長友不出場のインテル、グアリンの軽率ミスでリボルノとドロー《セリエA》
2014.04.01 06:07 Tue
▽セリエA第31節が3月31日に行われ、5位インテル(勝ち点48)は18位に沈むリボルノ(勝ち点24)とのアウェイ戦を2-2で終えた。長友は出場機会がなかった。
▽最近の2試合で1分け1敗と調子を落としているインテルが、残留を争うリボルノの本拠地であるアルマンド・ピッキに乗り込んだ一戦。前節ウディネーゼ戦で先発に復帰した長友は、左足の負傷もあってかベンチスタートとなった。一方のリボルノは、GKバルディ、エムバイェ、ベナッシ、ベルフォディルの4選手が、レンタル元との対戦で先発する。
▽試合の序盤は、両者共に積極的に前へ出ていったため、比較的オープンな展開で推移する。その中で、サイドから侵攻していったリボルノが徐々にペースを掴むと、16分にゴールへ近づく。左サイドで得たFKをエメルソンが蹴ると、クロスボールがそのままゴールマウスへ。ボールは際どいコースに飛んだが、GKハンダノビッチが冷静にパンチングで処理した。
▽前半の半ばにかけては、ポゼッションを高めていったインテルが徐々に盛り返す。27分にはエルナネスが左足での鋭いミドルシュートでゴールを狙う。しかし、このシュートは、わずかに枠の左へ外れた。さらに、36分にはエルナネスのクロスをボックス左のダンブロージオがフリーで合わせるが、GKバルディの好セーブに遭ってゴールとはならなかった。
▽2度のチャンスをモノにできなかったインテルだが、チームの中で違いを見せ続けていたブラジル代表MFのゴールで先制する。37分、リカルド・アルバレスが左サイドから上げたアーリークロスをボックス右のパラシオが中央に折り返すと、このボールを走り込んだエルナネスが押し込んだ。
▽先制したインテルは続く43分に2点目に迫る。クズマノビッチが強烈なシュートでゴールマウスを強襲したが、GKバルディのセーブに阻まれて追加点とはならなかった。それでも、アディショナルタイムには2-0とする。右からジョナタンが上げたクロスをボックス左のパラシオが巧みにボレーで合わせてネットを揺らした。
▽選手交代なしで迎えた後半も、インテルが主導権を握る。立ち上がりには、ボックス右に抜け出したパラシオが決定的なシュートを放つが、GKバルディのファインセーブに阻まれてリードを広げることはできない。
▽GKバルディの活躍で失点を最小限にとどめていたリボルノは、55分に1点差に詰め寄った。L・グレコが蹴った右CKでサインプレーを狙うと、ゴール前でうまくフリーとなったパウリーニョがニアサイドの天井へシュートを突き刺して、1-2とした。
▽ついにインテルゴールを破ったリボルノ。ディ・カルロ監督は、インテルが保有権を持つ5人目の選手となるダンカンを投入し、[3-5-2]から[4-3-3]に布陣を変更して同点弾を狙う。76分にはボックス右で仕掛けたベナッシがフアン・ジェススとの接触で倒れるも、ここはノーホイッスルでPK獲得とはならない。
▽それでも、リボルノは86分に相手のミスから同点に追いつく。途中出場のグアリンの軽率なバックパスをエメガラが拾ってゴールへ向かうと、サムエルのマークを振り切ってGKハンダノビッチの牙城を破った。
▽その後、インテルは必死に攻撃へ出るも、勝ち越しゴールは奪えず。格下を相手に痛いドローを喫した。
▽最近の2試合で1分け1敗と調子を落としているインテルが、残留を争うリボルノの本拠地であるアルマンド・ピッキに乗り込んだ一戦。前節ウディネーゼ戦で先発に復帰した長友は、左足の負傷もあってかベンチスタートとなった。一方のリボルノは、GKバルディ、エムバイェ、ベナッシ、ベルフォディルの4選手が、レンタル元との対戦で先発する。
▽試合の序盤は、両者共に積極的に前へ出ていったため、比較的オープンな展開で推移する。その中で、サイドから侵攻していったリボルノが徐々にペースを掴むと、16分にゴールへ近づく。左サイドで得たFKをエメルソンが蹴ると、クロスボールがそのままゴールマウスへ。ボールは際どいコースに飛んだが、GKハンダノビッチが冷静にパンチングで処理した。
▽前半の半ばにかけては、ポゼッションを高めていったインテルが徐々に盛り返す。27分にはエルナネスが左足での鋭いミドルシュートでゴールを狙う。しかし、このシュートは、わずかに枠の左へ外れた。さらに、36分にはエルナネスのクロスをボックス左のダンブロージオがフリーで合わせるが、GKバルディの好セーブに遭ってゴールとはならなかった。
▽2度のチャンスをモノにできなかったインテルだが、チームの中で違いを見せ続けていたブラジル代表MFのゴールで先制する。37分、リカルド・アルバレスが左サイドから上げたアーリークロスをボックス右のパラシオが中央に折り返すと、このボールを走り込んだエルナネスが押し込んだ。
▽先制したインテルは続く43分に2点目に迫る。クズマノビッチが強烈なシュートでゴールマウスを強襲したが、GKバルディのセーブに阻まれて追加点とはならなかった。それでも、アディショナルタイムには2-0とする。右からジョナタンが上げたクロスをボックス左のパラシオが巧みにボレーで合わせてネットを揺らした。
▽選手交代なしで迎えた後半も、インテルが主導権を握る。立ち上がりには、ボックス右に抜け出したパラシオが決定的なシュートを放つが、GKバルディのファインセーブに阻まれてリードを広げることはできない。
▽GKバルディの活躍で失点を最小限にとどめていたリボルノは、55分に1点差に詰め寄った。L・グレコが蹴った右CKでサインプレーを狙うと、ゴール前でうまくフリーとなったパウリーニョがニアサイドの天井へシュートを突き刺して、1-2とした。
▽ついにインテルゴールを破ったリボルノ。ディ・カルロ監督は、インテルが保有権を持つ5人目の選手となるダンカンを投入し、[3-5-2]から[4-3-3]に布陣を変更して同点弾を狙う。76分にはボックス右で仕掛けたベナッシがフアン・ジェススとの接触で倒れるも、ここはノーホイッスルでPK獲得とはならない。
▽それでも、リボルノは86分に相手のミスから同点に追いつく。途中出場のグアリンの軽率なバックパスをエメガラが拾ってゴールへ向かうと、サムエルのマークを振り切ってGKハンダノビッチの牙城を破った。
▽その後、インテルは必死に攻撃へ出るも、勝ち越しゴールは奪えず。格下を相手に痛いドローを喫した。
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