電撃解任もタダでは渡さず? ナーゲルスマンを雇うとバイエルンに資金を支払う可能性が浮上

2023.03.27 09:55 Mon
Getty Images
電撃的にユリアン・ナーゲルスマン監督(35)を解任したバイエルンだが、そう簡単に有望な指揮官を他クラブに渡す気はないようだ。ドイツ『ビルト』が報じた。

24日、突如として解任の話が浮上したナーゲルスマン監督は報道通り解任。ドルトムントやパリ・サンジェルマン(PSG)、チェルシーを指揮したトーマス・トゥヘル監督が後任として就任した。
シーズン3冠が目指せる中での電撃的な指揮官交代は驚きを与えたが、バイエルンはチームが成長・改善していないことを理由に挙げていた。

ドイツでその名を上げた青年指揮官には当然興味を持つチームは多く、アントニオ・コンテ監督を解任したトッテナムやレアル・マドリーなど複数クラブが浮上している。

引く手数多とみられる中、ナーゲルスマン監督とバイエルンの間にとある条項があるとのこと。監督に就任した場合、そのクラブはバイエルンへと一定の金額を支払う必要があるとのことだ。
『ビルト』によれば、バイエルンは2021年にRBライプツィヒからナーゲルスマン監督を引き抜いた際に最大で2000万ユーロ(約28億1500万円)を支払う契約だったという。基本料1500万ユーロ(約21億1000万円)に加え、250万ユーロ(約3億5000万円)ずつでフレンドリーマッチを2試合行うという条件だったが、この2試合は開催されていない。

加えて、成績ボーナスとして500万ユーロ(約7億円)が支払われる可能性があったが、ナーゲルスマン監督は、チャンピオンズリーグ(CL)で優勝できず、ブンデスリーガで2冠も達成していないため、この条項は支払われないという。

具体的な金額はわからないが、この一部が新たに雇用したクラブがバイエルンに支払う条項があるといい、簡単には手渡さないようだ。
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