PSGがクワラツヘリア獲得へ137億円の正式オファーを提示…代理人が認める「オファーは確かに受けている」

2024.05.29 07:30 Wed
Getty Images
ナポリのジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアの代理人を務めるマムカ・ジュゲリ氏がパリ・サンジェルマン(PSG)からのオファーを認めた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
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2022年7月に移籍金1330万ユーロ(約21億6000万円)でナポリに加入したクワラツヘリア。当初は大きな期待は寄せられていなかったが、初の5大リーグ挑戦となった2022-23シーズンはセリエAで34試合に出場し12ゴール13アシストを記録。チームのスクデット獲得に大きく貢献すると、個人でもセリエA年間最優秀選手賞に輝いた。前年王者として臨むも2度の監督交代など苦戦を強いられ、10位で今シーズンを終えたナポリだが、クワラツヘリアはセリエA34試合で11ゴール8アシストと牽引していた。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、PSGは今季限りでの退団が決定しているフランス代表FWキリアン・ムバッペの後釜としてクワラツヘリアの獲得に動いており、すでに8000万ユーロ(約137億円)のオファーをナポリ側に提示したとのこと。

同紙からのインタビューを受けたクワラツヘリアの代理人を務めるジュゲリ氏は、今回の移籍報道について以下のように語った。
「サウジアラビアのクラブからの関心は事実ではないが、PSGからの興味とオファーは確かに受けている。すべてはナポリとデ・ラウレンティス会長次第だ」

「彼は今、ユーロに集中しており、グルジア初の歴史的な大舞台でいい結果を出したいと考えている。彼は他のことに気を取られたくないのだ」

なお、2027年6月まで契約の残っているクワラツヘリアに対し、ナポリは以前から契約延長の動きを見せているが、現在は500万ユーロ(約8億5000万円)の年俸を要求する選手側と金銭面で大きな隔たりがあり、交渉は停滞しているようだ。

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ナポリとのビッグマッチは渋いゴールレスドロー、ユベントス3戦連続無得点【セリエA】

セリエA第5節、ユベントスvsナポリが21日に行われ、0-0で引き分けた。 前節エンポリ戦が低調なゴールレスドローに終わり2試合連続引き分けとなったユベントスは、4日前に行われたチャンピオンズリーグ初戦ではPSV相手に3発快勝とした。新戦力たちが徐々にフィットしつつあるなか、PSV戦のスタメンからガッティに代えてサヴォーナのみを変更した。 対するナポリは前節カリアリ戦、ルカクの1ゴール2アシストの活躍で4発快勝とした。3連勝で単独2位浮上としたなか、カリアリ戦のスタメンから2選手を変更。マクトミネイが初先発を飾り、これまでの3バックから4バックに変更、[4-3-3]で臨んだ。 ユベントスOBのスキラッチ氏への黙祷が捧げられて迎えたキックオフ、立ち上がりの主導権争いを経てユベントスが押し込む流れで推移した。 ただシュートには持ち込めずにいると、ナポリが29分に好機。ショートカウンターの流れからマクトミネイが強烈なミドルでGKディ・グレゴリオを強襲した。 その後、ナポリ守護神メレトが負傷交代となったなか、追加タイムにはポリターノのFKが直接ゴールに向かったが、GKディ・グレゴリオの好守に阻まれ、ゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、ヴラホビッチに代えて最前線にウェアを投入したユベントスが引き続き押し込む流れで立ち上がったなか、55分にナポリはポリターノが際どいカットインシュートを浴びせた。 後半半ば以降もポゼッションはユベントスが握ったなか、ナポリは72分に3トップを総とっかえとした。 終盤にかけては互いに決め手を欠いてゴールレス決着。勝ち点1を分け合っている。 ユベントス 0-0 ナポリ 2024.09.22 03:02 Sun

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