「いつ戻ってくるかはまだわからない」主砲ヴラホビッチも起用不可…負傷者多数でのミラン戦にユベントス指揮官「全員がより多くのものを」

2024.11.22 22:30 Fri
代表戦で負傷したヴラホビッチ
Getty Images
代表戦で負傷したヴラホビッチ
ユベントスチアゴ・モッタ監督が負傷者の状況について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

現在セリエAで6位のユベントス。インターナショナルマッチウィーク明けに行われる23日の第13節では7位ミランとのビッグマッチに臨む。

モッタ監督は試合前会見でケガ人についてコメント。コロンビア代表に招集されながら左ヒザに重傷を負ったDFフアン・カバルに加え、セルビア代表の試合で負傷したFWドゥシャン・ヴラホビッチが起用不可だと明かしている。
「私の選手には皆それぞれ違った特徴があり、さまざまな選択肢や解決策を与えてくれる。明日はそれを見ることになる」

「ヴラホビッチは(グレイソン・)ブレーメル、(アルカディウシュ・)ミリク、ニコ(ニコラス・ゴンサレス)、ドウグラス・ルイス、カバル、ヴァシリイェ・アジッチらと同様、チームに加わることはまずないだろう。他の選手は全員最初か、途中から起用できるはずだ」
また、27日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のアストン・ビラ戦にヴラホビッチが間に合うかについては、「いつ戻ってくるかはまだわからない」と指揮官。主砲抜きでの大一番が続く可能性もあるようだ。

「明日は間違いなくいない。私は選手全員を信頼しているし、彼らは何をしなければならないかわかっている。必ずやってくれると信じている。守備と攻撃の両方でだ。これは義務であり、選択肢はないと全員が理解している」

さらに、モッタ監督は苦しい状況での戦い方にも言及。ケガ人の穴を全員で埋めなければならないと主張した。

「ケガも試合の一部だし、今度はドゥシャンの番だ。全員で守り、全員で攻撃する。ミランは準備万端の監督のもとチームとしてとても強い。彼らではなく我々にとって都合の良い流れに持ち込まなければならない」

「全員がもっと何かを見せなければならない試合だ。我々はカバルも失ってしまった。とても残念だ。ブレーメルの時と同様、この不在を目立たせないように、全員がより多くのものを見せなければならないだろう」

チアゴ・モッタの関連記事

ユベントスのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスが14日に行われるセリエA第16節ヴェネツィア戦で復帰するようだ。ユベントスを率いるチアゴ・モッタ監督が明かしている。 ニコラス・ゴンサレスは10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のライプツィヒ戦で右太ももを負傷し、公式戦13試合を欠場していた。 2024.12.14 11:45 Sat
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節マンチェスター・シティ戦を振り返った。 ユベントスは勝ち点8で並ぶシティをホームに迎えた中、粘り強い守備で応戦。守勢の展開ながら後半にFWドゥシャン・ヴラホビッチ、MFウェストン・マッケニーのゴールでシャットアウト勝利 2024.12.12 08:30 Thu
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、またもやドローに終わった試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 公式戦3戦連続ドローのユベントスは、7日に行われたセリエA第15節でボローニャと対戦。前半は守勢を強いられると、先制点を奪われハーフタイムへ。後半も立ち上がり早々に追加点を許したが、そこからチームは反撃に転 2024.12.08 10:25 Sun
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのドローに一定の満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 ユベントスは27日に敵地で行われたCLリーグフェーズ第5節でアストン・ビラと対戦。負傷者続出中のチームは前半からボールを握るも、好機を作るまでには至らずハーフタイムへ。後半はフランシスコ 2024.11.28 10:20 Thu
ユベントスのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルスは極限の状態で大一番を戦っていたようだ。 23日、セリエA第13節のミランとのビッグマッチをゴールレスドローで終えたユベントス。ケガ人が多発するなか、主砲のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチも欠場し、ベンチ入りメンバーもままならなかった。 チアゴ・モ 2024.11.25 22:20 Mon

