ニュー本田、主将ことわる、得点こだわる
2014.09.06 08:00 Sat
<国際親善試合:日本0-2ウルグアイ>◇5日◇札幌ドーム
日本代表のFW本田圭佑(28=ACミラン)が、アギーレジャパンの初陣を無得点で終えた。主将として3トップの右で先発し、後半途中からは2トップに入った。1勝もできなかったW杯からの復活を目指したが、日本は強敵ウルグアイに完敗。今後はこだわり続けた司令塔や主将の地位も捨てて、得点に固執するニュー本田に生まれ変わる。
表情は穏やかでも、胸の内は晴れなかった。札幌ドーム地下にある取材エリア。本田は自らにムチを打つように、厳しい言葉を並べた。「僕自身は全然ダメ。結果を残せなかったという意味ではね。それを求めていくことで成長につながるんですから。結果そのもの、ウルグアイが勝ったということが世界との差です」。1勝もできなかったW杯から2カ月。本田の再出発は、ほろ苦いものだった。
断固たる覚悟があった。「トップ下のDNAが流れている」とまで言った司令塔としてのゲームメークを放棄。W杯で味わった屈辱を糧に時間をかけて出した結論は、得点にこだわることだった。後半4分にはドリブルで約30メートルを突破してFKを獲得。開幕弾(8月31日ラツィオ戦)を決めたACミランと同じ3トップの右で先発し、終盤からは岡崎と2トップを組んだ。前半は守備に下がってしまう場面が見られたものの「ニュー本田」として、点を取ろうと必死だった。
「W杯前と今とでは(スタイルを)変え始めている。ミランでもそうですが、結果を残さないと生き残れない。いい緊張感で自分にハッパをかけている。ただ体が覚えているので、頭を整理しないと(ゲームメークをする)クセがある」
司令塔だけでなく、主将の座も放棄するつもりだ。長谷部が故障離脱し、この日はW杯直前の6月2日コスタリカ戦以来、代表で2度目のキャプテンを務めた。日本を強くするために、チームをまとめたいという思いはある。だがそれより大事なのは、「個」を伸ばすことだ。
「主将なのに、この場(取材エリア)でしゃべらなかったらどうなんだということになる。面倒というか(主将の)義務も発生する。割と僕は自由にいきたいし、パッション(情熱)を大事にしたい。長谷部さんみたいな振る舞いはできないんでね」
W杯に続き、またしても結果は出なかった。ボール支配率は57%と優勢。シュート数も同じ8本。それでもスコアは完敗。だからこそ、進むべき道はハッキリしている。「1つだけ言うなら(敗因は)経験じゃないですか」。ブラジルの地で嫌というほど味わった世界との差。それを埋めるために、本田はこれまで以上に得点にこだわり続ける。【益子浩一】
提供:日刊スポーツ
日本代表のFW本田圭佑(28=ACミラン)が、アギーレジャパンの初陣を無得点で終えた。主将として3トップの右で先発し、後半途中からは2トップに入った。1勝もできなかったW杯からの復活を目指したが、日本は強敵ウルグアイに完敗。今後はこだわり続けた司令塔や主将の地位も捨てて、得点に固執するニュー本田に生まれ変わる。
表情は穏やかでも、胸の内は晴れなかった。札幌ドーム地下にある取材エリア。本田は自らにムチを打つように、厳しい言葉を並べた。「僕自身は全然ダメ。結果を残せなかったという意味ではね。それを求めていくことで成長につながるんですから。結果そのもの、ウルグアイが勝ったということが世界との差です」。1勝もできなかったW杯から2カ月。本田の再出発は、ほろ苦いものだった。
断固たる覚悟があった。「トップ下のDNAが流れている」とまで言った司令塔としてのゲームメークを放棄。W杯で味わった屈辱を糧に時間をかけて出した結論は、得点にこだわることだった。後半4分にはドリブルで約30メートルを突破してFKを獲得。開幕弾(8月31日ラツィオ戦)を決めたACミランと同じ3トップの右で先発し、終盤からは岡崎と2トップを組んだ。前半は守備に下がってしまう場面が見られたものの「ニュー本田」として、点を取ろうと必死だった。
「W杯前と今とでは(スタイルを)変え始めている。ミランでもそうですが、結果を残さないと生き残れない。いい緊張感で自分にハッパをかけている。ただ体が覚えているので、頭を整理しないと(ゲームメークをする)クセがある」
司令塔だけでなく、主将の座も放棄するつもりだ。長谷部が故障離脱し、この日はW杯直前の6月2日コスタリカ戦以来、代表で2度目のキャプテンを務めた。日本を強くするために、チームをまとめたいという思いはある。だがそれより大事なのは、「個」を伸ばすことだ。
「主将なのに、この場(取材エリア)でしゃべらなかったらどうなんだということになる。面倒というか(主将の)義務も発生する。割と僕は自由にいきたいし、パッション(情熱)を大事にしたい。長谷部さんみたいな振る舞いはできないんでね」
W杯に続き、またしても結果は出なかった。ボール支配率は57%と優勢。シュート数も同じ8本。それでもスコアは完敗。だからこそ、進むべき道はハッキリしている。「1つだけ言うなら(敗因は)経験じゃないですか」。ブラジルの地で嫌というほど味わった世界との差。それを埋めるために、本田はこれまで以上に得点にこだわり続ける。【益子浩一】
提供:日刊スポーツ
キリンチャレンジカップの関連記事
|
|
