未来の日本代表がここから生まれる? バーモントカップで輝いた“スーパーキッズ”5選

8月9日から11日の3日間、東京都の駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館、屋内球技場で「JFA バーモントカップ 第36回全日本U-12フットサル選手権大会」が開催された。

1991年に第1回大会が行われたバーモントカップは、小学生年代の日本一を決めるフットサル大会。過去には元日本代表の小野伸二や原口元気らが優秀選手に選ばれるなど、プロサッカー選手への登竜門としても知られている。

全国各地の予選を勝ち抜いた48チームが集結した今大会では、FCトリアネーロ町田(東京都代表)が初優勝。FCポルタ(神奈川県代表)が準優勝に輝いた。今回は両チームから、特に存在感を放った5人の“スーパーキッズ”を紹介する。

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■GK リ・シュンセキ(FCポルタ)

超WORLDサッカー! 未来の日本代表がここから生まれる? バーモントカップで輝いた“スーパーキッズ”5選

164cm、50kgと恵まれた体格を誇る、FCポルタの守護神。大きな体だけでなく俊敏性も備え、鋭い反応でゴールを守った。

1次ラウンドからラウンド16までの4試合では、わずか3失点。トリアネーロ町田との決勝では6失点を喫したものの、フットサルらしい戦術を駆使しながら巧みにゴールへ迫る相手に対し、決定機を何度も阻止した。

シュートストップの安定感はもちろん、ピンチでも慌てずに構える落ち着きも印象的。恵まれたサイズと俊敏性を兼ね備えるだけに、この先どんな守護神へと成長していくのか楽しみだ。

■FP 山口煌矢(FCポルタ)

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FCポルタを準優勝へと押し上げた、不動のエース。162cmの長身を生かした空中戦の強さに加え、精度の高いシュートでゴールを量産した。

決勝でも、その得点力はいきなり発揮された。開始わずか12秒、セットプレーから浮かせたボールに頭で合わせて先制。その後も3点を追加し、1人で4ゴールを奪った。町田にリードを広げられても食らいつき、5-6の接戦に持ち込む原動力となった。

今大会で記録したのは、全選手最多の18得点。小学生年代ですでに際立つ得点感覚を、今後どこまで研ぎ澄ませていくのか注目したい。

■FP 菅野真之介(FCトリアネーロ町田)

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トリアネーロ町田の最前線を担った万能ストライカー。151cm、40kgと決して大柄ではないが、相手フィクソを背負っても当たり負けせず、ボールを収められる強さがある。

そこから素早く反転してシュートへ持ち込むだけでなく、ゴール前では相手の動きを見ながら一工夫。味方との連係にも積極的に関わり、攻撃の幅を広げた。

目標とするのは、日本代表FW上田綺世。「なんでもできる選手」を理想に掲げる菅野は、まだ5年生だ。来年も東京都予選を勝ち抜けば、再びこの舞台に戻ってくることができる。1年後、ひと回り成長した姿で駒沢に戻ってくることにも期待したい。

■FP 鴨川澄空(FCトリアネーロ町田)

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FP4人が流動的にポジションを変えながらボールを動かす“クワトロ”や、2人組の連係からタッチライン沿いのスペースへ抜け出す“パラレラ”など、フットサルの基本戦術を巧みに取り入れた町田で、“心臓役”を担ったのが鴨川澄空だ。

高いフットボールIQと巧みなボールタッチを生かし、周囲の状況を見ながらゲームを組み立てる。パスだけでなく、スペースがあれば自らドリブルで運び、相手の守備を動かしていった。

さらに目を引いたのが、攻守の切り替えの速さ。カウンターを受ければすぐさま自陣へ戻り、スライディングでピンチを防ぐ場面もあった。ボールを持っている時も、持っていない時もプレーを止めない。高い判断力と技術を備えるゲームメーカーが、この先どんな選手になっていくのか目が離せない。

■FP 田島伊織(FCトリアネーロ町田)

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トリアネーロ町田の“切り札”として、ここぞの局面で結果を残したストライカー。

持ち味はフィジカルの強さ。相手を振り切ってゴールへ向かう力強さに加え、得点が生まれそうな場所へ入り込む鋭い嗅覚も備えている。そのプレースタイルと髪型も相まって、チームでは“トリアネーロの森本貴幸”と呼ばれている。

準決勝では2ndピリオドから出場すると、残り約2分30秒で決勝点をマーク。そして決勝でも、5-5で迎えた残り1分にピッチへ送り出された。するとファーストプレーで縦パスを収めて反転し、そのまま力強く持ち運んでシュート。GKが弾いたボールを味方が押し込み、日本一を決める勝ち越し点につながった。大舞台で発揮した勝負強さを、これからどこまで伸ばしていくのか注目だ。

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超ワールドサッカー編集部
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