リバプール退任のクロップがオーナーに感謝、一方で解任連発のチェルシー上層部をチクリ「彼らが上にいたら私は1年も生き残れなかった」

2024.05.29 13:50 Wed
ユルゲン・クロップ監督は信頼し続けてくれたリバプール上層部に感謝
Getty Images
ユルゲン・クロップ監督は信頼し続けてくれたリバプール上層部に感謝
リバプールを退任したユルゲン・クロップ監督は、他クラブと比較して忍耐強さを持っていたオーナーへの感謝を口にした。イギリス『ガーディアン』が伝えている。
PR
クロップ監督は2015年にリバプールの指揮官に就任すると、9シーズンにわたってチームを指揮。低迷するチームを立て直し多くのタイトルを獲得してきたが、今年1月にエネルギーの枯渇を理由に退任を表明した。19日に行われたプレミアリーグ最終節でリバプールラストマッチを迎え、選手やスタッフ、多くのファンに惜しまれながらアンフィールドを去ったクロップ監督。その熱狂も冷めやらぬ28日には、リバプール市内のM&Sバンクアリーナで送別会が開催され、およそ11000人のファンが集まった。
その中で行われた質疑応答にて、クロップ監督は自身を信頼してくれたオーナー陣への感謝を表明。一方で、トッド・ベーリー会長の下で指揮官解任をくり返すチェルシーには、批判的な姿勢を見せている。

「リバプールが無限の資金を持つクラブであることを想像できるだろうか?例えば、キリアン・ムバッペジュード・ベリンガムアーリング・ハーランドがこのクラブに来たとしよう。それはもう我々ではない。そうしたスタイルは合わないのだ。我々はリバプール流のやり方で、タイトルを勝ち取った。我々は難しい話し合いを重ねてきたし、同時期に他クラブは同じことをしていなかった」
「我々は新しいスタンドを2つ建て、新しい練習場を作り、(旧練習場の)メルウッドを買い戻した。まぁ、そもそもメルウッド売却自体が良くないアイデアだったとも思うがね。ただ、オーナーはオーナーのやりたいことをやるし、お金を稼ぎたいんだ。そしてもちろん、彼らは稼いでいるだけではなく、何かに投資もしている」

「こうしたオーナーがいてくれることを、我々は幸せに思うべきだろう。ロンドンのクラブ(チェルシー)を買収した人たちではなくね。もし、チェルシーを買収した人間が上にいたら、私はリバプールで1年も生き残れなかっただろう」

「『素晴らしい成長だが十分ではない。クビにしろ』となっただろう。1年が経っても結局は『クビにしろ』となったかもしれない。実際、復活を期待できるようなフットボールをしても、彼らは(マウリシオ・ポチェッティーノ監督を)解任した」

「人々はいつだって隣の芝生が青く見えてしまうものだ。それでも、我々にはクラブに責任を感じ、成功のため懸命に働くオーナーがいる。私はサポートを感じていたし、だからこそできる限りのことをしてきたと思う。それで満足だ」

クロップ監督はリバプールに途中就任となった2015-16シーズン、プレミアリーグを8位で終えるとヨーロッパリーグ(EL)も決勝で敗退して欧州カップ出場権を得られず。理想的なスタートは切れなかったものの、クラブが不動の信頼を寄せ続けたことが後の成功の要因になったと指揮官自身も考えているようだ。

