エースFW田中美南の同点弾でI神戸が無敗継続! 逆転勝利の大宮Vは暫定3位に浮上【WEリーグ】

2023.12.09 17:18 Sat
INAC神戸レオネッサに同点弾をもたらした田中美南
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INAC神戸レオネッサに同点弾をもたらした田中美南
9日、2023-24 WEリーグ第5節の4試合が各地で行われた。
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無傷の開幕3連勝で2位につけるINAC神戸レオネッサは、前節ドローのAC長野パルセイロ・レディースとのアウェイゲームに臨んだ。先に試合を動かしたのはホームのAC長野。33分、相手GKからのビルドアップミスに反応した稲村雪乃がボックス内でボールを奪うと、折り返しにタニガーン・デーンダー。来日初ゴールが決まった。このままだと連勝が止まるI神戸は後半に入ってから追いつく。70分、ボックス右角付近でFKを獲得すると、田中美南がクロスに頭で合わせ、今シーズン3点目を記録。試合はそのまま1-1で終了し、勝ち点「1」を分け合った。
ここまで2勝1敗で6位の大宮アルディージャVENTUSは11位・マイナビ仙台レディースのホームに乗り込んだ。31分、左サイドから攻め込んだマイナビ仙台はクロスに石坂咲樹が柔らかい左足ボレーで合わせ、先制に成功する。

1点ビハインドとなった大宮Vは後半に反撃。59分に阪口萌乃がPKを沈めると、78分にはショートカウンターから船木里奈が右足で決めきる。逆転勝利を飾った大宮Vは暫定3位に浮上した。
その他、未勝利・無得点で最下位のノジマステラ神奈川相模原は、セレッソ大阪ヤンマーレディース相手に後半で3点差を追いつき、今シーズン初の勝ち点「1」を獲得。サンフレッチェ広島レジーナは終盤にジェフユナイテッド市原・千葉レディースに追いつかれ、こちらもドロー決着となった。

◆2023-24 WEリーグ第5節
マイナビ仙台レディース 1-2 大宮アルディージャVENTUS
【マイ仙台】
石坂咲樹(31分)
【大宮V】
阪口萌乃(59分)
船木里奈(78分)

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ
【千葉L】
鴨川実歩(85分)
【S広島R】
上野真実(6分)

AC長野パルセイロ・レディース 1-1 INAC神戸レオネッサ
【AC長野】
タニガーン・デーンダー(33分)
【I神戸】
田中美南(70分)

セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-3 ノジマステラ神奈川相模原
【C大阪】
脇阪麗奈(27分)
小山史乃観(34分)
矢形海優(37分)
【N相模原】
南野亜里沙(49分)
浜田芽来(53分)
笹井一愛(84分)

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min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FWカーラ・バウティスタ/©️WE LEAGUE<hr></div> 一昨季は5位、昨季は4位と、徐々に順位を上げ、今季は改めて3位以内を目標に掲げる。宮澤ひなた(→マンチェスター・ユナイテッド)を筆頭に多くの主力がチームを離れたが、リーグ最多となる6人の外国籍選手を補強し、国際色は豊かに。佐々木里緒らは第19回アジア競技大会優勝を経験して帰ってきた。WEリーグカップでは2種登録選手を多数起用するなど難しい編成の中で未勝利に終わったが、中島依美を筆頭に、個々のポテンシャルの高さには疑いようはない。 【注目選手】 ●FWカーラ・バウティスタ 先陣を切ってマイ仙台に加入した左利きのアタッカーはすでにカップ戦で全試合に出場し、日本人選手に不足しがちなシュートへ積極性も披露。UEFA女子U-19選手権の優勝など、タイトル経験の還元も期待される。 ●DF田畑晴菜 昨年はU-20女子W杯、今年はアジア競技大会と、着実に世界戦の経験を積み上げる若きディフェンダー。得意の攻撃参加を買われ、一列前での起用も多い。 ●DFオケケ・チディンマ・ンケルカ 2019年のフランス女子W杯にも出場したナイジェリア女子代表の23歳。フィジカルに優れ、対人守備に強い自信を覗かせる。 ※昨季注目選手 FW宮澤ひなた、FWスラジャナ・ブラトヴィッチ、MF中島依美 <span class="paragraph-subtitle">◆サンフレッチェ広島レジーナ(S広島R)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:5位/6勝6分け8敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw5.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">DF近賀ゆかり/©️WE LEAGUE<hr></div> 中村伸体制3年目を迎えた今季は、 WEリーグカップを制してクラブ初タイトルを獲得。WEリーグ創設後では初となる、3強以外のタイトルホルダーとなった。市瀬千里(←ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)や髙橋美夕紀(←大宮アルディージャVENTUS)といった新加入組もすぐさまチームにフィット。島袋奈美恵も左サイドバックへのコンバートに高パフォーマンスで応え、中嶋淑乃はなでしこジャパンでもブレイクの兆しを見せる。比例して他チームの警戒度も高まるだろうが、それを打破できれば3強入りへ近づくだろう。 【注目選手】 ●DF近賀ゆかり 2011年のドイツW杯優勝メンバーは、ピッチ内外で存在感を発揮する。10番を背負ってのボランチも頼もしかったが、今季は背番号を「2」に変更。再び右サイドバックを主戦場に戻している。 ●MF柳瀬楓菜 ガス欠とは無縁の運動量豊富なボランチ。球際で力強くボール奪取をしたかと思えば、ゴール前に侵出するなど、ピッチの至るところに顔を覗かせる。