トッテナムが構想外MFエンドンベレと契約解除…公式戦91試合10ゴール

2024.06.13 00:10 Thu
トッテナムと契約解除となったエンドンベレ
Getty Images
トッテナムと契約解除となったエンドンベレ
トッテナムは12日、元フランス代表MFタンギ・エンドンベレ(27)との契約解除を発表した。双方合意の上での解除となり、6月30日でチームを去ることとなる。
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2017年夏にリヨンから総額7000万ユーロ(約118億3000万円)の移籍金で加入したエンドンベレだったが、体調管理を含めプロフェッショナリズムを著しく欠く振る舞いによって構想外となった。以降は古巣リヨン、ナポリ、ガラタサライへのレンタル移籍を繰り返し、ナポリ、ガラタサライでは相手クラブに買い取りオプションの権利も与えられていたが、完全移籍には至らず。保有元のトッテナムに復帰することになった。
トッテナムとエンドンベレの契約は2025年まで残っているが、クラブに居場所はなく今夏の移籍市場では再レンタル、あるいは完全移籍での放出が選択肢としてあるが、契約解除でフリーになることが選択された。

トッテナムでは公式戦91試合に出場し10ゴールに終わった。2023-24シーズンはガラタサライでスュペル・リグ19試合に出場し1アシスト。公式戦でも26試合で1アシストだった。

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【プレミアリーグ第5節プレビュー】シーズン序盤の頂上決戦! 初勝利目指す鎌田がユナイテッドと激突

