ヴァーディはダース・ベイダー、モーガンはチューバッカ? ルーク役俳優がレスターを『スターウォーズ』に例えて称賛

▽今シーズンのプレミアリーグで奇跡の初優勝を成し遂げた日本代表FW岡崎慎司の在籍するレスター・シティには、各方面から称賛の声が挙がっている。その中で世界的な有名映画『スターウォーズシリーズ』で主人公の1人ルーク・スカイウォーカー役を演じたマーク・ハミル氏が、一風変わった形でチームを称賛した。イギリス『サン』が伝えている。

▽今シーズン、クラウディオ・ラニエリ監督の下で序盤から快進撃を続けたスモールクラブのレスターは、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティのマンチェスター勢、チェルシーとトッテナム、アーセナルのロンドン勢、リバプールら強豪クラブを抑えてクラブ史上初の快挙を成し遂げた。

▽厳しい下積み生活の末、『スターウォーズシリーズ』のルーク役で一躍トップスターとなったハミル氏は、自身の過去と現在のレスターを重ね合わせているようだ。
「負け犬や過小評価されるということに関して、多くの人々はよく理解していないと思う」

「私はルークだった。昔はレスターと同じような立場にいたんだ。そして、私や彼らは世界にサプライズを提供し、自分自身の力で大金(名誉)を手にした。それは本当に素晴らしいことだ」▽また、ハミル氏はレスターの選手たちを『スターウォーズシリーズ』の登場人物に例えて、彼らの活躍を称賛している。

「今シーズンのプレミアリーグにおいて彼らは、巨大な帝国軍のようなビッグクラブに対峙する反乱軍のようだった」

「ロベルト・フートとウェズ・モーガンは、チューイー(チューバッカ)を思い起こさせるね。彼らの力強さは凄かった」

「また、カンテとシュマイケル、マフレズたちはジェダイの騎士のようだったと言えるだろうね」

「当然、ピッチ上で凄まじい破壊力を披露したジェイミー・ヴァーディは、ダース・ベイダーのようだった」

「そして、チームを優勝に導いたクラウディオ・ラニエリは、まさにマスター・ヨーダだ」

「おめでとう、レスター! もっと君たちのことを話させてほしい。世界中の多くの人たちが君たちにぞくぞくさせられた。そして、我々は知っている。フォースは君たちと共に。明日もこれからも…」

▽ハミル氏は岡崎について言及していないが、小回りの利く動きとその愛くるしいキャラクターを考えると、R2-D2あたりが相応しいかもしれない。

▽なお、チェルシーのフランス代表DFクルト・ズマは、『スターウォーズシリーズ』の最新作『スターウォーズ/フォースの覚醒』に登場したフィン役のジョン・ボイエガに似ていることが大きな話題となっていたため、仮に来季レスターに加入すれば、色々な意味で良い補強になるかもしれない。