鹿島アントラーズの戦力分析2026|予想フォーメーション・戦術・注目選手

2026/27シーズンは、“王者”としての強さを改めて示す1年となるだろう。J1最多優勝を誇る鹿島アントラーズの現状と今季のポイントを整理する。

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王者の強さを示し、リーグ連覇へ

“王者”としての強さを改めて示す1年となる。J1リーグ最多優勝を誇る鹿島アントラーズは、2025シーズンに9年ぶりとなるリーグ制覇を成し遂げた。さらに、2026年前半に行われたJ1百年構想リーグEASTでも、2位に勝ち点8差をつけて首位でフィニッシュ。鬼木達監督の下、常勝軍団としての強さを示している。

リーグ連覇を目指す今シーズンも、盤石の陣容を整えた。今夏には複数の主力が退団した一方、即戦力としてMFマテウス・ブエノ、FWヤン・マテウス、DF広瀬陸斗を獲得。誰がピッチに立ってもチームの機能性や質を落とさない、圧倒的な選手層を維持しながら、鹿島らしいダイナミックなアタックを武器に、国内とアジアの舞台でさらなる躍進を目指す。

最大の見どころは、鬼木監督の柔軟な采配だろう。2026/27シーズンの開幕戦となった横浜F・マリノス戦では、相手に足を攣る選手が続出した状況を見極め、攻撃的な選手を次々と投入。SBにもアタッカーを起用すると、90+9分に同点、90+12分に勝ち越しという劇的な逆転劇を演じた。

こうした勝負勘こそ、鬼木監督の手腕を象徴するものだ。指揮官からの高い要求に応えるべく、選手たちもピッチ上で躍動する。選手層、指揮官の采配、そしてチームとしての完成度を総合的に踏まえれば、今季も優勝候補の本命に挙げられる。

王者を支える4-4-2の完成度

システム:4-4-2

スタメン
GK:早川 友基
DF:広瀬陸斗(小池龍太)、植田直通、キム・テヒョン(関川郁万)、小川諒也(林晴己)
MF:ヤン・マテウス(松村優太)、三竿健斗、マテウス・ブエノ(柴崎岳)、チャヴリッチ(エウベル)
FW:レオ・セアラ、鈴木優磨(吉田湊海)

2025年のJ1リーグでMVPに輝いた早川友基がゴールマウスを守る。超人的な反応速度で勝利に直結するセービングを見せる絶対的守護神だ。

右SBには、退団した濃野公人に代わる形で、2年半ぶりに復帰した広瀬陸斗が入る。CBは植田直通とキム・テヒョンの鉄板コンビがメインとなりそうだが、後者の負傷離脱が増えていることを考えると、関川郁万にも出場機会は巡ってきそうだ。左SBは安西幸輝が開幕前に大怪我を負ったことで、小川諒也の重要度が増している。一列前を主戦場とする林晴己もオプションとなる。

ボランチでは、三竿健斗の相方として、縦方向にパスを散らせる新加入のマテウス・ブエノに注目だ。両ワイドは流動的で、選手の調子や試合展開に応じて、起用される選手は柔軟に変わりそうだ。

前線は、昨季の得点王レオ・セアラと、鹿島の象徴・鈴木優磨による不動の2トップが軸となる。18歳の超逸材・吉田湊海のブレイクにも期待が集まる。

攻撃の新たな軸を担う司令塔

MFマテウス・ブエノ

今季の鹿島アントラーズでキーマンになるのが、清水エスパルスから加入したマテウス・ブエノだ。

Jリーグ初挑戦となった2025シーズンに残したインパクトは絶大だった。相手のプレッシャーの矢印を折るかのようなプレス耐性と落ち着きで中盤をコントロールしながら、ライン間へ鋭く正確な縦パスを差し込む。常に顔を上げてプレーするため、チャンスやフリーの選手も見逃さない。

鹿島では、豊富な運動量で広範囲をカバーする三竿健斗と主にコンビを組むことが想定される。互いの理解が深まれば、試合を重ねるごとに中盤の完成度は高まっていくだろう。

鹿島は百年構想リーグで柴崎岳が復活を果たし、中盤から効果的な縦パスやワイドへの展開を増やした。ただ、柴崎のようにゲームを組み立てる司令塔としての特性を持つ選手は決して多くない。

マテウス・ブエノには中盤の新たな軸として大きな期待が寄せられており、彼の活躍と稼働によってチームとして攻撃のバリエーションをどこまで増やせるかが、複数タイトルを狙う今季の鹿島を占う重要なポイントになりそうだ。

J1クラブの戦力分析2026

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超ワールドサッカー編集部
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