10人のバルセロナがダービー快勝で首位キープ《リーガエスパニョーラ》
2015.04.26 01:14 Sun
▽首位バルセロナ(勝ち点78)は25日、リーガエスパニョーラ第33節で9位エスパニョール(勝ち点42)との“バルセロナ・ダービー”に臨み、2-0で快勝した。
▽バルセロナは前節バレンシアとの上位対決をGKブラーボのPKストップなどで2-0と勝利し、2位レアル・マドリーとの2ポイント差を維持して首位をキープした。そして、4日前に行われたCL準々決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン戦を、1stレグのアドバンテージを生かしながら余裕を持った試合運びで2-0と快勝。その試合のスタメンからラキティッチとGKテル・シュテーゲンに代えてラフィーニャとGKブラーボのみを変更した。
▽フラットな[4-4-2]の陣形を自陣に形成したエスパニョールに対し、立ち上がりからバルセロナがボールを保持。ボールホルダーへの寄せが甘いエスパニョール相手にバルセロナは6分、メッシがクロスボールを入れた流れからゴール至近距離のスアレスがヘディングシュートを放ったが、GKカシージャの好守に阻まれる。
▽その後も敵陣で一方的にポゼッションしてエスパニョールを押し込むと、11分にはメッシのスルーパスに反応したネイマールがオフサイドトラップをかいくぐってダイレクトで合わせたシュートが、わずかにバーの上へ外れた。
▽それでも17分、バルセロナが押しきる。メッシのフィードをボックス左ゴールライン際のジョルディ・アルバがダイレクトで折り返し、スアレスが意表を突いてスルー。スアレスにDFが引き付けられてフリーとなっていたネイマールが、難なくゴールへ押し込んだ。
▽2点をリードしたバルセロナは、余裕を持ってハーフコートゲームを展開。40分にはスアレスのダイレクトパスをネイマールがボレーで合わせるもGKカシージャの好守に阻止され、前半を2-0で終えた。
▽選手交代なく迎えた後半、開始4分にカイセドに決定機を許したバルセロナだったが、直後の6分にネイマールがGKと一対一となるなど、主導権を渡すことはなかった。ところが54分、ジョルディ・アルバがラオス主審への抗議で立て続けにイエローカードをもらい、退場となってしまう。厳しい判定で10人となったバルセロナだったが、57分にメッシがスアレスとのワンツーで抜け出し、左ポスト直撃のシュートを放って3点目に迫る。
▽63分にもスアレスの折り返しに反応したネイマールが決定的なボレーシュートに持ち込んだバルセロナは、ラフィーニャを下げてマテューを左サイドバックに投入し、守備の枚数を整えにかかった。そして、69分のセルヒオ・ガルシアのシュートはGKブラーボがセーブして2点のリードを保つと、77分にはメッシがネイマールのお膳立てから決定機を迎え、エスパニョールをけん制。
▽試合終盤にかけても試合をコントロールするバルセロナは、86分にストゥアーニに抜け出されてフィニッシュに持ち込まれるも、GKブラーボが阻む。そして、追加タイムにモレーノがジョルディ・アルバ同様に抗議でイエローカードを立て続けに受けて退場したエスパニョールをシャットアウトしてタイムアップ。10人となったバルセロナがダービーを快勝し、首位キープに成功した。
▽バルセロナは前節バレンシアとの上位対決をGKブラーボのPKストップなどで2-0と勝利し、2位レアル・マドリーとの2ポイント差を維持して首位をキープした。そして、4日前に行われたCL準々決勝2ndレグのパリ・サンジェルマン戦を、1stレグのアドバンテージを生かしながら余裕を持った試合運びで2-0と快勝。その試合のスタメンからラキティッチとGKテル・シュテーゲンに代えてラフィーニャとGKブラーボのみを変更した。
▽フラットな[4-4-2]の陣形を自陣に形成したエスパニョールに対し、立ち上がりからバルセロナがボールを保持。ボールホルダーへの寄せが甘いエスパニョール相手にバルセロナは6分、メッシがクロスボールを入れた流れからゴール至近距離のスアレスがヘディングシュートを放ったが、GKカシージャの好守に阻まれる。
▽それでも17分、バルセロナが押しきる。メッシのフィードをボックス左ゴールライン際のジョルディ・アルバがダイレクトで折り返し、スアレスが意表を突いてスルー。スアレスにDFが引き付けられてフリーとなっていたネイマールが、難なくゴールへ押し込んだ。
▽失点を受けて前がかりとなり、ボールホルダーへの寄せが鋭くなったエスパニョールだったが、バルセロナが追加点を奪取する。25分、イニエスタの浮き球パスに抜け出したボックス右のスアレスがダイレクトで中へ折り返し、ファーサイドのメッシがうまくトラップで収めてゴールへ流し込んだ。リプレーで見るとスアレスのポジションがオフサイドだったが、ゴールは認められた。
▽2点をリードしたバルセロナは、余裕を持ってハーフコートゲームを展開。40分にはスアレスのダイレクトパスをネイマールがボレーで合わせるもGKカシージャの好守に阻止され、前半を2-0で終えた。
▽選手交代なく迎えた後半、開始4分にカイセドに決定機を許したバルセロナだったが、直後の6分にネイマールがGKと一対一となるなど、主導権を渡すことはなかった。ところが54分、ジョルディ・アルバがラオス主審への抗議で立て続けにイエローカードをもらい、退場となってしまう。厳しい判定で10人となったバルセロナだったが、57分にメッシがスアレスとのワンツーで抜け出し、左ポスト直撃のシュートを放って3点目に迫る。
▽63分にもスアレスの折り返しに反応したネイマールが決定的なボレーシュートに持ち込んだバルセロナは、ラフィーニャを下げてマテューを左サイドバックに投入し、守備の枚数を整えにかかった。そして、69分のセルヒオ・ガルシアのシュートはGKブラーボがセーブして2点のリードを保つと、77分にはメッシがネイマールのお膳立てから決定機を迎え、エスパニョールをけん制。
▽試合終盤にかけても試合をコントロールするバルセロナは、86分にストゥアーニに抜け出されてフィニッシュに持ち込まれるも、GKブラーボが阻む。そして、追加タイムにモレーノがジョルディ・アルバ同様に抗議でイエローカードを立て続けに受けて退場したエスパニョールをシャットアウトしてタイムアップ。10人となったバルセロナがダービーを快勝し、首位キープに成功した。
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