ユベントスの関連記事

ユベントスがフェイノールトのスロバキア代表DFダビド・ハンツコ(27)の獲得に迫っているようだ。 ブラジル代表DFグレイソン・ブレーメルやコロンビア代表DFフアン・カバルが長期離脱しているユベントス。1月の最終ライン補強が予想されている。 ターゲットに浮上しているのが、日本代表FW上田綺世のチームメイトであ 2024.12.14 17:20 Sat
ユベントスのアルゼンチン代表FWニコラス・ゴンサレスが14日に行われるセリエA第16節ヴェネツィア戦で復帰するようだ。ユベントスを率いるチアゴ・モッタ監督が明かしている。 ニコラス・ゴンサレスは10月2日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のライプツィヒ戦で右太ももを負傷し、公式戦13試合を欠場していた。 2024.12.14 11:45 Sat
ユベントスは13日、Next Genのイタリア人MFアウグスト・オウス(19)と2027年6月まで契約延長したことを発表した。 ガーナとの二重国籍を持つセントラルMFのオウスは、2012年からユベントスの下部組織に在籍。順調にステップアップし、今季はU-23チームであるNext GenでセリエC12試合に出場して 2024.12.14 09:30 Sat
ユベントスにポルトからレンタル移籍で加入中のポルトガル代表FWフランシスコ・コンセイソン(21)の去就についてクリスティアーノ・ジュントリSDがイタリア『スカイ』にコメントした。 今季、レンタル料700万ユーロでユベントスに加入したコンセイソン。FWニコラス・ゴンサレスの負傷もあって徐々に出場機会を増やすと、持ち 2024.12.12 11:00 Thu
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、0-2で敗れたユベントス戦を振り返った。 勝ち点8で並ぶユベントスとのアウェイ戦。試合を通してアタッキングサードでプレーを続けたシティだったが、決定機は前半終盤のFWアーリング・ハーランドが迎 2024.12.12 09:30 Thu

セリエAの関連記事

記事をさがす

チアゴ・モッタの人気記事ランキング

1

プラン完遂でシティ撃破のユベントス、モッタ監督は「頭を使えた」と称賛

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節マンチェスター・シティ戦を振り返った。 ユベントスは勝ち点8で並ぶシティをホームに迎えた中、粘り強い守備で応戦。守勢の展開ながら後半にFWドゥシャン・ヴラホビッチ、MFウェストン・マッケニーのゴールでシャットアウト勝利とし、CL4戦ぶりの白星を飾って14位に浮上した。 モッタ監督は選手たちがプラン通りに試合を運んだことを明かし、勝利を喜んだ。 「我々は心と魂を込めてプレーしたが、気持ちの面以外で頭を使うことができた。試合前、いつもの試合より深い位置で守備をしなければならないと伝えていたが、選手たちはやり遂げてくれた。攻撃も一丸となって適切なタイミングで攻撃をすることができた。勝利に値する試合だった。選手たちはよくやったし、途中出場の選手たちは助けを必要としていたスタメンの選手たちに力強く手を差し伸べてくれた」 また、トップ下の位置で守備面での貢献が光ったMFトゥン・コープマイネルスにも触れた。 「クープを外すのは難しい。なぜなら彼はいつプレスをかけるべきか、ブロックを作るべきかという指揮をピッチ内で執ってくれるからだ」 そして負傷明けで途中出場から値千金の追加点を挙げたマッケニーについては「ウェストンは何でもできる。高いテクニックと走力、正確な判断力を併せ持っている。試合中、様々な選択肢を与えてくれるから彼のような選手がいることは幸運だよ」と称賛した。 4戦ぶりの勝利でトップ8入りも見えてきたユベントスはリーグフェイズ残り2試合、クラブ・ブルージュ、ベンフィカと対戦する。 2024.12.12 08:30 Thu
2