PR

ユルゲン・クロップの関連記事

リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏が日本代表MF遠藤航(31)に1月移籍もありうると述べた。 リバプール入り1年目の昨季はユルゲン・クロップ前監督に気に入られ、公式戦44試合に出場した遠藤。だが、2年目の今季からアルネ・スロット監督に代わり、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフの覚醒ぶりにも押され、序 2024.09.27 12:04 Fri
リバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドが、現在の目標や去就について口を開いた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 リバプールのアカデミー出身であり、現在は右サイドバックで絶大な存在感を発揮するアレクサンダー=アーノルド。ワールドクラスのキック精度でファンを沸かせる一方、守備面は波のあるパフォー 2024.09.23 18:10 Mon
ブンデスリーガ第3節、マインツvsブレーメンが15日にコファス・アレーナで行われ、アウェイのブレーメンが1-2で勝利した。なお、マインツのMF佐野海舟は79分までプレーした。 開幕2試合連続ドローのマインツ。中断明け初戦で初勝利を目指したホームゲームでは同じく2戦連続ドロー発進のブレーメンを迎え撃った。佐野は開幕 2024.09.16 02:37 Mon
リバプールのイングランド代表DFジャレル・クアンサーが、チームでのポジション奪取に意欲を示した。イギリス『ミラー』が伝えている。 昨シーズン、ユルゲン・クロップ前監督からチャンスを与えられると、対人の強さや若手らしからぬ落ち着いたボール運びを見せて、チームの主力に定着したクアンサー。公式戦33試合に出場すると終盤 2024.09.10 18:30 Tue
元ポーランド代表DFウカシュ・ピシュチェクが引退試合で強大な敵に立ち向かった。 ドルトムントは7日、ピシュチェクと元ポーランド代表MFヤクブ・ブワシュチコフスキの引退試合を本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクで開催。8万1365人のファンが集まり、かつてのチームメイトやユルゲン・クロップ監督らも駆けつけた。 チ 2024.09.09 18:10 Mon

リバプールの関連記事

プレミアリーグの関連記事

元チェルシーの指揮官でもあるグレアム・ポッター氏が、解任当初の思いを語った。イギリス『テレグラフ』が伝えた。 ポッター氏は2022年9月に、トーマス・トゥヘル監督解任された後、ブライトン&ホーヴ・アルビオンから引き抜かれる形でチェルシーの監督に就任。2100万ポンド(約40億2300万円)も支払われての就任と 2024.09.28 00:05 Sat
アーセナルのミケル・アルテタ監督が負傷者の最新情報を伝え、日本代表DF冨安健洋についても言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 2年連続プレミアリーグ2位となっているアーセナル。悲願の優勝に向けて臨んでいる今シーズンは、ここまで5試合を終えて3勝2分けの5位。無敗を守っている。 第6節ではレスター・シティと対 2024.09.27 23:10 Fri
マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリの今シーズンが終了した。 22日に行われたプレミアリーグ第5節でシティはアーセナルと対戦。試合は土壇場でシティが追いついて2-2のドローに終わっていた。 しかし、前半ロドリが負傷交代。左ヒザのじん帯損傷と診断され、より詳細な検査を受けることとなっていた。 2024.09.27 22:15 Fri
リバプールのアルネ・スロット監督がブラジル代表GKアリソン・ベッカーの状態について語った。クラブ公式サイトが伝えた。 新指揮官のもとでも正守護神の座は揺るがず、プレミアリーグ開幕から5試合連続でゴールマウスを守ったアリソン。しかし、22日に行われた第5節のボーンマス戦を前に、筋肉系のトラブルを抱えているとスロット 2024.09.27 20:25 Fri
ニューカッスルはイングランド代表FWアンソニー・ゴードン(23)との新契約を結ぼうとしているようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。 2023年1月にエバートンからニューカッスルへ移り、昨シーズンは公式戦48試合で12ゴール11アシストの成績を残したゴードン。6月にはプレミアリーグの利益と持続可能性に関する規則(PS 2024.09.27 20:05 Fri

