6月13日、MUFGスタジアムで「JリーグオールスターDAZNカップ」が開催された。
オープニングゴールは湘南・山田寛人
17年ぶりに復活した“祭典”のオープニングゲームは、J2・J3 EAST-AとJ2・J3 EAST-Bの対戦。EAST-Aは岩渕弘人(ベガルタ仙台)、EAST-Bは“キングカズ”こと三浦知良(福島ユナイテッドFC)がキャプテンマークを巻き、ピッチへと足を踏み入れた。
先に試合を動かしたのはJ2・J3 EAST-Aだった。5分、岩渕がワンタッチで前線へ流したボールに山田寛人が反応。背後へ抜け出し、明治安田J2・J3百年構想リーグEAST-Aで8得点を記録した得点王が、大会第1号ゴールを叩き込む。
さらに18分には、ディサロ燦シルヴァーノ(モンテディオ山形)が追加点を奪取。EAST-Aがリードを2点に広げた。
苦しい展開となったEAST-Bだったが、26分にはピッチ外で大きな“見せ場”が生まれる。右サイドをドリブルで突破していた田中パウロ淳一(栃木シティ)に対し、槙野智章監督がテクニカルエリアから飛び出して進路を妨害。現役時代を彷彿とさせる“タックル”でプレーを止めてしまい、イエローカードを提示されると、スタジアムは大きな笑いに包まれた。
試合はそのまま2−0でJ2・J3 EAST-Aが勝利。準決勝に駒を進めた。
湘南・山田寛人のオープニングゴール🙌
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ゴールパフォーマンスにも注目👀
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つづく第2試合のJ2・J3 WEST-A vs J2・J3 WEST-Bは、20分までスコアが動かない拮抗した展開に。
均衡を破ったのは、鹿児島ユナイテッドFCの吉尾虹樹。ペナルティエリア前で、塩浜遼(サガン鳥栖)からのボールを受け取った髙橋大悟(ギラヴァンツ北九州 )が3人目の動きでボックスに入っていた吉尾にラストパスを送り、みごとな崩しで値千金のゴールが生まれた。
鹿児島・吉尾虹樹の狙い澄ました一撃🌈
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ビューティフルゴールでついに均衡が破れる!
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キングカズ&槙野智章がサプライズ共演
15時から行われた5・6位決定戦では、J2・J3 EAST-BとJ2・J3 WEST-Aが対戦。ここで第1試合から存在感を放っていた“お祭り漢”が、本領を発揮した。
三平和司(大分トリニータ)と藤川虎太朗(AC長野パルセイロ)のゴールでWEST-Aが2点をリードして迎えた14分。ピッチサイドに現れたのは、背番号11を背負うカズと、背番号5のユニフォームに身を包んだ槙野監督だった。
世代を超えた元日本代表同士の共演に、スタジアムのボルテージは一気に上昇。大きな拍手と歓声が降り注ぐ中、2人はそろってピッチへと送り出された。

現役時代はDFとして活躍した槙野監督だが、2トップの一角に入り果敢にゴール前へ顔を出しながら、得点への執念を見せる。
試合終了間際には、カズが右サイドでシザーズを披露して観客を沸かせると、ラストプレーでは槙野監督にもビッグチャンスが到来。ゴール前へ上がったクロスに反応し、あと一歩でオーバーヘッドシュートという場面を迎えたが、惜しくも足は届かず。それでも、持ち前のエンターテイナーぶりを発揮した。
もふもふなマスコットたちが大集結!
17年ぶりの祭典を彩ったのは、選手、コーチングスタッフだけではない。
この日の会場には、Jリーグクラブのマスコットたちが勢揃い。
試合と試合の間には場外にてパレードを実施したり、各キー局で放送されているJリーグ応援番組とのコラボ企画に参加しダンスを披露するなど、会場を盛り立てた。
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準決勝はまさかのジャイキリ!!