今季セリエAで9度目ドローのユベントス…モッタ監督は2点差追いついたチーム称えるも「パフォーマンスと結果には満足していない」

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、またもやドローに終わった試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。 公式戦3戦連続ドローのユベントスは、7日に行われたセリエA第15節でボローニャと対戦。前半は守勢を強いられると、先制点を奪われハーフタイムへ。後半も立ち上がり早々に追加点を許したが、そこからチームは反撃に転じるとトゥン・コープマイネルスのゴールで1点を返して迎えた後半アディショナルタイム、サミュエル・バングーラが見事なコントロールシュートを突き刺し2-2のドローで終えた。 これで公式戦4試合連続ドロー、セリエAではすでに9度目のドローとなったユベントス。後半に退席処分となっていたモッタ監督は試合を振り返り、2点差を追いついたこと自体は満足しつつも結果自体は改善する必要があると語っている。 「2点のリードを許した後で、チームが見せた反応はポジティブな側面だったと思う。選手たちは素晴らしいハートを見せて、この試合を引き分けに持ち込んだ。とはいえ、パフォーマンスと結果に満足していないのは確かだ。引き分けは望んでいない結果だった」 「我々はレベルを上げるため努力し続けなければならない。そしてそれは私の責任だ。ボローニャのプレスを破れず、攻撃でオーバーロードをうまく活かせていなかった」 「コープマイネルスは加入以来ずっと良いプレーを見せており、今日もそれを示していた。今日得点したことは、彼のプレーの一部に過ぎない。彼は攻撃し、守り、チャンスを作り、チームメイトを助ける選手だ。バングーラも良いプレーをしていた。ゴール以外に、サイドでも大いに貢献したと思う」 2024.12.08 10:25 Sun
3

負傷者多数のユベントス、ミラン戦はコープマイネルスが38度近くの熱でプレー?

ユベントスのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルスは極限の状態で大一番を戦っていたようだ。 23日、セリエA第13節のミランとのビッグマッチをゴールレスドローで終えたユベントス。ケガ人が多発するなか、主砲のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチも欠場し、ベンチ入りメンバーもままならなかった。 チアゴ・モッタ監督はアメリカ代表MFウェストン・マッケニーとコープマイネルスを前線中央で起用。チャンスの少ない膠着した試合を打ち破ることはできなかった。 フル出場したコープマイネルスだが、イタリア『トゥット・スポルト』によると、38度近い熱を出しながらプレー。コンディションが悪くても離脱者に悩むチームを助けたいと考えたようだ。 ユベントスは27日、チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節でアストン・ビラと対戦。中3日で再びの大一番となるが、コープマイネルスにはコンディションの回復が望まれる。 <span class="paragraph-title">【動画】緊張感漂った一戦はゴールレスドロー…ミランvsユベントス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="9jjZsmRFMmo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.25 22:20 Mon
4

「重要なポイントを持ち帰れた」負傷者続出のユベントスはCL2試合連続ドロー、モッタ監督「相手にほとんどチャンスを与えなかった」

ユベントスのチアゴ・モッタ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)でのドローに一定の満足感を示した。クラブ公式サイトが伝えている。 ユベントスは27日に敵地で行われたCLリーグフェーズ第5節でアストン・ビラと対戦。負傷者続出中のチームは前半からボールを握るも、好機を作るまでには至らずハーフタイムへ。後半はフランシスコ・コンセイソンにビッグチャンスが訪れるも、相手GKのビッグセーブで得点ならず。アディショナルタイムには痛恨の失点を許したかに思われたが、VARによって取り消しとなり0-0で試合を終えた。 CLでは2試合連続ドローとなったモッタ監督は、結果に一定の満足感を示しつつ残る3試合で勝利を得る必要性を語っている。 「アストン・ビラのような速くて危険なチームとの試合で、我々は重要なポイントを持ち帰ることができた。バランス良くプレーしていたし、相手にほとんどチャンスを与えなかったと思う。ただ、相手の強みを活かしたくないばかりに、ほとんどチャンスを作れなかったのは事実だ」 「フランシスコ・コンセイソンのチャンスは良かったが、それを活かせず残念だ。コープマイネルス?彼はチームの重要なメンバーだ。ライン間の役割を果たすのは難しいが、非常に多才な選手だと思う」 「今、CLでは重要な3試合が控えている。我々はすべての部門でアイデンティティを維持しながら、すべての試合に勝ちたいと思っている」 <span class="paragraph-title">【動画】満身創痍のユベントスはCL2試合連続ドロー</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/48Bj1L5PxGI?si=cxJhAfExLGmXZqfR" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.11.28 10:20 Thu
5