今季のWEリーグカップでは待望のプロ初ゴールもマークした。 ●MF小川愛 昨季は全試合に先発出場したキック力に秀でる中盤のバランサーで、柳瀬とは鉄板のダブルボランチを形成する。WEリーグカップ浦和戦で決めたニア抜きの直接FKは圧巻の一言。今季は得点力とセットプレーの向上を目指す。 ※昨季注目選手 FW上野真実、FW中嶋淑乃、DF木﨑あおい <span class="paragraph-subtitle">◆大宮アルディージャVENTUS(大宮V)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:6位/6勝5分け9敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw6.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF阪口萌乃/©️WE LEAGUE<hr></div> 2シーズン指揮を執った岡本武行前監督からバトンを引き継いだのは、リーグ最年少指揮官となる柳井里奈監督だ。[4-4-2]でのセットアップから、ポゼッション時には[4-3-3]をイメージする変形で、初陣ではI神戸を4-1で破る快勝劇を演じて見せた。「長所で勝負すること」をポリシーに掲げるチームからは、前向きな言葉が多く飛び交う。船木里奈(←マイ仙台)や阪口萌乃(←I神戸)の加入や杉澤海星の復帰で中盤はさらに厚みを増しており、井上綾香の新たな相棒が定まれば、得点力もさらに上向きそうだ。 【注目選手】 ●MF阪口萌乃 定評のあったキック精度に加え、I神戸でのFW起用を経験してプレーの幅も広がった。上辻佑実とのダブル司令塔でゲームコントロールはもちろんのこと、自らもゴールにも向かう姿勢を打ち出す。 ●DF乗松瑠華 大宮V守備陣を率いるセンターバックで、2シーズン連続でキャプテンにも就任。昨季は19試合に先発し、今季もカップ戦で全試合にフル出場と、不動の存在となっている。 ●FW大島暖菜 スピードが持ち味のアタッカーで、昨季途中の加入ながらもすでに2ゴールをマーク。同時期加入の北川愛莉とともに途中投入でのジョーカー起用が続く。5月に行われたSUD Ladies CupではU-19日本女子代表として優勝を経験している。 ※昨季注目選手 FW井上綾香、DF鮫島彩、DF杉澤海星 <span class="paragraph-title">◆AC長野パルセイロ・レディース(AC長野)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:7位/5勝6分け9敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw7.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF伊藤めぐみ/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季は僅差のゲームを続けながらも、開幕4連敗と苦しいスタートを切った。だが、走力や粘り強さといったチームの軸がブレなかったことで終盤戦では台風の目に。勝てば優勝が決まる浦和に土を付け、上位の東京NB、I神戸とも立て続けのドローを演じ、ラスト6試合では3勝2分け1敗の成績を残した。廣瀬龍新監督はカップ戦を通じて24選手に出場機会を与え、選手配置も含めて様々なトライを決行。1人1人にもプロ意識を植え付けるなど、昨季を越えるべく改革が続いている。 【注目選手】 ●MF伊藤めぐみ 中盤の2列目、3列目が主戦場だったが、キャプテンに就任した今季は1.5列目のようなファジーな位置に。豊富な運動量でプレッシングの起点となるだけでなく、得点への意欲も向上し、カップ戦の開幕節同様、再び東京NB戦でのゴールを狙う。 ●FW川船暁海 長野のアカデミーであるシュベスターから初のトップ昇格を果たした、地元出身の19歳。昨シーズンから11番を背負うスピードスターは、今季のWEリーグカップでも2ゴールをマークし、長野の新エースとして名乗りを上げる。 ●FWタニガーン・デーンダー タイ女子代表として84試合37得点のキャリアを誇る173cmの大型FWで、フランス女子W杯にも出場している。スウェーデンや中国のクラブでのプレー経験もあり、実績は十分。兄はサンフレッチェ広島や清水エスパルスに所属していたティーラシン。 ※昨季注目選手 FW瀧澤莉央、DF肝付萌、MF大久保舞 <span class="paragraph-subtitle">◆ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(千葉L)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:8位/4勝8分け8敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw8.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW千葉玲海菜/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季は千葉玲海菜と林香奈絵、攻守のキーマンが開幕前に前十字じん帯断裂で離脱した影響は大きかった。序盤戦から苦しい戦いが続き、監督交代も決行。3バックから4バックへと変更し、粘りのリーグ最多8分けを記録した一方、勝利数は最少タイに。6戦連続ドローなど、文字通り勝ち切れない試合が続いた。ただ、今季は上記2選手が復活。千葉は大澤春花とともにアジア競技大会でもゴールを量産し、好調を維持している。ヘッドコーチにはスペイン人のイスマエル・オルトゥーニョ氏を招くなど、新スタイルの構築にも挑戦している。 【注目選手】 ●FW千葉玲海菜 大ケガから復帰し、W杯のメンバーにも滑り込んだが、出場機会はわずか。鬱憤を晴らすようにアジア競技大会では7得点を挙げ、パリ・オリンピック アジア2次予選のウズベキスタン女子代表戦でもゴールと、今季大暴れの予感を漂わせる。 ●DF上野紗稀 2017年なでしこリーグカップ優勝時のキャプテンが、3年ぶりに浦和から帰ってきた。運動量と左足の精度は健在で、ビルドアップでの挑戦するチームの中でも種々のキックで好機を演出する。 ●MFビアン・サンプソン オーストラリア&ニュージーランド女子W杯にも出場したジャマイカ女子代表の主軸ボランチが電撃加入。ポテンシャルに疑いはないため、日本とチームの水にどれだけ馴染み、本来の実力を発揮できるかに注目が集まる。 ※昨季注目選手 MF鴨川実歩、MF岸川奈津希、FW大澤春花 <span class="paragraph-subtitle">◆ノジマステラ神奈川相模原(N相模原)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:9位:5勝4分け11敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw9.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">FW笹井一愛/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季の得点力不足は現在も影を落としている。得点数はリーグで2番目に少ない「17」で、5連敗を含む8戦未勝利のままシーズンを終了。今季のWEリーグカップでもゴールが遠かった上に立ち上がりの失点が続き、白星なしのまま開幕を迎える事態に。また、ケガや病気でスパイクを脱ぐこととなった選手に加え、古参の石田みなみが引退し、小林海青もSSDナポリへ移籍。ゲームの作りの部分は向上しているだけに、個性派が揃う攻撃陣の奮起と、新たなチームの顔の登場にも期待したい。 【注目選手】 ●FW笹井一愛 昨季トップチームへ昇格し、3得点を挙げた育成組織ドゥーエ出身のドリブラーが今季はプロ契約を締結した。当たりに強く走力も抜群な19歳は、年代別の日本女子代表にも定期的に名を連ねている。 ●FW榊原琴乃 AC長野から新加入した年代別の代表でも研鑽を積むドリブラーで、アジア競技大会での優勝も経験した。笹井と形成する19歳コンビの両翼もロマンがあるが、狭いエリアをこじ開ける技術も持ち、2列目での起用も。 ●GK岩崎有波 ドゥーエ所属のU-17日本女子代表の守護神は、ショットストップのみならず足下にも自信を持ち、ハイライン上等の強心臓。途中出場ながらもすでにトップチームデビューを果たし、2024年2月からの正式加入も発表された。 ※昨季注目選手 MF杉田亜未、FW南野亜里沙、MF藤原加奈 <span class="paragraph-title">◆アルビレックス新潟レディース(新潟L)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:10位:4勝4分け12敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw10.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF川澄奈穂美/©️WE LEAGUE<hr></div> 一昨季以上に苦しんだ昨季が嘘のように、橋川和晃新監督を迎えた今季はWEリーグカップ準優勝と、いきなりの躍進。[4-3-3]で始動し、中盤を微調整した[4-2-3-1]にシフトしたシステムの評価はもちろん、良い時間で点が取れずワンチャンスでやられるという悪癖も解消された。川澄奈穂美の加入も含め、ポジティブな雰囲気と勝利への貪欲さが浸透し始めている。どちらに転ぶかわからない接戦を手繰り寄せた数で、今季の順位は変わりそうだ。 【注目選手】 ●MF川澄奈穂美 日本屈指のクロッサーがNJ/NYゴッサムFCから日本に復帰。キャプテンとしても勝負へのこだわりをチームへ還元している。左の石淵萌実を含め、道上彩花へどれだけ質の高いボールを供給できるか。 ●FW白井ひめ乃 突破力のある白井ひめ乃と中盤兼任の白沢百合恵、右サイドバックの定位置争いはU-18の先輩が1歩リードか。ベテラン加入が話題をさらったが、育成組織から次々と頭角を現すのも新潟Lの面白いところ。 ●DF三浦紗津紀 昨季はリーグ戦19試合でフル出場と、守備陣を束ねるセンターバックで、ヘディングには自信を持っている。カップ戦の決勝はトレーニング中の脳震とう疑いの影響で不在となったが、最終ラインでは不動の存在 ※昨季注目選手 FW道上彩花、MF滝川結女、MF上尾野辺めぐみ <span class="paragraph-subtitle">◆ちふれASエルフェン埼玉(EL埼玉)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022-23シーズン:11位/5勝1分け14敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw11.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">GK浅野菜摘/©️WE LEAGUE<hr></div> 昨季序盤は黒白のオセロでまずまずのスタートを切ったかに思われたが、シーズン終了を待たずして田邊友恵監督がチームを離れるなど、最終盤は6連敗を喫して2年連続の最下位に沈んだ。得点数、失点数ともにリーグワーストだったことも踏まえてか、池谷孝監督は基礎を再徹底して巻き返しを狙っている。一方、2シーズン連続で「MOST IMPRESSIVE WE ACTION DAY」を受賞し、スタジアムグルメではリユース食器の利用を促進するなど、ピッチ外活動の評価は非常に高い。 【注目選手】 ●GK浅野菜摘 EL埼玉の正GKは日本女子代表の守護神としてもアジア競技大会で全試合に出場し、優勝に貢献。ビルドアップ能力と左足の好フィードを武器に、2019年11月以来となるなでしこジャパン招集も目指す。 ●FW祐村ひかる 果敢な飛び出しにシュートのレンジの広さで、貪欲にゴールを目指すサイドアタッカー。2年連続の3ゴールを今季は越えることができるか。 ●DF瀬野有希 昨季はサイドバックやウイングバックを主戦場に全試合に出場したが、キック力や競り合いの強さを買われ、今季は異例の最前線にコンバート。