16時から始まった準決勝の第1試合は、J2・J3 EAST-AとJ1 EASTが激突。
J1 EASTは、日本代表経験を持つ細谷真大(柏レイソル)、渡邉新太(水戸ホーリーホック)の強力な2トップ、アタッカーの渡邊凌磨(浦和レッズ)をJ2・J3 のDFたちが抑え、スコアレスのまま試合は進む。
21分、J1 EASTにコーナーキックのチャンスが生まれる。するとゴール前で植田直通(鹿島アントラーズ)、小泉佳穂(柏レイソル)、染野唯月(東京ヴェルディ)、古賀太陽(柏レイソル)がおもむろに手をつないで輪をつくり、ぐるぐると回って相手のマークを混乱させる“トルメンタ”の奇策を仕掛けるが、植田のヘディングは惜しくもバーに阻まれた。
用意してきたセットプレー🌀
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鹿島・植田直通のヘディングは惜しくも決まらず
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20分には、福田湧矢(東京ヴェルディ)のマイナスのクロスから天野純(横浜F・マリノス)が左足を振り枠内シュートを放つが、杉田隼(横浜FC)がブロック。跳ね返ったボールを再び天野が狙うも、上福元直人(湘南ベルマーレ)の好対応に合う。
対してJ1 EASTのゴールを守っていた谷晃生(FC町田ゼルビア)も、試合終了間際に中島大嘉(ザスパ群馬)のヘディングシュートを跳ね返し、大ピンチを阻止。なお、このセーブはオールスターのベストセーブ賞に選ばれた。
0-0のまま、試合は1本目からサドンデスのルールで行われるPK戦に突入。ゴール裏からは両チームに向けて平等にブーイングが飛び交う中、J1 EASTの2本目のキッカーを担った天野が枠外に外してしまい、試合は終了。J2・J3 EAST-Aが格上のJ1を下し、決勝戦に進出した。
続く準決勝第2試合、J2・J3 WEST-B vs J1 WESTの一戦でも、“ジャイアントキリング”は止まらない。
J2・J3 WEST-Bはにコンパクトな陣形を保ちながら集中した守備で、J1の攻撃をしのいでいく。すると7分、左サイドの杉井颯(鹿児島ユナイテッドFC)からの折り返しを受け取った榊原彗悟(大分トリニータ)が左足を振り、先制点をマークした。なお、このゴールは今大会のベストゴールに選出された。
大分・榊原彗悟が左足を振り抜く💨
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J2•J3が先制に成功
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🆚J2•J3 WEST-B×J1 WEST
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1点を追うJ1 WESTも、このままで終わるわけにはいかないと猛攻を仕掛ける。15分には、交代でピッチに入った乾貴士(ヴィッセル神戸)のパスを起点に、中山克広(名古屋グランパス)のシュートで決定機を迎えるも、ヴァンイヤーデン ショーン(ガイナーレ鳥取)が跳ね返し、ネットを揺らすことはできず。そのまま1-0でホイッスルが鳴り響き、J2・J3 WEST-Bが勝利を収めた。
3位決定戦では、J1のレジェンドたちが意地をぶつけ合う
まさかの準決勝で敗退となり、3位・4位決定戦はJ1 EAST vs J1 WESTによるJ1同士の戦いが繰り広げられた。
まずは10分、コーナーキックのチャンスからキャプテンマークを巻いた中谷進之介(ガンバ大阪)が1点を奪い、J1 WESTが先制に成功する。続けて14分には、PKを獲得。交代で入った香川真司(セレッソ大阪)が、ファーストプレーで技ありの1本を決め、リードを広げた。
WESTが追加点
香川真司がタイミングをズラしてPK成功✨
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2点を追うJ1 EAST もここから反撃を開始。15分、佐藤龍之介(FC東京)の仕掛けから、渡邊が1点を返す。さらに30分、鋭いカウンターから佐藤が今度はゴールを決めて見せ、タイムアップ直前に同点に追いついた。
カウンター炸裂🔥
佐藤龍之介の豪快弾で同点
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和やかな雰囲気で進んだPK戦は4本目までもつれるも、駆け引きを制した西川周作(浦和レッズ)が香川のパネンカを止めてみせ、J1 EASTが3位の座をつかんだ。
土居聖真の決勝弾でEAST-Aが頂点に
格上との準決勝を勝ち抜き、決勝の舞台に進んだのはJ2・J3 EAST-AとJ2・J3 WEST-B。6万人を超える観衆が見守る中、ファイナルの幕が上がった。
EAST-Aが試合開始早々に先制⚽️
侵入した土居聖真が決める
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立ち上がりから主導権を握ったのはEAST-Aだった。3分、石井久継(湘南ベルマーレ)が相手DFの股を抜く鋭い縦パスを差し込むと、ボックス内で受けた土居聖真(モンテディオ山形)が冷静にゴール右下へ流し込み先制。事前にチーム内で決めていたゴールパフォーマンスも披露し、スタンドから大きな拍手が送られた。
追いかけるWEST-Bは、準決勝同様にコンパクトな陣形を保ちながら守備を固め、追加点を許さない。ボールを奪ってからは吉原楓人(ギラヴァンツ北九州)を中心に反撃を試みたが、なかなか決定機までは持ち込めなかった。
その後もEAST-Aがボールを保持しながら試合をコントロール。WEST-Bも粘り強く応戦したものの、最後までスコアは動かず。1点を守り切ったJ2・J3 EAST-Aが17年ぶりに開催されたオールスター優勝を果たした。
逃げ切ったJ2•J3 EAST-A👏
JリーグオールスターDAZNカップを制す
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優勝したのにこの表情…😭
田中パウロ淳一が最後までチームを盛り上げる
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17年ぶりに復活した夢の祭典
JリーグオールスターDAZNカップの1日を振り返る⚽️
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