王者マドリーが5発圧勝で首位通過! 日本人3選手先発もセルティックは未勝利で敗退《CL》
2022.11.03 04:36 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)グループF最終節、レアル・マドリーvsセルティックが2日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが5-1で勝利した。
一方、シャフタール相手の前節を1-1のドローで終えたセルティックは最終節を前に最下位での敗退が決定。今季のヨーロッパ最終戦となる今節は王者相手に初勝利を目指した。ポステコグルー監督はこの一戦で古橋亨梧、旗手怜央、前田大然の日本人3選手をスタメンで起用した。
立ち上がりは前田を中心に前線から果敢なプレスを仕掛けたセルティックが押し込む入りに。だが、キックオフから数分の守勢を凌いだマドリーが早々に先制点を奪う。
6分、ロドリゴの裏抜けを起点とした波状攻撃からボックス内でのバルベルデのシュートがDFイェンツのハンドを誘ってPKを獲得。これをキッカーのモドリッチがゴール右隅へ決め切った。
ハーフウェイライン付近の左でボールを受けた旗手が背後を狙う前田にスルーパスを供給。快足を飛ばしてボックス手前まで運んだ前田が早いタイミングで入れたグラウンダーのクロスにファーでフリーの古橋が飛び込むが、スライディングシュートをミートし切れず。さらに、17分にはボックス手前でクリアボールに反応した旗手が右足のミドルシュートを狙うが、これは枠の上に外れる。
やや相手に押し返される場面が続いたマドリーだが、効率良い攻めで2点目を奪う。21分、ボックス内でロドリゴがカットインから放った右足のシュートがオライリーの左腕に当たると、オンフィールド・レビューの結果、この試合2本目のPKに。これをロドリゴが今度は左隅に蹴り込んだ。
これで厳しくなったものの、士気を落とすことなく戦うセルティックは再び日本人トリオで決定機を創出。26分、旗手と前田の連動したプレスでショートカウンターに持ち込むと、前田からボックス右でフリーの古橋にラストパスが繋がる。だが、今季CLで決定力が大きな課題となったセルティックのエースは右足のシュートをGKクルトワに余裕を持ってセーブされた。この決定機逸の直後には旗手も強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、これも相手守護神の好守に阻まれる。
それでも、諦めずに攻め続けるアウェイチームは34分、ボックス右でのアバダの仕掛けがDFメンディのファウルを誘ってPKを獲得。だが、キッカーのユラノビッチが左を狙って蹴ったシュートはGKクルトワに完璧に読まれてはじき出され、絶好のチャンスを逸した。これでさすがにメンタル、運動量に陰りが見え始めると、前半終盤は相手の攻勢を前に何とか3失点目を防ぐのが精いっぱいという苦しい戦いとなった。
ホームチームの2点リードで迎えた後半も早い時間帯にゴールが生まれる。51分、右サイドで持ち上がったバルベルデからのショートスルーパスに反応したカルバハルがボックス右でマイナスに深い折り返しを入れると、タイミング良く走り込んできたアセンシオが抑えの利いた左足のハーフボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。
さらに、畳みかけるマドリーは61分、ボックス右に抜け出したバルベルデからの高速クロスをゴール前に飛び込んだヴィニシウスがワンタッチで流し込み、勝利を決定づける4点目とした。
この4点目をキッカケに両チームは今週末の試合を睨んだ戦い方にシフト。敗色濃厚のセルティックは64分、古橋と前田を含め前線を総入れ替えする4枚替えを敢行。対するマドリーは続けて4枚の交代カードを切り、ヴィニシウスやモドリッチを下げて負傷明けのベンゼマ、セバージョスに調整の場を与える。
大勢が決した中、貪欲にゴールを狙うホームチームは71分にルーカス・バスケスからのマイナスの折り返しにボックス手前で反応したバルベルデが見事な右足のダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺し、圧巻のゴラッソでスタジアムを沸かす。
一方、セルティックは82分に旗手を下げて交代カードを使い切るも、直後の84分にはボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのジョタが見事に左上隅に突き刺し、一矢報いるゴールとした。
そして、試合はこのまま5-1でタイムアップを迎え、公式戦3試合ぶりの白星を大勝で飾ったマドリーが首位通過を決定。敗れたセルティックは未勝利でグループリーグの戦いを終えることになった。