自らもゴールを奪い、得点にも複数絡むなど指揮官の期待に応えている。 ※昨季注目選手 MF吉田莉胡、MF瀬戸口梢、MF三浦桃 <span class="paragraph-subtitle">◆セレッソ大阪ヤンマーレディース(C大阪)</span> <span class="paragraph-subtitle">【2022シーズン(なでしこリーグ):4位/11勝3分け8敗】</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/we231111_tw12.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div><div style="text-align:right;font-size:0.9em;" id="cws_ad">MF小山史乃観/©️WE LEAGUE<hr></div> 2021年はなでしこリーグで3位に入り、皇后杯でもベスト4進出。翌年もリーグを4位で終え、1月に就任した鳥居塚伸人監督のもと、今季からWEリーグに新規参入する。アジア競技大会優勝メンバーでもある脇阪麗奈(←I神戸)をはじめ、各WEリーグクラブへ散っていた多くの選手が復帰し、WEリーグカップでは3勝1分け1敗というAグループ2位の好成績。「究極の育成型クラブ」として、歴史的な1歩を踏み出している。 【注目選手】 ●MF小山史乃観 近年は左サイドでの起用が目立つが、もともとは最前線での点取り屋で、GKを除くすべてのポジションでプレー可能。型にとらわれず複数ポジションをこなすという、C大阪の育成方針を体現している。 ●FW矢形海優 マイ仙台で経験とゴールを積み上げ、今季から復帰。古巣相手に早くも恩返し弾を決めた。裏を狙うタイミングはピカ一で、自らの突破からも好機を演出する。 ●FW百濃実結香 サイドバックの経験を経て今季はここまで右サイドハーフが主戦場に。スピードに乗ったドリブルが武器で、年代別の日本女子代表やなでしこリーグベストイレブン選出経験も持つ。 ※昨季注目選手 なし 2023.11.11 11:35 Sat
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北村菜々美、藤野あおばが2ゴール!東京NBが今季最多5得点の快勝、I神戸も開幕3連勝飾る【WEリーグ】

26日、2023-24 WEリーグ第4節の6試合が各地で行われた。 <span class="paragraph-subtitle">◆東京NBが今季最多5ゴールの大勝【マイ仙台vs東京NB】</span> 前節連勝が止まった日テレ・東京ヴェルディベレーザは、2連敗中のマイナビ仙台レディースとアウェイで対戦し、今季最多となる5得点を奪っての快勝を収めた。 中2日で迎える連戦にあたり、両チームともに前節からスタメンをマイナーチェンジ。マイ仙台は2人、東京NBはGKを含む4人を入れ替えて臨んだ。 開始早々はマイ仙台が佐々木莉緒、廣澤真穂に好機が訪れたが、枠に飛ばせず。以降はこれをしのいだ東京NBがボールを握り始める。 試合が動いたのは43分、東京NBは左サイドバック松田紫野の対角フィードで裏を取り、今節は2トップの一角で先発した北村菜々美が抜け出し、GKとの一対一を冷静に制した。 折り返して63分には途中出場・木下桃香が右ポケットをえぐって折り返し、北村が触ってファーの藤野あおば。GKが弾いたボールを松田が蹴り込み、リーグ戦初ゴールをマークする。 その6分後には國武愛美とマッチアップした北村が縦に仕掛けてのニア上抜きで追加点を奪取。74分には松田のラストパスから藤野あおばに今季初ゴールが生まれると、86分にも波状攻撃から右サイドを崩し、木下の折り返しから再び藤野がネットを揺らして勝負あり。 今季最多となる大量5得点&今季初完封で、無敗を維持している。 <span class="paragraph-subtitle">◆大宮Vが初黒星&S広島Rが初勝利【大宮VvsS広島R】</span> NACK5スタジアム大宮では大宮アルディージャVENTUSとサンフレッチェ広島レジーナが顔を合わせ、2-1でアウェイのS広島Rが勝利を収めた。 開幕2連勝と好スタートを切った大宮Vに対し、連敗スタートとなったWEリーグカップ覇者のS広島R。対照的な両チームだが、試合を動かしたのはS広島Rだった。 35分、自陣で相手の横パスをカットした柳瀬楓菜が左を使い、中嶋淑乃が長い距離を持ち運んで最深部から浮き球のクロスを送ると、松本茉奈加が頭で合わせた。その6分後にはショートカウンターから上野真美が絶妙なループシュートを沈めてリードを広げる。 中2日のS広島Rに対し、第3節の開催日が変更になったことで日程に利のある大宮Vは、後半に逆襲。折り返しての57分に阪口萌乃のミドルで1点を返すと、以降も攻勢が続き、終盤には坂井優紀の前線投入などパワープレーを仕掛けたものの、次のゴールが遠いままタイムアップ。S広島Rが今季初勝利を挙げ、大宮Vは連勝がストップした。 <span class="paragraph-subtitle">◆I神戸が3連勝、N相模原は4連敗</span> 第3節の大宮V戦が12月13日に行われる関係で、日程面にゆとりのあるINAC神戸レオネッサは、ホームにノジマステラ神奈川相模原を迎え、成宮唯、髙瀬愛実のゴールで2-0と勝利。I神戸が開幕3連勝を飾った一方、N相模原は4連敗を喫している。 また、前節の東京NB戦では2点のビハインドから追い付いてのドローに持ち込んだ浦和は、ホームにジェフユナイテッド市原・千葉レディースを迎えて2-0と完封勝ち。67分、清家貴子のクロスに途中出場の菅澤優衣香が合わせて先制すると、83分には菅澤の落としから清家が追加点を挙げている。 また、セレッソ大阪ヤンマーレディースは小山史乃観の決勝点でちふれASエルフェン埼玉を下し、開幕戦以来となる白星。互いに2連勝で迎えたAC長野パルセイロ・レディースとアルビレックス新潟レディースの一戦は、タフな90分間となったが、ゴールは生まれず、0-0の引き分けに。