記事をさがす

ユルゲン・クロップの人気記事ランキング

1

「誰も対戦したがらないDFになりたい」TAAがスロット監督との取り組み明かす、去就についても触れ「少なくとも今季はリバプールで」

リバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドが、現在の目標や去就について口を開いた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 リバプールのアカデミー出身であり、現在は右サイドバックで絶大な存在感を発揮するアレクサンダー=アーノルド。ワールドクラスのキック精度でファンを沸かせる一方、守備面は波のあるパフォーマンスが玉に瑕となっているが、リバプールにとって欠かせない戦力であることは間違いない。 長期政権を築いていたユルゲン・クロップ監督が去り、新たにアルネ・スロット監督が就任してからもアレクサンダー=アーノルドの立場は変わらず。ここまで公式戦全試合で先発して2アシストの成績を残している。 そんなアレクサンダー=アーノルドは、新体制での順調な歩みやスロット監督との良好な関係性についてコメント。最近は中盤起用の期待もあるが、自身は最高の右SBになることを目指しているとも明かしている。 「僕と監督は目標や目的について話し合った。僕はヨーロッパで誰も対戦したがらないディフェンダーになりたいと彼に言ったよ。そして彼は、僕に厳しく接することで合意した。アタッカーが僕を突破するたび、彼はミーティングや個人ミーティングでそれを指摘し、そんなことは起きてはならないと言うんだ」 「僕たちはすべての試合を共に見ている。そして、彼は僕に改善してほしい点を強調するんだ。ミラン戦でも、僕がもっとうまくできた点や、良い点をまとめたクリップが20本ほどあった」 「選手としてより良くなる方法を示し、導き、教えてくれる監督がいるのは本当にワクワクする。僕は学びたい人間であり、最高になりたい人間であり、史上最高を目指す人間なんだ」 「今季はリーグ5試合中4試合で無失点だ。これはバックラインとして異例のことだと思う。昔から言われているように、守備は優勝を決めるものなんだ。そして、その守備の一員であるなら、試合で相手ウイングがチャンスを得ないようにする責任がある」 「(スロット監督の下で)うまくいっているよ。中盤のオーバーロードやトライアングルをうまく作ることに重点が置かれていて、トレーニングでもその点に取り組み、完璧に実行している」 「今のところ、僕は今シーズンに完全に集中している。どれだけゴール、アシスト、無失点を達成できるか見てみたい。そして、リーグ優勝に貢献できるほどの成果を出せればと思っているよ」 また、リバプールとの契約延長が残り1年を切っている状況下で、アレクサンダー=アーノルドは自身の夢や去就にも言及。今季はリバプールに集中するとしつつ、目標はあくまでも多くのトロフィー獲得だと語っている。 「僕はいつも、クラブのキャプテンになりたいと言ってきた。それが僕の目標だけど、それが実現するかどうかは僕の手に負えない部分だね」 「僕は20年間このクラブにいて、4、5回契約延長にサインしてきたけど、そのどれも公にされたことはない。今回もそうなるだろう。少なくとも、今シーズンはリバプールの選手でいたい」 「正直に言って、一番大事なのは常にトロフィーだ。僕はトロフィーを獲得したい。トロフィーや勝利、エリートであることに非常に意欲を燃やしているんだ。だから、それがおそらく何事においても主な要因になると思う」 「昨シーズンはタイトル獲得に近かったし、カップ戦も獲得できた。4冠を狙える兆候もあったね。今シーズンも、すごく良い感じだ。まだ始まったばかりだけど、今シーズンを通して多くのチームに勝つため、一貫性を保つ必要がある」 2024.09.23 18:10 Mon
2

遠藤航はリバプールでどうなる…OBキャラガーが移籍予想 「1月に何かが起きるかも」

リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏が日本代表MF遠藤航(31)に1月移籍もありうると述べた。 リバプール入り1年目の昨季はユルゲン・クロップ前監督に気に入られ、公式戦44試合に出場した遠藤。だが、2年目の今季からアルネ・スロット監督に代わり、オランダ代表MFライアン・グラフェンベルフの覚醒ぶりにも押され、序列を落とす。 チーム状態の良さも遠藤にとって状況を難しくさせ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)ではそれぞれ1分ずつの出場時間。使われても最終盤と限定的な出場が続くなか、つい先日のカラバオカップがようやく今季初の先発試合となった。 キャラガー氏は解説を務めるイギリス『スカイ・スポーツ』で遠藤について、クロップ政権下での活躍ぶりを認めつつ、アルネ・スロット新監督が求めるタイプなのか疑問符をつけた。イギリス地元メディア『リバプール・エコー』が報じる。 「彼はアルネ・スロットがあのポジションに求めるプロフィールかどうかわからない。彼らが狙った6番についてを言えば、その選手がマルティン・スビメンディだったのは誰もが知ってのとおり。彼はエンドウのような選手とはまったく対照的だ」 「彼(遠藤)はリバプールに加入して以来、素晴らしい仕事をしてきた。だが、リバプールがスビメンディを獲っていたら、エンドウはこの前の移籍市場でチームを去るのに良いチャンスだった。1月には何かが起きるかもしれない」 2024.09.27 12:04 Fri
3

リバプールの守護神アリソンにサウジアラビアから関心、すでに選手には巨額オファーか

リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカー(31)には、サウジアラビアからの関心があるようだ。 2018年夏にリバプールへ加入して以来、絶対的な守護神として君臨するアリソン。今シーズンは負傷により数カ月の離脱があったが、それでも公式戦32試合に出場してプレミアリーグ3位フィニッシュとなったチームに貢献した。 そんなアリソンとリバプールの契約は2027年6月まで。指揮官がユルゲン・クロップ監督からアルネ・スロット監督に交代となったチームにおいて、今後も頼れる守護神としての活躍が見込まれるが、そこに待ったをかける存在が現れるかもしれない。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキーラ氏によると、アリソンに対してサウジアラビアのクラブがオファーを出したとのこと。3年契約と超高額な年俸を提示し、移籍の意思があるかどうかを試している模様だ。 昨夏の移籍市場でもキャプテンのジョーダン・ヘンダーソンがアル・イテファクに、ファビーニョがアル・イテハドに引き抜かれたリバプール。アリソンがどのような決断を下すかはまだ定かになっていないが、今夏もサウジアラビアのクラブから選手を狙われる事態となりそうだ。 2024.05.29 12:30 Wed
4

FAがアーセナルvsリバプールのPKシーンを調査…選手が一悶着し、主審が試合中に両監督に説明する異例事態

イングランドサッカー協会(FA)は、アーセナルvsリバプールの一戦に関して、調査を始めているという。イギリス『BBC』が伝えた。 9日に行われたプレミアリーグ第10節の一戦。首位に立つアーセナルと、復調を目指すリバプールの大一番は、アーセナルが常に先行する形で点の取り合いに。最終的にはPKで勝ち越したアーセナルが3-2でリバプールを下し、首位をキープした。 この試合では、試合を決めたPKの場面で一悶着。アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがボックス内でスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラにファウルを受けてマイケル・オリバー主審がPKの判定。しかし、その直後に選手が揉めていた。 判定に納得がいかないリバプール、その横で、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンとスイス代表MFグラニト・ジャカが揉み合うことに。ヘンダーソンが抗議をしようとした所でジャカが遠ざけるようにしたが、これが揉める要因となってしまった。 この場面では、落ち着かせた後にPKの前にオリバー主審がピッチサイドへ。ミケル・アルテタ監督とユルゲン・クロップ監督を呼びつけ、何やら説明をしていた。 FAは、何らかの措置を講じるかどうかを決定する前に、オリバー主審と審判団に話を聞くとのこと。「アーセナルとリバプールの試合中に起きた事件を認識している。我々は試合関係者と話し合い、事件の詳細を検討する」とFAの広報担当が述べている。 この試合では、VARを含めた判定で試合中から疑わしいシーンが。アーセナルのガブリエウ・マガリャンイスのハンドが見逃されたと思えば、ガブリエウ・ジェズスへのコンスタンティノス・ツィミカスのヒジ打ちはファウルにもならず。また、PKシーンもリバプール側は判定に不満を表していた。 クロップ監督は試合後のインタビューで、「許されない」とコメント。アルテタ監督は「あのピッチで起きたことは、ピッチに留まる」と場外での揉め事は要らないとした。 果たしてどのような結末が待っているのか。選手やクラブに処分が下されるのか、注目が集まる。 <span class="paragraph-title">【動画】判定を巡って話題となり選手も揉めたPKシーン</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="TRFM5o120QQ";var video_start = 95;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2022.10.10 22:52 Mon
5

マインツがクロップ観戦試合で10人相手に痛恨の今季初黒星…佐野海舟は79分までプレー【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第3節、マインツvsブレーメンが15日にコファス・アレーナで行われ、アウェイのブレーメンが1-2で勝利した。なお、マインツのMF佐野海舟は79分までプレーした。 開幕2試合連続ドローのマインツ。中断明け初戦で初勝利を目指したホームゲームでは同じく2戦連続ドロー発進のブレーメンを迎え撃った。佐野は開幕3試合連続でスタメンに入った。 元指揮官ユルゲン・クロップ氏も観戦に訪れた一戦は立ち上がりから決定機を作り合うオープンな入りに。すると、5分にはボックス内でDFコールに倒されたエンジンマーがPKを獲得。これをキッカーのドゥクシュが冷静に右隅へ蹴り込んでアウェイのブレーメンが先制に成功した。 ホームで早々にリードを奪われたマインツだが、12分にはボックス手前で佐野から足元にパスを受けたアミリがクロスバーを掠めるブレ球のシュートでゴールに迫り、スタンドを煽る。 この直後には足を痛めたエンジンマーがプレー続行不可能となり、グリュルのスクランブル投入を余儀なくされたブレーメンに嫌な空気だが漂う中、ホームチームが攻勢を仕掛けていく。27分、右サイドのカシが左足に持ち替えてクロスを入れると、ブルカルトと競ったGKツェッテラーが味方との交錯でファンブル。このこぼれに素早く反応したイ・ジェソンが難なくゴールネットへ流し込み、幸運な形からホームチームに同点ゴールが生まれた。 1-1のイーブンに戻った試合は一進一退の展開で進んでいく。その流れの中で佐野は中盤の低めの位置でバランサー役に徹し、ウイングバックの上がったスペースのケア、攻撃的なアミリを押し出す形で後方支援に奔走した。 後半はマインツが優勢に進めると、セットプレーからホン・ヒョンソクらが決定的なシュートを放っていくが、いずれもGKツェッテラーの好守に阻まれる。それでも、61分にはイ・ジェソンの鮮やかなターンからのスルーパスに抜け出したブルカルトがボックス手前でDFフリードルと交錯すると、主審はDOGSOと判断してレッドカードを掲示。ホームチームが数的優位を手にした。 この退場を受けて両ベンチが動きを見せると、この交代策が試合を動かす。69分、前がかっラマインツの相手ボックス手前でのボールロストからブレーメンがカウンターを発動。シュミットのラストパスに反応した投入直後のケーンがブンデスリーガデビュー戦でのファーストタッチで左足シュートをゴールネットに突き刺した。 一瞬の隙を突かれて痛恨のビハインドを背負ったマインツは79分に3枚替え。佐野と両ウイングバックを下げてヴィドマー、ネベル、オニシウォと攻撃的なカードを切った。だが、この交代策も攻撃を活性化させるまでには至らず。試合終了間際にはジープのミドルシュートでゴールに迫ったものの、GKツェッテラーの牙城を再び破ることはできなかった。 この結果、初勝利を懸けた同勝ち点対決は10人ブレーメンに軍配が上がり、マインツは厳しい今季初黒星となった。 マインツ 1-2 ブレーメン 【マインツ】 イ・ジェソン(前27) 【ブレーメン】 マーヴィン・ドゥクシュ(前8[PK]) デリック・ケーン(後24) 2024.09.16 02:37 Mon