先週末に行われた第4節ではマンチェスター・シティが唯一の開幕4連勝を飾った一方、ホームで格下相手に敗れたリバプールの連勝がストップ。後続ではノースロンドン・ダービーを制したアーセナル、連勝のニューカッスルが勝ち点2差で絶対的王者を2ポイント差で追走している。 チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズが開幕し、来週にはヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズも開幕を迎えるなかで開催される第5節。 今節は2シーズン連続で熾烈なタイトルレースを繰り広げるマンチェスター・シティとアーセナルの頂上決戦が最注目カードだ。 絶好調のエースFWハーランドの2ゴールの活躍によってブレントフォードに2-1の逆転勝ちを収めて開幕4連勝を達成したシティ。ただ、ミッドウィーク開催のCLではインテルとのホームゲームで試合をコントロールしながらも相手の堅守に手を焼いてゴールレスドロー。今季初の無得点と共に白星スタートを逃した。また、同試合ではMFデ・ブライネが軽傷を負い、試合に絡める可能性は残されているが、今回の大一番に向けて不安材料となっている。 対するアーセナルは前節、MFライスのサスペンションにMFウーデゴール、DFジンチェンコ、MFメリーノ、DFカラフィオーリら複数のメンバーを欠く中でトッテナムとのダービーに臨むも、DFガブリエウがセットプレーで挙げた虎の子の1点を見事な堅守で守り抜いて1-0の勝利。重要なアウェイ3連戦の初戦を勝負強く勝ち切った。しかし、ウーデゴールの長期離脱が明かされたなかで臨んだCLアタランタ戦では守護神ラヤのPKストップを含む圧巻の連続セーブで最低限のゴールレスドローに持ち込んだものの、相手の強度の高いマンツーマン守備に苦戦。攻撃面の停滞と共に激しい消耗を強いられ、中2日での大一番を迎えることになった。 そのライバル2チームの取りこぼしを期待しつつ、バウンスバックの白星奪還を図るリバプールは、前節チェルシーを苦しめた曲者ボーンマスとのホームゲームに臨む。前節はインターナショナルマッチウィーク明け初戦特有の難しさに加え、完璧なゲームプランを遂行したノッティンガム・フォレストにロングカウンター一発で屈し、要塞アンフィールドで今季初黒星を喫した新生レッズ。それでも、直近のCLではミラン相手に立ち上がりに先制点を奪われる難しい展開を強いられたが、以降は攻守両面で相手を圧倒。DFコナテとDFファン・ダイクのセンターバックコンビの2ゴールで試合を引っくり返し、敵地で3-1の逆転勝利。しっかりとリバウンドメンタリティを示した。ターンオーバーを嫌うスロット監督の志向もあり、プレー強度が高いチェリーズ相手にコンディション面が唯一の懸念材料とはなるが、ミラン戦のようなパフォーマンスができれば、フォレスト戦と同じ轍を踏む可能性は低い。なお、MF遠藤航は引き続きベンチスタートが濃厚だ。 ウォルバーハンプトン相手に2-1の逆転勝利を収め、3勝1分けの好スタートを切ったニューカッスルはフルアムと対戦。UEFAコンペティション出場を逃したものの、昨季と同水準の選手層を誇るチームは中盤、前線を中心にタイプが異なる多士済々のタレントを揃えており、簡単には崩れない安定感を見せており、この試合で3連勝の可能性は高いか。 MF鎌田大地を擁するクリスタル・パレスは待望の今季初勝利を目指してマンチェスター・ユナイテッドをホームで迎え撃つ。昨季終盤の快進撃によって躍進が期待された今季だが、ここまでは2分け2敗と苦戦。レスター・シティとの前節は昇格組相手に土壇場で2点差を追いついてドローに持ち込むのが精いっぱいだった。そのなかで途中出場で流れを変えた鎌田は直近のEFLカップのQPR戦でMFエゼの決勝点をアシストするなど良い状態を維持しており、リーグ初勝利を懸けた強豪との一戦ではスタートからの起用を期待したい。また、火力不足の攻撃では前節2ゴールのFWマテタと共にQPR戦で加入後初ゴールを挙げたFWエンケティアの活躍に注目だ。 対するユナイテッドは前々節のリバプール戦の大敗でテン・ハグ監督の去就が騒がしくなったが、前節のサウサンプトン戦では守護神オナナのPKストップで流れを引き寄せると、DFデ・リフトの初ゴールにFWラッシュフォードの久々のゴールなどで3-0の快勝。続くEFLカップではバーンズリー相手にラッシュフォード、FWガルナチョ、MFエリクセンの2ゴール共演で7-0の圧勝。きっちりバウンスバックを果たした。FWホイルンド、MFマウントも戦列復帰となるパレス戦では今季初のリーグ連勝を狙う。 前節、ボーンマスにしぶとく1-0と勝ち切ったチェルシーはウェストハムとのロンドン・ダービーで今季初の連勝を狙う。チェリーズ戦はボールこそ握ったものの守勢を強いられた中、守護神ロベルト・サンチェスのPKストップを含む再三好守に、途中出場のFWエンクンクの土壇場ゴールで勝ち切ったマレスカのチーム。引き続き右サイドバックを中心に離脱者も出ている中、開幕スロースタートもタレントが揃う難敵ハマーズ相手にしっかりとしたパフォーマンスを見せられるか。 MF三笘薫を擁するブライトンはリバプール撃破で勢いに乗るノッティンガム・フォレスト相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。前節は昇格組イプスウィッチ・タウン相手に主導権を握りながらも、三笘らが決定機を逃すなどアタッキングサードの精度を欠いて痛恨のゴールレスドロー。アーセナル戦に続く2試合連続ドローとなった。直近のEFLカップではウォルバーハンプトン相手に三笘ら主力を温存し、DFカディオグルの加入後初ゴールなどで3-2と競り勝ったが、内容面では課題を残している。ソリッドな守備が印象的なフォレスト攻略に向けては三笘らアタッカー陣の奮起が求められるところだ。 ニューカッスル、アーセナル相手の連敗で厳しい序盤戦を過ごすトッテナムはシティ相手に善戦した曲者ブレントフォード相手に3試合ぶりのリーグ白星を目指す。開幕からの4試合では常にボールの主導権を握り、チャンスの数でも相手を上回るものの、型にこだわりすぎる崩しの問題や決定力の悪さ、耐えるべきところで耐え切れない勝負弱さによって勝ち点を取りこぼす試合が続く。直近のEFLカップでは大幅なターンオーバーを敢行した末、2部のコヴェントリー・シティ相手に大苦戦。後半終盤のDFスペンス、FWブレナン・ジョンソンの連続ゴールで何とか2-1の逆転突破を決める体たらくだった。ポステコグルー監督は低調な内容の中での勝利への執念を評価したが、その泥臭い勝利をきっかけに浮上のきっかけを掴めるか。 DF菅原由勢を擁するサウサンプトンは開幕4戦全敗と泥沼の状況が続く中、イプスウィッチとの昇格組対決で初勝利を目指す。4バックへのシステム変更によって、より持ち味を活かしやすい状況となった日本代表DFはPK戦の末に勝ち上がったEFLカップのエバートン戦では完全休養を与えられており、スタメン復帰となるこの一戦でチームを勝利に導く活躍を期待したい。 その他では今季もトップ4争いにがっちりと絡みそうな好調アストン・ビラと初勝利を目指すウォルバーハンプトンの一戦。セインツと同様に開幕全敗のエバートンとプレミア復帰後初勝利狙うレスターの直接対決が行われる。 《プレミアリーグ第5節》 ▽9/21(土) 《20:30》 ウェストハム vs チェルシー 《23:00》 アストン・ビラ vs ウォルバーハンプトン フルアム vs ニューカッスル レスター・シティ vs エバートン リバプール vs ボーンマス サウサンプトン vs イプスウィッチ トッテナム vs ブレントフォード 《25:30》 クリスタル・パレス vs マンチェスター・ユナイテッド ▽9/22(日) 《22:00》 ブライトン vs ノッティンガム・フォレスト 《24:30》 マンチェスター・シティ vs アーセナル 2024.09.21 12:00 Sat

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