AC長野は3試合連続のクリーンシートとなった。 ◆2023-24 WEリーグ第4節 マイナビ仙台レディース 0-5 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 北村菜々美(43分) 松田紫野(63分) 北村菜々美(69分) 藤野あおば(74分) 藤野あおば(86分) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【浦和】 菅澤優衣香(67分) 清家貴子(83分) 大宮アルディージャVENTUS 1-2 サンフレッチェ広島レジーナ 【大宮V】 阪口萌乃(57分) 【S広島R】 松本茉奈加(35分) 上野真実(41分) ちふれASエルフェン埼玉 0-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【C大阪】 小山史乃観(75分) INAC神戸レオネッサ 2-0 ノジマステラ神奈川相模原 【I神戸】 成宮唯(25分) 髙瀬愛実(76分) AC長野パルセイロ・レディース 0-0 アルビレックス新潟レディース <span class="paragraph-title">【動画】ベレーザの攻撃陣が彩り豊かな5ゴールを奪取!マイ仙台vs東京NBのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="DI-MzVoKCFQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.26 19:20 Sun

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INAC神戸が3連覇目指す浦和に早速勝利!第2節で早くも連勝チームはなし【SOMPO WEリーグ】

21日と22日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグ第2節が行われた。 開幕戦で日テレ・東京ヴェルディベレーザを相手に勝利した女王の三菱重工浦和レッズレディースは、開幕戦で引き分けたINAC神戸レオネッサをホームに迎えた。 ホーム開幕戦となった浦和。3連覇を目指す中、立ち上がりから攻め立てたのはI神戸。2分、右サイドから守屋都弥のクロスをボックス内で、愛川陽菜がヘディングで合わせるが、これはGKがセーブする。 すると39分には再び守屋からチャンス。ボックス右からオーバーラップした守屋がクロスを入れると、水野蕗奈がヘッド。これは左ポストを叩くが、跳ね返りを自ら頭で押し込み、I神戸が先制した。 水野の初ゴールで先制したI神戸。浦和は前半アディショナルタイムにボックス内から伊藤美紀がシュートもGKがセーブ。浦和は71分にCKから藤﨑智子がシュートも、GK船田麻友がなんとかセーブ。その後も浦和が猛攻を続けるが、シュートは決まらず。0-1でI神戸が勝利を収めた。 開幕戦でI神戸と引き分けたサンフレッチェ広島レジーナは、ホームにマイナビ仙台レディースを迎えた。 試合はS広島Rペースで進むと17分、スルーパスに抜け出した瀧澤千聖がシュートもGK齊藤彩佳がセーブ。しかし、こぼれ球を瀧澤が拾うと、パスを受けた髙橋美夕紀が決めてS広島Rが先制する。 S広島Rは37分に追加点。右CKからのクロスをニアで藤生菜摘がフリック。これを近賀ゆかりが決めてリードを広げる。 S広島Rが2点リードで迎えた中、後半早々にマイ仙台は反撃。46分、左サイドでボールを奪った菊地花奈がドリブルで仕掛けてボックスに入ると、クロスを津田愛乃音が合わせて1点を返す。 17歳の菊地、16歳の津田と若い2人の活躍で1点を返したマイ仙台は押し込んでいくが、次にゴールを奪ったのはS広島R。61分、細かいパス交換から、フリーランをしていた中嶋淑乃がボックス内でパスを受けて蹴り込む。さらに77分にはロングボールを受けた上野真実が自ら運んでいき、ボックス内から決め切りゴール。4-1でS広島Rが勝利し、首位に立つこととなった。 開幕戦で浦和に敗れた東京NBはちふれASエルフェン埼玉相手にゴールラッシュ。32分、ボックス手前中央でFKを獲得すると、菅野奏音が直接決めて東京NBが先制する。 東京NB1点リードの後半、50分には青木夕菜のシュートをGK浅野菜摘がセーブ。しかし、高くあがったボールを山本柚月が押し込み追加点。66分には山本がボックス内左からクロスを入れると、これが相手のオウンゴールを誘発。90分には、スルーパスをボックス内で受けた樋渡百花が流し込みWEリーグ初ゴール。0-4で東京NBが勝利を収めた。 その他、開幕戦で負けていたAC長野パルセイロ・レディースがジェフ千葉レディースに1-2で勝利し今季初勝利。一方で、開幕戦で敗れていたノジマステラ神奈川相模原と大宮アルディージャVENTUSの対戦はゴールレスドローに終わり、共に初勝利はお預けとなった。 ◆2024-25 SOMPO WEリーグ第2節 ▽9/21(土) アルビレックス新潟レディース 0-0 セレッソ大阪ヤンマーレディース ちふれASエルフェン埼玉 0-4 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 菅野奏音(前32) 山本柚月(後5) オウンゴール(後21) 樋渡百花(後45) ジェフ千葉レディース 1-2 AC長野パルセイロ・レディース 【千葉L】 大澤春花(後17) 【AC長野】 岡本祐花(前40) 髙橋雛(前45+2) サンフレッチェ広島レジーナ 4-1 マイナビ仙台レディース 【S広島R】 髙橋美夕紀(前17) 近賀ゆかり(前37) 中嶋淑乃(後16) 上野真実(後32) 【マイ仙台】 津田愛乃音(後1) ▽9/22(日) ノジマステラ神奈川相模原 0-0 大宮アルディージャVENTUS 三菱重工浦和レッズレディース 0-1 INAC神戸レオネッサ 【I神戸】 水野蕗奈(前39) <span class="paragraph-title">【動画】I神戸の水野蕗奈が決めた、浦和を下した決勝ゴール! </span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="pm3XrSUzy-8";var video_start = 28;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.22 21:58 Sun