ユベントス、今季セリエA開幕節で鮮烈デビューの逸材バングーラと新契約締結

ユベントスは26日、U-21ベルギー代表FWサミュエル・バングーラ(20)との契約を2028年6月30日まで延長したことを発表した。 ベルギー生まれでクラブ・ブルージュ、アンデルレヒトの下部組織で育ったバングーラは2020年にユベントスの下部組織に加入。以降はプリマヴェーラ、セリエCに所属するリザーブチームのユベントスNext Genの主力として活躍した。 さらに、チアゴ・モッタ新監督がファーストチームの新指揮官に就任すると、チームの前線の補強の遅れやプレシーズンの好アピールによって昇格を果たし、セリエA開幕節のコモ戦でファーストチームデビュー。そのデビュー戦で1ゴール1アシストの鮮烈なデビューを飾ると、翌節のエラス・ヴェローナ戦でも2アシストを記録。ここまでセリエA4試合1ゴール3アシストの数字を残している。 左ウイングを主戦場とする179cmのアタッカーはスピードとテクニックに優れる右利きアタッカーで、鋭いカットインからのシュートが得意の形。まだまだ粗削りではあるものの、アタッキングサードでの精度や判断にもセンスを感じさせる大器だ。 2024.09.27 07:30 Fri

ユベントスの人気記事ランキング

1

最終ライン補強へユベントス主将に関心寄せるナポリ…来年1月の現実的な選択肢はアルバニア代表DFか

ナポリが1月に獲得するセンターバックとは。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 ここのところ、アントニオ・コンテ監督の古巣であるユベントスで主将を担うブラジル代表DFダニーロ(33)への関心が伝えられるナポリ。 どうやら関心は事実とされるが、取材対応で本件を問われたユベントスの“元ナポリ”クリスティアーノ・ジュントリSDは「キャプテンを1月に売るはずがない。むしろ(センターバックを)補強する側だ」と売却を完全否定する。 ナポリのコンテ監督としては、既存のセンターバック(CB)である2枚、元ブラジル代表DFファン・ジェズス(33)とU-21スペイン代表DFラファ・マリン(22)を信頼していない模様。1月の移籍市場に向けて声高な要望こそせずも、CBを補強したい思惑なのは間違いないという。 最も現実的な選択肢は、一時期ユベントスからの関心も報じられた、エンポリのアルバニア代表DFアルディアン・イスマイリ(28)か。クラブ間合意までの道筋は立っているようで、いわば“ポールポジション”とのことだ。 ダニーロについては、やはり1月の獲得はユベントス側の台所事情から到底考えられず、来夏のフリートランスファー獲得なら可能性アリか。少なくともリストアップは続ける模様だ。 2024.12.09 22:15 Mon
2

公式戦ここ10試合で7敗のシティ、グアルディオラ監督は「正しいテンポでプレーした」と前を向く

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が11日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、0-2で敗れたユベントス戦を振り返った。 勝ち点8で並ぶユベントスとのアウェイ戦。試合を通してアタッキングサードでプレーを続けたシティだったが、決定機は前半終盤のFWアーリング・ハーランドが迎えたシーンくらいでユベントスの堅守の前に苦戦を強いられた。 それでもグアルディオラ監督は試合内容に悲観はしていない。 「プレミアリーグの試合に比べるとチャンスは少なかったが、決定機を決めることが必要だった。結果を受け入れなければならないが、スタイルを貫き続けることが必要だ。我々は正しいテンポでプレーしたし、ゴールはとても近かったと思う」 公式戦ここ10試合で7敗と負けが込んでいる状況だが、グアルディオラ監督は「我々のプレースタイルは変わらない。このスタイルでイングランドや欧州でこれまで結果を残してきた。このプレースタイルが我々を救うことになる。負けが込んでいるが、この状況がいずれ我々を今後強くする糧となるだろう」と前を向いた。 22位に後退したシティは1月22日に行われる次節、パリ・サンジェルマンとのラウンド16プレーオフ進出を懸けた大一番に臨む。 2024.12.12 09:30 Thu
3