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前節、RBライプツィヒ相手に今季の公式戦初黒星を喫したマドリーはすでに決勝トーナメント進出を決めているものの、首位通過はお預けに。勝ち点3で自力での首位通過を決められるホームでの最終節では最下位チームを迎え撃った。直近のジローナ戦を1-1のドローで終え、2戦未勝利のアンチェロッティのチームはその試合から先発2人を変更。リュディガーとカマヴィンガに代えてミリトン、アセンシオを起用。また、負傷明けのベンゼマがベンチに戻ってきた。立ち上がりは前田を中心に前線から果敢なプレスを仕掛けたセルティックが押し込む入りに。だが、キックオフから数分の守勢を凌いだマドリーが早々に先制点を奪う。
6分、ロドリゴの裏抜けを起点とした波状攻撃からボックス内でのバルベルデのシュートがDFイェンツのハンドを誘ってPKを獲得。これをキッカーのモドリッチがゴール右隅へ決め切った。
出ばなを挫かれる入りとなったものの、戦い方を変えることなくアグレッシブなプレーを継続するセルティックは、13分に日本人トリオの連携で決定機を創出。
ハーフウェイライン付近の左でボールを受けた旗手が背後を狙う前田にスルーパスを供給。快足を飛ばしてボックス手前まで運んだ前田が早いタイミングで入れたグラウンダーのクロスにファーでフリーの古橋が飛び込むが、スライディングシュートをミートし切れず。さらに、17分にはボックス手前でクリアボールに反応した旗手が右足のミドルシュートを狙うが、これは枠の上に外れる。
やや相手に押し返される場面が続いたマドリーだが、効率良い攻めで2点目を奪う。21分、ボックス内でロドリゴがカットインから放った右足のシュートがオライリーの左腕に当たると、オンフィールド・レビューの結果、この試合2本目のPKに。これをロドリゴが今度は左隅に蹴り込んだ。
これで厳しくなったものの、士気を落とすことなく戦うセルティックは再び日本人トリオで決定機を創出。26分、旗手と前田の連動したプレスでショートカウンターに持ち込むと、前田からボックス右でフリーの古橋にラストパスが繋がる。だが、今季CLで決定力が大きな課題となったセルティックのエースは右足のシュートをGKクルトワに余裕を持ってセーブされた。この決定機逸の直後には旗手も強烈なミドルシュートを枠に飛ばすが、これも相手守護神の好守に阻まれる。
それでも、諦めずに攻め続けるアウェイチームは34分、ボックス右でのアバダの仕掛けがDFメンディのファウルを誘ってPKを獲得。だが、キッカーのユラノビッチが左を狙って蹴ったシュートはGKクルトワに完璧に読まれてはじき出され、絶好のチャンスを逸した。これでさすがにメンタル、運動量に陰りが見え始めると、前半終盤は相手の攻勢を前に何とか3失点目を防ぐのが精いっぱいという苦しい戦いとなった。
ホームチームの2点リードで迎えた後半も早い時間帯にゴールが生まれる。51分、右サイドで持ち上がったバルベルデからのショートスルーパスに反応したカルバハルがボックス右でマイナスに深い折り返しを入れると、タイミング良く走り込んできたアセンシオが抑えの利いた左足のハーフボレーシュートをゴール左隅に突き刺した。
さらに、畳みかけるマドリーは61分、ボックス右に抜け出したバルベルデからの高速クロスをゴール前に飛び込んだヴィニシウスがワンタッチで流し込み、勝利を決定づける4点目とした。
この4点目をキッカケに両チームは今週末の試合を睨んだ戦い方にシフト。敗色濃厚のセルティックは64分、古橋と前田を含め前線を総入れ替えする4枚替えを敢行。対するマドリーは続けて4枚の交代カードを切り、ヴィニシウスやモドリッチを下げて負傷明けのベンゼマ、セバージョスに調整の場を与える。
大勢が決した中、貪欲にゴールを狙うホームチームは71分にルーカス・バスケスからのマイナスの折り返しにボックス手前で反応したバルベルデが見事な右足のダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺し、圧巻のゴラッソでスタジアムを沸かす。
一方、セルティックは82分に旗手を下げて交代カードを使い切るも、直後の84分にはボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのジョタが見事に左上隅に突き刺し、一矢報いるゴールとした。
そして、試合はこのまま5-1でタイムアップを迎え、公式戦3試合ぶりの白星を大勝で飾ったマドリーが首位通過を決定。敗れたセルティックは未勝利でグループリーグの戦いを終えることになった。
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