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東京NBがS広島Rを下して首位浮上、EL埼玉もC大阪に快勝し首位に【WEリーグ クラシエカップ】

25日、WEリーグ クラシエカップの第3節が行われた。 3つのグループに分かれて行われるグループステージ。AFC女子チャンピオンズリーグ(AWCL)を戦う三菱重工浦和レッズレディースはグループステージは免除となっている。 グループAでは勝ち点4で並ぶサンフレッチェ広島レジーナと日テレ・東京ヴェルディベレーザが対戦。試合は、互いに譲らないこう着状態で前半を終えた中、61分に東京NBはボックス内右からの青木夕菜の落としをボックス手前で木下桃香がミドルシュート。これが決まり先制する。 さらに74分には、東京NBがPKを獲得。北村菜々美が仕掛けるとボックス左からのクロスがクリアされるも、山本柚月がボックス内で拾ってシュートに行こうとすると、渡邊真衣が倒してPKに。これを山本がしっかりと決めて0-2。東京NBが首位に浮上した。 グループAのもう1試合は、大宮アルディージャVENTUSvsAC長野パルセイロの一戦。2分の大宮Vと1分け1敗のAC長野の戦いは、13分に左サイドのFKから15がゴール前にクロス。これはクリアされるが、ボックス手前から三谷沙也加が左足一閃。強烈なミドルが決まり、AC長野が先制する。 しかし、ホームの大宮Vは反撃。27分に左サイドからのクロスをGKがファンブル。これを、北川愛莉が押し込んで同点に追いつく。追いつかれたAC長野だったが、31分にすぐに勝ち越しに成功。ボックス左の混戦のこぼれ球を宮本華乃が虚をついて狙うと、見事なシュートが吸い込まれた。 1点ビハインドの大宮Vだったが、後半に反撃。57分、左サイドを仕掛けた北川がボックス内で倒されPKを獲得。自らしっかりと決めて追いつき、2-2の引き分けに終わった。 グループBは3チームの戦いに。1勝のノジマステラ神奈川相模原と1敗のマイナビ仙台レディースが対戦。試合は18分に、敵陣でボールを奪ったN相模原はスルーパスを受けた大竹麻友がボックス内左の角度があまりないところからニアを撃ち抜いてゴール。これが決勝点となり、1-0でN相模原が勝利した。 グループCでは、1分け1敗のINAC神戸レオネッサと1勝1分けのジェフユナイテッド千葉レディースが対戦。試合は終盤にスコアが二転三転し、1点ビハインドのI神戸は73分にカルラ・モレラが同点ゴールを奪うも、千葉Lは87分に大熊環が勝ち越しゴール。しかし、I神戸が91分にカルロタ・スアレスのゴールが決まり、2-2の痛み分けとなった。 また、1分け1敗のセレッソ大阪ヤンマーレディースと1勝1敗のちふれASエルフェン埼玉の試合は0-2でEL埼玉が勝利。31分に吉田莉胡、前半アディショナルタイムに岸みのりがゴールを奪い、0-2で勝利。グループ首位に浮上した。 <span class="paragraph-sbtitle">◆WEリーグ クラシエカップ第3節</span> 【グループA】 サンフレッチェ広島レジーナ 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 木下桃香(後16) 山本柚月(後30) 大宮アルディージャVENTUS 2-2 AC長野パルセイロ・レディース 【大宮V】 北川愛莉(前27、後13) 【AC長野】 三谷沙也加(前13) 宮本華乃(前31) 【グループB】 ノジマステラ神奈川相模原 1-0 マイナビ仙台レディース 【N相模原】 大竹麻友(前18) 【グループC】 ジェフユナイテッド千葉レディース 2-2 INAC神戸レオネッサ 【千葉L】 オウンゴール(前44) 大熊環(後42) 【I神戸】 カルラ・モレラ(後28) カルロタ・スアレス(後45+1) セレッソ大阪ヤンマーレディース 0-2 ちふれASエルフェン埼玉 【EL埼玉】 吉田莉胡(前31) 岸みのり(前45+3) <span class="paragraph-sbtitle">◆順位表(試合数/勝ち点/得失点)</span> 【グループA】 1位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ3/7pt/+4 2位:サンフレッチェ広島レジーナ 3/4pt/0 3位:大宮アルディージャVENTUS 3/3pt/0 4位:AC長野パルセイロ・レディース 3/1pt/-4 【グループB】 1位:ノジマステラ神奈川相模原 2/6pt/+2 2位:アルビレックス新潟レディース 2/3pt/0 3位:マイナビ仙台レディース 2/0/-2 【グループC】 1位:ちふれASエルフェン埼玉 3/6pt/+1 2位:ジェフユナイテッド千葉レディース 3/5pt/+2 3位:INAC神戸レオネッサ 3/4pt/+1 4位:セレッソ大阪ヤンマーレディース 3/1pt/-4 2024.09.25 23:30 Wed
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4年目のWEリーグ開幕! 3連覇目指す浦和が藤﨑智子のデビュー戦ゴールなどで東京NBに快勝、I神戸の新助っ人が開始10秒弾の衝撃もS広島Rが最後に追いつく【SOMPO WEリーグ】

14日と15日にかけて、2024-25 SOMPO WEリーグが開幕した。 4年目を迎えたWEリーグ。三菱重工浦和レッズレディースが3連覇を目指す中、初代女王のINAC神戸レオネッサや日テレ・東京ヴェルディベレーザらが覇権奪還を目指す。 連覇中の女王・浦和は、アウェイで東京NBと対戦した。得点王でMVPの清家貴子がブライトン&ホーヴ・アルビオンへと移籍した中、開幕戦から力を見せつける。12分、スルーパスに抜け出した藤﨑智子がマイナスのパスを落とすと、塩越柚歩のダイレクトパスを受けた島田芽依がしっかりと決めて、浦和が先制する。 強豪同士の対戦はなかなかゴールが生まれない中、後半は互いにゴールに迫るチャンスを作ると、52分に浦和が追加点。島田が左サイドに展開すると、伊藤美紀が左サイドからクロスを入れると、藤﨑がダイレクトシュート。GK野田にながセーブするも、押し込んでリードを広げた。これはWEリーグ初ゴールとなった。 東京NBはシュート数も多かったなか、最後までゴールを奪えず0-2で終了。3連覇に向けて浦和が好スタートを切った。 埼玉ダービーとなった大宮アルディージャVENTUSvsちふれASエルフェン埼玉は、1-2でEL埼玉が勝利した。レッドブルグループに入った大宮V。ベテランの鮫島彩が引退、有吉佐織が移籍するなど、選手が入れ替わってのシーズンとなった。 試合はEL埼玉が優勢に進めることに。8分にはボックス手前から吉田莉胡が強烈なミドルシュートを放つが、クロスバーに当たってしまう。 それでも23分、ボックス手前でパスを受けた瀬戸口梢が左足一閃。ゴール右隅に見事なシュートが決まり、先制に成功する。 大宮Vも反撃に出る中、49分にはEL埼玉が追加点。右CKからのクロスをニアで大沼歩加がヘディングで繋ぐと、最後はファーサイドで岸みのりが詰めて、リードを2点とする。 70分には雷雨の影響で試合が中断。スタンドのサポーターが避難し、40分間も止まることに。その後再開されると、EL埼玉は吉田がGKとの一対一のビッグチャンスを迎えたがGK今村南海が体を張ってセーブした。 大宮Vは後半アディショナルタイムにDFのミスをついた杉澤海星がゴールへと流し込みWEリーグ初ゴール。しかし、反撃はここまでとなり1-2でEL埼玉が開幕戦勝利を飾った。 14日には、初代女王のINAC神戸レオネッサとサンフレッチェ広島レジーナが対戦。主軸選手が海外へ次々と移籍し、大きな戦力の入れ替えがあったI神戸は、キックオフから10秒で新加入のカルロタ・スアレスがいきなり挨拶がわりの一発。S広島Rのキックオフから始まると、バックパスをGK木稲瑠那が蹴り出そうとしたところ、カルロタ・スアレスが体に当ててブロック。無人のゴールへと流し込んだ。 幸先の良いスタートとなったI神戸。その後はS広島Rが高い位置からのプレスでボールを奪い、攻め込んで行くもののゴールが遠い。 後半もS広島Rが積極的に攻め込んでいくが、ゴールは遠く。10秒で決まったゴールでI神戸が勝利するかと思われたが、後半アディショナルタイム1分にS広島Rが劇的ゴール。瀧澤千聖のFKからのクロスを、髙橋美夕紀が頭で合わせ、狭いコースを抜いて同点。1-1の引き分けに終わった。 その他、開幕戦ではジェフ千葉レディース、アルビレックス新潟レディース、セレッソ大阪ヤンマーレディースがそれぞれ勝利を収めている。 ◆2024-25 SOMPO WEリーグ第1節 ▽9/14(土) INAC神戸レオネッサ 1-1 サンフレッチェ広島レジーナ 【I神戸】 カルロタ・スアレス(前1) 【S広島R】 髙橋美夕紀(後45+1) ▽9/15(日) マイナビ仙台レディース 1-3 ジェフ千葉レディース 【マイ仙台】 佐々木美和(前9) 【千葉L】 岸川奈津希(後3) 大澤春花(後6) 小川由姫(後18) 大宮アルディージャVENTUS 1-2 ちふれASエルフェン埼玉 【大宮V】 杉澤海星(後45+3) 【EL埼玉】 瀬戸口梢(前23) 岸みのり(後4) 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 0-2 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 島田芽依(前12) 藤﨑智子(後7) AC長野パルセイロ・レディース 1-2 アルビレックス新潟レディース 【AC長野】 伊藤めぐみ(後40) 【新潟L】 滝川結女(前14) 那須野陽向(後44) セレッソ大阪ヤンマーレディース 3-1 ノジマステラ神奈川相模原 【C大阪】 矢形海優(前43) 荻久保優里(後4) 高和芹夏(後40) 【N相模原】 築地育(後22) <span class="paragraph-title">【動画】3連覇目指す浦和が東京NBに快勝し幸先良いスタート</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="-uS_eWQyOfk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.15 23:15 Sun
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SOMPO WEリーグのキックオフカンファレンス開催! 12クラブの選手が集結、「みんなが主人公になるためにプレーする」

26日、2024-25シーズンのSOMPO WEリーグのキックオフカンファレンスがJFAサッカー文化創造拠点「blue-ing!」で行われた。 新シーズンの開幕を前に、12クラブの代表選手が集った中、1部と2部に分かれて行われた。 第1部では髙田春奈チェアが新シーズンに向けた挨拶。また、新たにタイトルパートナーとなった「SOMPOホールディングス」のグループCEO取締役代表執行役社長の奥村幹夫氏が登壇。今回のパートナーシップ契約についての説明を行った。 髙田チェアは4シーズン目を迎えるWEリーグを前に昨シーズンを振り返り、「リーグ戦は三菱重工浦和レッズレディースが連覇と強さを見せつけたわけですが、WEリーグカップではサンフレッチェ広島レジーナが創設3年目で初タイトル、1月の皇后杯では三菱重工浦和レッズレディースをやぶって、INAC神戸レオネッサが優勝するということで、本当に色々なクラブが出てきたシーズンになったと思う」とコメントした。 「みんなが主人公になるためにプレーする」という言葉をテーマにしている新シーズンのWEリーグ。「クラブにおいてもどのクラブが主人公になってもおかしくない、色々な主人公が生まれてくると私自身もワクワクしています」と語った。 また、昨シーズンからは多くの選手が海外へと移籍していった。特になでしこジャパンの選手たちが多く移籍している。「WEリーグ寂しくなったんじゃないの?と言われることも多いですが、実際に寂しさもあります。ただ、中を見れば、あの選手がいる、この選手がいるとワクワクする選手たちが日本にはたくさんいて、その選手たちが主人公になっていくということを考えると、培った日本の女子サッカーの育成を感じますし、これから益々新しい主役を生み出していくリーグになることが求められていると思います」と、新シーズンへの想いを語った。 奥村氏は今回のタイトルパートナー契約の経緯について言及。「WEリーグの理念である、『女子サッカー、スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、1人1人が輝く社会の実現・発展に貢献する』というものと、SOMPOのパーパスである『安心・安全・健康で溢れる未来へ』という理念が共鳴し合ったのが最初のキッカケです」と語った。 その後、トークセッションが行われ、損害保険ジャパン株式会社の常務執行役員[CHRO・CCuO]の酒井香世子さん、SOMPOひまわり生命保険株式会社の執行役員 CHROである野田美智子さん、SOMPOケア株式会社の執行役員 CHROである恒松敬子さんと髙田チェア、そしてWEリーグのコミュニオーガナイザーを務める元なでしこジャパンGKの海堀あゆみさんがWEリーグとSOMPOホールディングとの協力による今後の展開について語り合った。 第2部では12クラブの代表選手が登壇。開幕節の対戦カードごとに登場し、お互いの印象やここまでのチームの完成度、自身の目標などを語った。プレゼンターは昨シーズン限りで現役を引退した元なでしこジャパンの鮫島彩さんが務め、選手たちは「2桁ゴール」、「得点王」、「タイトルを獲る」、「5ゴール5アシスト」など、具体的な目標を掲げていた。 SOMPO WEリーグの開幕は9月14日に開幕。8月31日からは WEリーグ クラシエカップが開催され、12クラブがカップ女王を目指して戦う。 ◆参加選手 マイナビ仙台レディース:廣澤真穂 三菱重工浦和レッズレディース:島田芽依 大宮アルディージャVENTUS:林みのり ちふれASエルフェン埼玉:吉田莉胡 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース:大熊環 日テレ・東京ヴェルディベレーザ:木下桃香 ノジマステラ神奈川相模原:榊原琴乃 AC長野パルセイロ・レディース:伊藤めぐみ アルビレックス新潟レディース:滝川結女 セレッソ大阪ヤンマーレディース:脇阪麗奈 INAC神戸レオネッサ:水野蕗奈 サンフレッチェ広島レジーナ:瀧澤千聖選手 2024.08.26 22:20 Mon
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東京NBの新生右サイドバックが開幕戦で存在感!柏村菜那「切り替えは常に意識」

日テレ・東京ヴェルディベレーザのU-19日本女子代表DF柏村菜那が、勝利した開幕戦を振り返った。 東京NBは12日、2023-24 WEリーグ開幕節でAC長野パルセイロ・レディースを味の素フィールド西が丘に迎えた。 週半ばまでの温暖さと打って変わって寒気の中でキックオフを迎えた一戦は、菅野奏音のCKに村松が合わせて東京NBが10分に先制点を奪う。以降も出足の良い守備と見事なボール回しで、前半はホームチームが攻守で圧倒した。 後半にはAC長野の圧力を受けて我慢の時間もあったが、69分に北村菜々美が追加点を奪取。75分に伊藤めぐみに1点を返されたものの、84分には木下桃香のゴールで再びリードを広げ、3-1と勝利を収めた。 右サイドバックで先発出場した柏村は、この試合でWEリーグ初出場を飾った。とはいえ、すでに今季のWEリーグカップで先発2試合を含む4試合に出場済み。「今回は落ち着いて入ることができた」との言葉通り、リーグ初戦でも物怖じすることなく好パフォーマンスを披露した。 「(ベレーザの一員として)公式戦に初めて出たのはカップ戦だったので、その時は本当に緊張しました。けど、カップ戦での試合を重ねていくうちに経験も少しずつ積めて、リーグ戦までの間も成長することができたので、今回はカップ戦よりは落ち着いて入ることができたと思います」 先制点となったCKは、右サイド高い位置でのボール奪取を起点に土方麻椰のクロスで得たものだったが、その奪い切った選手が柏村だった。 「奪われた瞬間にすぐに取り返すことはずっと言われてきたので、切り替えのところは常に意識していました」と、松田岳夫監督の目指す攻撃のための守備も体現する。 後半には押し込まれる時間帯もあったが、「相手も前半よりロングボールが多く、前からどんどんプレッシャーに来て、それに対してうまく剥がせない時間帯が続いてしまった」と分析。「後半の最初の方は押し込まれましたけど、決めるところで(木下)桃香さんだったり、(北村)菜々美さんが決めてくれたので、後ろとしてはすごく助かりました」と、得点した前線の選手へ感謝の言葉を残した。 柏村は育成組織メニーナの出身で、2022年12月にトップチームへの昇格が発表に。憧れや目標とする選手には同ポジションのなでしこジャパンDF清水梨紗(ウェストハム)や日本代表DF菅原由勢(AZ)を挙げている。 開幕戦でも果敢にサイドを駆け上がり存在感を示したが、「シュートもキーパーに止められてしまい、ゴールに繋がるアシストのような結果には繋がらなかったので悔しいです」と、満足せず。謙虚さと向上心を併せ持つ19歳DFが、シーズンを通じてどこまで成長するか楽しみだ。 <span class="paragraph-title">【動画】柏村菜那も登場!東京NBチームメイトによる突撃インタビュー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/CzdggXLPO2J/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/reel/CzdggXLPO2J/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; 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