堅守ユベントスがシティをシャットアウト、CL4戦ぶり勝利で14位に浮上【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第6節、ユベントスvsマンチェスター・シティが11日に行われ、2-0でユベントスが勝利した。 勝ち点8で並ぶ19位ユベントスと17位シティの一戦。 ユベントスは前節アストン・ビラ戦、敵地での試合をゴールレスドローに持ち込んだ。CLでは3戦勝ちなしの足踏みとなり、セリエAでも辛くも引き分けに持ち込む試合が続いてる中、直近のボローニャ戦のスタメンから4選手を変更。ユルドゥズ、テュラム、サヴォーナ、GKディ・グレゴリオが先発に戻った。 一方、シティは前節フェイエノールト戦、3点差を追いつかれる失態を演じた。そして、直後のリバプール戦を完敗して公式戦7試合勝利なしという泥沼にハマったが、その後のノッティンガム・フォレスト戦で久々の勝利。直近のクリスタル・パレス戦では2-2のドローとまだまだ復調していない様子の中、パレス戦のスタメンから3選手を変更。GKエデルソンが先発に戻り、フォレスト戦同様に[4-1-4-1]を採用した。 シティがボールを持つ展開で推移した中、集中した守備で応戦するユベントスは20分、ユルドゥズが際どいミドルシュートで牽制。 前半半ば以降もシティが押し込み、ボックス左のポケットをドク、グリーリッシュらが狙って打開を図った。すると40分、シティに決定機。デ・ブライネのスルーパスに抜け出したハーランドがGKと一対一に。しかしディ・グレゴリオのビッグセーブに阻まれた。 ゴールレスで迎えた後半、ユベントスが53分に均衡を破る。流れの中で上がっていったガッティのボレーはGKエデルソンの正面を突いたものの、二次攻撃の流れからユルドゥズのクロスをヴラホビッチがヘッド。GKエデルソンに反応されるもわずかにゴールラインを割って先制となった。 前がかるシティは68分、ギュンドアンのコントロールシュートが枠を捉えたが、GKディ・グレゴリオの好守に阻まれると、75分にユベントスに追加点。 ロングカウンターの流れからマッケニーが右サイドへ展開。ウェアのクロスをマッケニーがボレーで蹴り込んだ。6分前に投入された途中出場2選手の活躍でリードを広げたユベントスは終盤にかけても集中した守備でシティに隙を与えず。 シャットアウト勝利で大一番を制し、14位に浮上している。一方、敗れたシティは22位に後退した。 ユベントス 2-0 マンチェスター・C 【ユベントス】 ドゥシャン・ヴラホビッチ(後8) ウェストン・マッケニー(後30) 2024.12.12 07:04 Thu
4

財政問題で揺れるリヨンに見切り? タグリアフィコがユベントスと接触中、来年1月に格安で移籍可能の見通し

アルゼンチン代表DFニコラス・タグリアフィコ(32)が所属するリヨンに見切り? ユベントスへ自らコンタクトを取ったという。 まず、リヨンについて。 フランス国内の覇権を失って久しいリヨンは先日、財政問題により「暫定的なリーグ・ドゥ(フランス2部)降格」「補強禁止」という厳しい処分を科されることに。5億800万ユーロ(約826億円)の負債を抱えていると伝えられる。 オーナー陣は系列クラブであるクリスタル・パレスの株式売却、リヨン選手の売却などによる資金調達を監査委員会へプレゼン。しかし、経営安定への具体性を欠くとして、上述のペナルティを突きつけられた格好だ。 このような状況下、リヨンに見切りをつけたとみられるのがタグリアフィコ。契約は今季までとなっており、このたびユベントスに逆オファーをかけたのだという。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』いわく、タグリアフィコは自身が来年1月に格安で移籍可能と踏んだのか、代理人経由でユーベへ逆オファー。先方の反応は良好だという。 市場価値は800万ユーロ(約12.9億円)ながら、リヨンの帳簿と契約状況を照らし合わせば、現実的な移籍金は最大500万ユーロ(約8.1億円)。リヨンとしては「売れる時に売っておく」しかない財務状況とされる。 ユーベがタグリアフィコを獲るメリットは、イタリア系の同選手は“自国民”であるということ。EU枠を心配する必要はない。 タグリアフィコはアヤックス時代にCL4強などを経験し、22-23シーズンからリヨンへ。欧州5大リーグ歴がない一方、アルゼンチン代表では左サイドバックの1番手を長年担い、カタールW杯優勝も経験している。 今季はケガで出遅れるも、復帰後の状態に問題なし。172cmと上背はないが、フィジカルが強いことで知られ、チーム状況に応じて3バックなら3枚の左を担うことも苦にしない。 2024.11.21 20:20 Thu
5

「正しいテンポで進められていない」復調目指すシティはユベントスとの大一番、グアルディオラ監督「シンプルなことへの自信を取り戻す」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が大一番に向けてコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。 公式戦7試合未勝利の泥沼からは脱したシティ。しかし、7日に行われたプレミアリーグ第15節のクリスタル・パレス戦をドローで終え、久々の連勝はならなかった。 11日にはチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第6節、ユベントス戦。アウェイで強豪と対戦するグアルディオラ監督は、試合前会見でチーム状態について語った。 「攻撃が速すぎて、正しいテンポで物事を進められていない。そのため、どのチームも我々より優れている」 「我々を救うのは自分たちのプレースタイルだ。こうなっているのは、我々がプレーすべきやり方でプレーしなかった結果だ」 「やるべきことはシンプルだ。我々の強みはボールプレーだ。それが成功の理由だ。ボールを持っていない時は必死に走るが、ボールを持っている時は信じられないほど忍耐強くなる。相手を走らせ続ける」 「ボールを奪ったり、パスをしたりといったシンプルなことへの自信を取り戻す必要がある。シンプルなプレーをよりうまくこなし、自信を取り戻す」 「何千本、何百万本ものパスを通せば自信がつき、それが自分たちをあるべき姿にしてくれる。先月のような状況でそれができるかどうかはわかっている」 また、CL決勝トーナメント進出にも言及。リーグフェーズ第5節終了時点で36チーム中18位と、ストレートで突破できる8位以内は遠い状況。とにかく勝ち点が必要だと主張した。 「今は(順位表のことは)考えていない。ここ7、8試合を見れば我々はそのポジションにないし、複数の試合で勝つことについては語れない」 「とりわけフェイエノールト戦では勝てなかったし、インテルとの初戦では勝利を目指したが引き分けだった。4ポイントを失ったし、これからはトリノとパリでの2つの難しい試合、そしてホームでのブルージュが待っている。予選通過のためにはポイントを取らなければならないが、どうなるかはわからない」 さらに、選手のコンディションにも触れたグアルディオラ監督。遠征メンバー入りしたイングランド代表MFフィル・フォーデンとクロアチア代表MFマテオ・コバチッチ、直近のクリスタル・パレス戦を欠場したスイス代表DFマヌエル・アカンジ、オランダ代表DFナタン・アケについて語った。 「コバ(コバチッチ)は数分間プレーするかもしれないが、そうは(準備万端とは)思わない」 「だが、彼ら(フォーデンとコバチッチ)がチームにいて、トレーニングセッションに参加し、一緒に遠征するのは嬉しいことだ」 「(アカンジとアケについては)わからない。ナタンはマヌより長くなるだろうが、(離脱期間が)どれだけ長くなるはわからない」 「(課題は)先月と同じだ。何も変わらない」 2024.12.11 19:49 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly