに行っていない中で、まだまだ良い選手はいると思います。A代表も含めてですけど、現時点で選ばれる選手とそうでない選手がいますし、選びたい選手はメンバーの中により多くの選手がいると思いますので、今回トゥーロンのチームに選ばせて貰いました。その先の代表に繋げてもらったり、チームの活動につなげてもらいたいと思います。そして年齢は関係ないと思います。できるだけ、その選手がふさわしく一番適した所でプレーしてもらえるようにところを考えています」 2019.05.17 18:24 Fri
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トゥーロン国際大会の組み合わせ決定! 日本はイングランド、チリ、ポルトガルと同組《トゥーロン国際大会》

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