バルサ、メッシ偉業達成もセルタとドロー《リーガエスパニョーラ》
2013.03.31 04:35 Sun
30日に行われたリーガエスパニョーラ第29節、首位バルセロナは敵地バライドスでのセルタ戦を2-2のドローで終えた。
代表ウィーク明け、また4月2日にCL準々決勝1stレグのパリ・サンジェルマン戦を控える状況でビーゴに乗り込んだバルセロナ。ビラノバ監督は最終ラインにDFモントーヤ、DFピケ、DFバルトラ、DFダニエウ・アウベス、中盤にMFセスク、MFソング、MFチアゴ・アルカンタラ、ウイングにFWテージョ、FWサンチェスを配置。また、ボリビアの高地で試合をこなしたFWメッシも先発で起用した。
立ち上がりからポゼッションサッカーを展開するバルセロナだったが、セルタの堅守を前に苦戦する。29分にはMFアウグスト・フェルナンデスのクロスをピケがクリアし損ね、ボールが枠内へ。だがセルタを古巣とするGKピントがこれを弾き、こぼれ球に反応したFWパク・チュヨンのシュートも防いで失点を免れた。
難を逃れたバルセロナだが、攻めあぐねる状況は変わらず。すると38分、MFオウビーニャのパスからエリア内に侵入したMFオレジャーナに、ピントの牙城を崩された。ビハインドを負ったバルセロナは43分、メッシの浮き球からセルタの最終ラインを突破したテージョがネットを揺らし、同点として前半を終える。
後半も崩しのアイデアを欠くバルセロナ。11分にはパク・チュヨンに枠をわずかに外れるシュートを放たれ、肝を冷やした。停滞する状況を受けたバルセロナベンチは、チアゴをイニエスタ、サンチェスをビジャに代えて打開を図った。
そして28分、メッシのリーガ19試合連続得点でバルセロナが逆転に成功。左サイドのテージョにスルーパスを送り、すぐさまエリア内に侵入したアルゼンチン代表FWは、折り返されたボールをダイレクトで枠内に押し込んだ。バルセロナの背番号10は昨季のFWクリスチアーノ・ロナウドに続き、リーガの全チームから得点を記録した史上2人目の選手となった。
その後、セスクとの交代でブスケッツをピッチに立たせ、中盤でボールを落ち着かせようとしたバルセロナ。しかし終了間際、セルタに劇的な同点弾を許してしまう。ブスケッツのクリアボールを拾ったオレジャーナのクロスから、オウビーニャにネットを揺らされた。焦るバルセロナだが、セルタに守り切られて勝ち点2を逃している。
また、バジェカスでのラージョ・バジェカーノvsマラガは3-1でマラガが勝ち点3を獲得した。欧州カップ出場権を争う直接のライバルを叩いたマラガは、第24節以来の勝利で暫定5位に浮上。ラージョは9位に位置している。
過去5戦全敗と相性が悪いバジェカスでの一戦に臨んだマラガだが、MFモラレスが大車輪の活躍を披露した。冬の市場で加入したチリ代表MFはまず22分、右サイドのFKからDFヴェリグトンの先制点をお膳立て。1-1で迎えた後半10分にはCKからMFバチスタの18カ月ぶりとなるゴールを導き、41分にはミドルシュートで自ら3ゴール目を記録し、ラージョに引導を渡している。
提供:goal.com
代表ウィーク明け、また4月2日にCL準々決勝1stレグのパリ・サンジェルマン戦を控える状況でビーゴに乗り込んだバルセロナ。ビラノバ監督は最終ラインにDFモントーヤ、DFピケ、DFバルトラ、DFダニエウ・アウベス、中盤にMFセスク、MFソング、MFチアゴ・アルカンタラ、ウイングにFWテージョ、FWサンチェスを配置。また、ボリビアの高地で試合をこなしたFWメッシも先発で起用した。
立ち上がりからポゼッションサッカーを展開するバルセロナだったが、セルタの堅守を前に苦戦する。29分にはMFアウグスト・フェルナンデスのクロスをピケがクリアし損ね、ボールが枠内へ。だがセルタを古巣とするGKピントがこれを弾き、こぼれ球に反応したFWパク・チュヨンのシュートも防いで失点を免れた。
難を逃れたバルセロナだが、攻めあぐねる状況は変わらず。すると38分、MFオウビーニャのパスからエリア内に侵入したMFオレジャーナに、ピントの牙城を崩された。ビハインドを負ったバルセロナは43分、メッシの浮き球からセルタの最終ラインを突破したテージョがネットを揺らし、同点として前半を終える。
後半も崩しのアイデアを欠くバルセロナ。11分にはパク・チュヨンに枠をわずかに外れるシュートを放たれ、肝を冷やした。停滞する状況を受けたバルセロナベンチは、チアゴをイニエスタ、サンチェスをビジャに代えて打開を図った。
そして28分、メッシのリーガ19試合連続得点でバルセロナが逆転に成功。左サイドのテージョにスルーパスを送り、すぐさまエリア内に侵入したアルゼンチン代表FWは、折り返されたボールをダイレクトで枠内に押し込んだ。バルセロナの背番号10は昨季のFWクリスチアーノ・ロナウドに続き、リーガの全チームから得点を記録した史上2人目の選手となった。
その後、セスクとの交代でブスケッツをピッチに立たせ、中盤でボールを落ち着かせようとしたバルセロナ。しかし終了間際、セルタに劇的な同点弾を許してしまう。ブスケッツのクリアボールを拾ったオレジャーナのクロスから、オウビーニャにネットを揺らされた。焦るバルセロナだが、セルタに守り切られて勝ち点2を逃している。
また、バジェカスでのラージョ・バジェカーノvsマラガは3-1でマラガが勝ち点3を獲得した。欧州カップ出場権を争う直接のライバルを叩いたマラガは、第24節以来の勝利で暫定5位に浮上。ラージョは9位に位置している。
過去5戦全敗と相性が悪いバジェカスでの一戦に臨んだマラガだが、MFモラレスが大車輪の活躍を披露した。冬の市場で加入したチリ代表MFはまず22分、右サイドのFKからDFヴェリグトンの先制点をお膳立て。1-1で迎えた後半10分にはCKからMFバチスタの18カ月ぶりとなるゴールを導き、41分にはミドルシュートで自ら3ゴール目を記録し、ラージョに引導を渡している。
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