アビスパ福岡の戦力分析2026|予想フォーメーション・戦術・注目選手

2026/27シーズンの明治安田J1リーグが開幕した。各クラブの戦力や戦い方に注目が集まる中、本稿ではアビスパ福岡の現状と今季のポイントを整理する。

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目次

得点力不足を解消し、新体制で勝負のシーズンへ

アビスパ福岡にとって、2026/27シーズンは勝負の1年となる。2025シーズンはクラブ史上初めて首位に立つなど確かな強さを見せた一方、終盤に失速し、最終的には12位でフィニッシュ。さらに百年構想リーグを迎える直前には、金明輝前監督がコンプライアンス違反により解任される事態となった。ヘッドコーチを務めていた塚原真也監督が指揮を執る体制に移行したものの、苦しい戦いは続き、シーズン中盤に一度は立て直したものの終盤に再び失速。WEST最下位に終わった。プレーオフではジェフユナイテッド千葉を2戦合計4-3(2-2、2-1)で下し、19位で記念大会を終えている。

塚原監督が正式に指揮官へ就任して迎える新シーズン、最大の課題は得点力の向上だ。2025シーズン限りで長年チームを支えたウェリントンが退団し、百年構想リーグ後にはナッシム・ベン・カリファ、シャハブ・ザヘディら攻撃陣も大きく入れ替わった。

そこで今オフは、ファジアーノ岡山からウェリック・ポポ、鹿島アントラーズから師岡柊生らを獲得。既存の碓井聖生、名古新太郎らと新たな攻撃ユニットを形成する。2026年のスローガン『感動と勝ちにこだわる』を体現するためにも、攻撃陣の奮起は必要不可欠だ。

ウェリック・ポポを軸に、攻撃陣の組み合わせに注目

システム:3-4-2-1

スタメン
GK:永石拓海
DF:岡哲平、三國ケネディエブス(上島拓巳)、辻岡佑真
MF:前嶋洋太(橋本悠)、椎橋慧也(前田快)、見木友哉、藤本一輝
FW:碓井聖生(師岡柊生)、ウェリック・ポポ、名古新太郎(佐藤颯之介)

今オフは各ポジションに補強を施し、チームの弱点を強化した。GKは徳島ヴォルティスへの期限付き移籍を経て永石拓海が復帰。競争が続くポジションの中でも、一歩リードしている存在だ。

3バックは、百年構想リーグでも主力としてプレーした岡哲平と辻岡佑真を両ストッパーに配置し、中央には名古屋グランパスから復帰した三國ケネディエブスが入る。キャプテンを務める上島拓巳も控えており、競争力のある陣容となった。

中盤は、チームの心臓を担う見木友哉と、名古屋から完全移籍で加入した椎橋慧也がダブルボランチを形成。右ウイングバックは橋本悠と前嶋洋太が争い、左は藤本一輝が軸となる。状況に応じて深澤大輝、武本匠平らも起用されそうだ。

前線では、ウェリック・ポポが最前線に君臨。裏への抜け出しだけでなくポストプレーにも対応できるため、2シャドーとの連係にも期待がかかる。そのシャドーには、名古と師岡の“元鹿島”コンビをはじめ、碓井聖生、佐藤颯之介ら複数の選択肢がある。

さらに注目したいのが、元バルセロナのオリオール・ロメウ。チェルシーやバレンシア、シュトゥットガルト、サウサンプトンなどでもプレーした司令塔の加入が、福岡にどのような変化をもたらすのか。見木とのダブルボランチ形成にも期待がかかる。

新天地で存在価値を示せるか

FW師岡柊生

師岡柊生にとって、2026/27シーズンは自身の存在価値を示す1年となる。2023年に東京国際大から鹿島アントラーズへ加入すると、1年目からJ1リーグで4試合に出場。しかし、その後はアキレス腱断裂という大怪我に見舞われたことに加え、選手層の厚さもあって出場機会を失い、3年半で公式戦70試合9ゴールという成績に終わった。

「覚悟を持って全力で戦います」と意気込む新天地で求められるのは、ゴールに絡む働きだ。最前線に入るウェリック・ポポや、2シャドーでコンビを組む名古、碓井らとの連係をいかに構築できるかが重要になる。

前線への飛び出しやゴールへの嗅覚は大きな武器。自身の持ち味を最大限に発揮するためにも、周囲とのコンビネーションを早期に確立したい。得点力不足という課題を抱える福岡において、師岡には攻撃を活性化させる存在としての役割が期待される。新天地で結果を残し、自身の価値を証明できるか。勝負のシーズンが始まる。

J1クラブの戦力分析2026

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超ワールドサッカー編集部
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