リバプールの人気記事ランキング

1

「若返りすぎだろ」 リバプール守護神アリソンの容姿一変! その姿に「マジ別人」「誰?笑」

リバプール守護神の容姿一変に反響だ。 2018年夏にローマから加わり、守護神であり続けるブラジル代表GKアリソン・ベッカー。今季からアルネ・スロット新監督が就任したが、その地位揺らがずだ。 そんな31歳は髭がトレードマークだが、クラブが公式Xが公開した動画を見ると、その顔まわりがさっぱり。あのワイルドさがなく、見慣れない姿となった。 SNS上ではファンの驚きを誘い、「若返りすぎだろ」「マジ別人」「誰?笑」「違和感ある」「雰囲気めっちゃ変わったな」「爽やかでいいじゃん」などの声が上がっている。 ちなみに、数は少ないが、2022年11月のサウサンプトン戦では髭を剃った姿を披露。髭なしのアリソンは珍しいとあって、今週末の試合はその姿も注目どころといえそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】リバプール守護神が爽やかに!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Team photo content coming soon <a href="https://t.co/2GMoar34O8">pic.twitter.com/2GMoar34O8</a></p>&mdash; Liverpool FC (@LFC) <a href="https://twitter.com/LFC/status/1836733099968757766?ref_src=twsrc%5Etfw">September 19, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.20 15:55 Fri
2

「アーセナルはPLもCLも制していない」シティMFベルナルド・シウバが“守備的”ライバルにチクリ「リバプールとは常に真っ向勝負だけど彼らとは…」

マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバは、長年のライバルだったリバプールと比べアーセナルの戦い方に不満を抱いているようだ。 開幕4連勝中だったシティは、22日にホームで行われたプレミアリーグ第5節で、タイトル争いの直接のライバルであるアーセナルと対戦。先制するも逆転を許した状況で、前半アディショナルタイムにアーセナルはレアンドロ・トロサールが退場となり数的不利に。その後は徹底して守りを固めた相手にシティは攻めあぐねていたが、後半アディショナルタイムにジョン・ストーンズがゴールをこじ開け、注目の一戦は2-2のドローに終わった。 状況は違えど、アーセナルは昨シーズンの同カードも徹底した守備で勝ち点1を持ち帰っていたが、B・シウバはこうしたアーセナルの戦いぶりが大いに不満なようだ。 試合後、『TNTスポーツ』の取材に応じた同選手は、長年のライバルだったリバプールとは常にお互いが勝利を目指す真っ向勝負だったと振り返り、それが近年主要タイトルを獲得したチームとアーセナルの差だと語っている。 「(リバプールとアーセナルの違いについて問われ)そうだね…リバプールはすでにプレミアリーグを制しているが、(アルテタ体制の)アーセナルはまだ制していない。そしてリバプールはCLも優勝しているが、アーセナルはしていないね」 「リバプールは常に、試合に勝つため僕たちと正面から向き合ってきていた。その観点からすると、アーセナルとの試合はリバプールとの戦いのようにはなっていない。それは今回もそうだった」 <span class="paragraph-title">【動画】B・シウバは戦い方に不満?PLのビッグマッチはドロー決着</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/xzIn-oIi9-o?si=lNeA3TCMvPUQErrq" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.09.23 10:50 Mon
3

「粘り強いプレーは称賛に値する」今季初先発の遠藤航はまずまずの評価、失点に関与も持ち味を見せる「普段見られない強度があった」

今シーズン初先発を果たしたリバプールの日本代表MF遠藤航はまずまずの評価を受けている。 25日、カラバオカップ(EFLカップ)3回戦で、リバプールはウェストハムと対戦した。 アルネ・スロット監督が今シーズンから率いる中、昨シーズンとは打って変わって大きく出番を減らしている遠藤。今季はプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ(CL)共に1分間ずつしかプレーしていない状況だった。 前節のボーンマス戦ではついにメンバー外になるなど、厳しい立ち位置でもある遠藤。この試合は今季初先発となった中、中盤で82分までプレーした。 21分には、CKの流れからボックス内で混戦となルト、遠藤がクリアするもジャレル・クアンサーに当たってオウンゴール。不運な形で失点に絡むも、25分にジオゴ・ジョタのゴールで追いつくと、後半は4ゴールと得点を重ね、5-1で勝利を収めた。 今季初先発の遠藤には、各紙がまずまずの評価。中盤の強度と粘り強いプレーが評価されていた。 ◆イギリス『This is Anfield』/ 7点(10点満点) 「またもや今シーズン初先発。公平に言えば、遠藤にできることはあまりなかった。監督が望むような選手でなければ、キャリアのこの段階でプレーを変える余地はあまりない」 「それでも彼は努力して多くの困難を乗り越え、ボールを賢く扱い、肋骨を強打してもプレーを続けていた」 ◆イギリス『リバプール・エコー』/ 5点(10点満点) 「彼がプレーしていないときはリバプールの中盤にはおそらく存在しないであろう強度を見せつけた。かなりの数のデュエルに勝利したが、パスはいつも前に進むというものではなかった」 「ウェストハムのゴールをクリアしようとしたが、それがクワンサーに当たってゴールに入ってしまった。まさにパニックだった」 ◆イギリス『90min』/ 7点(10点満点) 「時にはアルネ・スロット監督に好かれなかった彼の限界が見られることもあったが、粘り強いプレーは称賛に値するものだった」 ◆イギリス『Liverpool World』 / 6点(10点満点) 「前半に重要なヘディングシュートを1本放った。不運にも彼のクリアがクワンサーに跳ね返り、ウェストハムに先制点をもたらしてしまった」 「ボールを上手く扱えているようには見えなかったが、ボールを失うこともほとんどなかった。しかし、ハーフタイム後に激しさを増し、敵陣不覚で完璧なタイミングでタックルしたにもかかわらず、奇妙なことに反則をとられた。82分に交代」 <span class="paragraph-title">【動画】不運な形で遠藤航が失点に関与…</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XWS76qTJgds";var video_start = 37;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.26 12:35 Thu
4

スビメンディについて「もう話す必要ない」とリバプール指揮官、理由はグラフェンベルフへの厚い信頼「ライアンに満足」

リバプールのアルネ・スロット監督が中盤の構成について語った。イギリス『メトロ』が伝えた。 今夏はレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得が取り沙汰されたリバプール。本人も移籍に前向きと見られたが、一転してオファーを拒否し、愛するクラブに残留することを決めた。 スロット監督は開幕からオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフを中盤の底で起用。好パフォーマンスを見せているなか、リバプールがスビメンディの1月の獲得を引き続き検討しているという報道もスペインメディアから出た。 これを受けスロット監督は中盤の現状に言及。スビメンディがフィットしたであろうことを認めつつ、グラフェンベルフへの信頼を述べた。 「気づいているかもしれないが、守備的ミッドフィルダーは1人ではなく、どちらかと言えば2人だ。この2人のうちの1人はより攻撃的で、言われている選手(スビメンディ)は、この2つの役割のどちらかに適応できたと思う」 「そしてライアンは、カーティス(・ジョーンズ)、(アレクシス・)マク・アリスター、ワタル(遠藤航)と同じように、両方の役割に適応することができる」 また、スビメンディについてはもう頭にないとも指揮官はコメント。別々の道を進んでいると強調した。 「スビメンディについてはもう話す必要はない。彼はレアル・ソシエダに残り、我々は前に進んだ。そして、ライアンに本当に満足しているからだ」 「ライアンは自信に満ち溢れている。それは普通、良いパフォーマンスやチームメイトからの信頼、そしてそのレベルでやるべきことができるという自覚から生まれるものだ」 2024.09.21 22:04 Sat
5

「誰も対戦したがらないDFになりたい」TAAがスロット監督との取り組み明かす、去就についても触れ「少なくとも今季はリバプールで」

リバプールのトレント・アレクサンダー=アーノルドが、現在の目標や去就について口を開いた。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 リバプールのアカデミー出身であり、現在は右サイドバックで絶大な存在感を発揮するアレクサンダー=アーノルド。ワールドクラスのキック精度でファンを沸かせる一方、守備面は波のあるパフォーマンスが玉に瑕となっているが、リバプールにとって欠かせない戦力であることは間違いない。 長期政権を築いていたユルゲン・クロップ監督が去り、新たにアルネ・スロット監督が就任してからもアレクサンダー=アーノルドの立場は変わらず。ここまで公式戦全試合で先発して2アシストの成績を残している。 そんなアレクサンダー=アーノルドは、新体制での順調な歩みやスロット監督との良好な関係性についてコメント。最近は中盤起用の期待もあるが、自身は最高の右SBになることを目指しているとも明かしている。 「僕と監督は目標や目的について話し合った。僕はヨーロッパで誰も対戦したがらないディフェンダーになりたいと彼に言ったよ。そして彼は、僕に厳しく接することで合意した。アタッカーが僕を突破するたび、彼はミーティングや個人ミーティングでそれを指摘し、そんなことは起きてはならないと言うんだ」 「僕たちはすべての試合を共に見ている。そして、彼は僕に改善してほしい点を強調するんだ。ミラン戦でも、僕がもっとうまくできた点や、良い点をまとめたクリップが20本ほどあった」 「選手としてより良くなる方法を示し、導き、教えてくれる監督がいるのは本当にワクワクする。僕は学びたい人間であり、最高になりたい人間であり、史上最高を目指す人間なんだ」 「今季はリーグ5試合中4試合で無失点だ。これはバックラインとして異例のことだと思う。昔から言われているように、守備は優勝を決めるものなんだ。そして、その守備の一員であるなら、試合で相手ウイングがチャンスを得ないようにする責任がある」 「(スロット監督の下で)うまくいっているよ。中盤のオーバーロードやトライアングルをうまく作ることに重点が置かれていて、トレーニングでもその点に取り組み、完璧に実行している」 「今のところ、僕は今シーズンに完全に集中している。どれだけゴール、アシスト、無失点を達成できるか見てみたい。そして、リーグ優勝に貢献できるほどの成果を出せればと思っているよ」 また、リバプールとの契約延長が残り1年を切っている状況下で、アレクサンダー=アーノルドは自身の夢や去就にも言及。今季はリバプールに集中するとしつつ、目標はあくまでも多くのトロフィー獲得だと語っている。 「僕はいつも、クラブのキャプテンになりたいと言ってきた。それが僕の目標だけど、それが実現するかどうかは僕の手に負えない部分だね」 「僕は20年間このクラブにいて、4、5回契約延長にサインしてきたけど、そのどれも公にされたことはない。今回もそうなるだろう。少なくとも、今シーズンはリバプールの選手でいたい」 「正直に言って、一番大事なのは常にトロフィーだ。僕はトロフィーを獲得したい。トロフィーや勝利、エリートであることに非常に意欲を燃やしているんだ。だから、それがおそらく何事においても主な要因になると思う」 「昨シーズンはタイトル獲得に近かったし、カップ戦も獲得できた。4冠を狙える兆候もあったね。今シーズンも、すごく良い感じだ。まだ始まったばかりだけど、今シーズンを通して多くのチームに勝つため、一貫性を保つ必要がある」 2024.09.23 18:10 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly