▽森保一監督率いる新生日本代表の2018年5試合が終わり、4勝1分無敗という幸先の良いスタートを見せている。中島翔哉(ポルティモネンセ)、南野拓実(ザルツブルク)、堂安律(フローニンヘン)の2列目トリオと1トップ・大迫勇也(ブレーメン)の織り成す「攻撃陣カルテット」が存在感を高めるのと同時に、GKも新風が吹き始めているのは特筆すべき点だ。
▽9月のコスタリカ戦(大阪・吹田)は2018年ロシア・ワールドカップ組の東口順昭(ガンバ大阪)が先発し、一歩リードしているところを見せたが、10月シリーズは権田修一(サガン鳥栖)と東口を1試合ずつピッチに送り出すなど、指揮官も選択肢を広げようと試みている。そして今回の11月シリーズでは、最初の16日のベネズエラ戦(大分)でシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)が初キャップを飾り、持ち前のビルドアップ能力の高さを示した。年内最終戦の20日のキルギス戦(豊田)は再び権田がチャンスを与えられ、3人は横一線の状況になりつつあるが、やはりシュミットの198㎝の長身と26歳という年齢は魅力。キャプテン・吉田麻也(サウサンプトン)も「GKの大型化は時代の流れ。むしろそうじゃないと生き残っていけない」と強調。ようやく世界基準に合った選手が出てきたのは間違いない。

