熱血アギーレ塾 帽子を叩きつけ激高!?

2014.09.08 09:00 Mon
日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)が、「熱血アギーレ塾」を公開した。就任2試合目となる親善試合ベネズエラ戦(9日、横浜国際)に向け、7日に試合会場で練習を実施。一般にも公開された中、選手のミスに対して冗談めかしつつも帽子を地面にたたき付けるなど、闘将としての顔をのぞかせた。ベネズエラ戦の先発と予想される布陣で紅白戦も披露。攻守に「アギーレ流」を注入しながら、チームづくりを進めた。
サポーターに見守られた練習で、アギーレ監督が一瞬のスキやミスを許さない厳格な闘将の姿を示した。本格的な戦術練習を行った後、紅白戦のCKの場面で、攻撃側のDF酒井高の位置取りの間違いを指摘。冗談交じりにかぶっていた帽子を地面にたたき付けた。
指揮官が酒井高に修正をうながした直後、DF長友佑都(27=インテルミラノ)が「これでいいんですか、ミステル(ミスター)?」と確認した瞬間だ。アギーレ監督は「前の練習でもやっただろう」と帽子をピシャリ。笑みを浮かべながら、すぐに拾い上げたものの、相当の迫力だった。
まさにアギーレ流のジョークだが、チームにメリハリを与える。長友も「戦術的なものなので、(指摘された内容を)僕が言うのもちょっと…。僕が言うと怒られて帽子をたたき付けられちゃうので(笑い)。帽子をたたき付けるのは初めて見ました」と話した。
「当事者」となった酒井高は「僕がいなければいけない位置にいなかったので。でも、監督は一見、大きなアクションに見えますが、選手のモチベーションを上げるのが本当にうまいと思います」と好意的。就任2試合目を前に新監督の手法が浸透し始めている。
練習後には、1人だけ靴下の色が違ったスタッフを呼び付け、胸元からイエローカードに見立てたものを取り出してかざした。「チーム一丸となって戦う」と強調するように、1日の練習初日にはスタッフの腕時計の色を自分と同色に変えさせたこともある。
戦術練習では選手に激しい指示とアクションで指導。一方で良いプレーには必ず「ムイ・ビエン(スペイン語でベリー・グッド)」と声をかけた。「これだけは許せないという部分には厳しい」(長友)。闘将率いるアギーレジャパンがまずはベネズエラ戦で就任初勝利を目指す。【菅家大輔】

提供:日刊スポーツ

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