デ・ブライネの圧巻FK弾が決勝点! ハーランド不在で攻めあぐねたシティがレスターに競り勝つ《プレミアリーグ》
2022.10.29 22:23 Sat
プレミアリーグ第14節、レスター・シティvsマンチェスター・シティが29日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのシティが0-1で勝利した。
首位のアーセナルに2ポイントに迫った中、リーグ連勝を狙う今節は17位のレスターとのアウェイゲームに臨んだ。グアルディオラ監督はドルトムント戦から先発6人を変更。守護神エデルソン、アカンジ、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバら主力が復帰した一方、コンディション不良のハーランドが今季リーグ戦で初めて招集外となり、フォーデンやルベン・ディアスもベンチスタートとなった。
[5-4-1]の後ろに重い守備的な布陣で臨んだレスターに対して、シティはベルナルド・シウバ、グリーリッシュの両ウイングがタッチライン際で幅を取り、両サイドバックはロドリの脇でビルドアップの組み立てに参加する形の入りを見せた。
シティは自陣にフィールドプレーヤー10人が常に引く形で守る相手に対して、各自の立ち位置を入れ替えながら内と外で細かくボールを出し入れして焦れずに揺さぶりをかけ続ける。流れの中では決定機まで持ち込めない中、12分には左CKの流れからデ・ブライネのクロスをロドリがヘディングシュート。直後の16分にはデ・ブライネの背後への抜け出しからボックス右のベルナルド・シウバが左足シュートを狙うが、いずれもGKウォードの好守に遭う。
前半半ばから終盤にかけては完全に睨み合いの状況に。シティは70%近いボール保持率に相手の5倍となるシュート10本を放ったものの、集中した相手の守備を前に完全に攻めあぐねる状況に陥り、ハーランド不在を強く感じる前半45分間となった。
それでも、後半に勢いを持って入ったペップのチームは、開始早々の圧倒的な個の力でゴールをこじ開けた。49分、ボックス手前左の好位置で得たFKの場面でキッカーのデ・ブライネが右足を振り抜くと、ゴール左上隅を捉えたシュートが左ポストの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。
デ・ブライネのリーグ2戦連発となるスーパーゴールで先手を奪ったシティだが、直後の53分にはこの試合初めてのピンチ。レスターの左CKの場面でサインプレーからマディソンの浮き球のクロスをペナルティアーク付近でフリーとなったティーレマンスに右足ダイレクトボレーで合わせられる。だが、これはGKエデルソンが指先でコースを変えてクロスバーを叩いた。
守護神のビッグセーブで難を逃れたシティは、以降危なげなくゲームをコントロール。相手が大きく戦い方を変えてこないため、なかなか追加点に近づく決定機は作れないが、相手をゴールから遠ざけてピンチを未然に防ぐ。
後半半ばを過ぎてレスターはヴァーディとソユンジュを下げてダカ、イヘアナチョを同時投入。この交代でより攻撃的な[4-2-3-1]に変更。対するシティはアカンジとアルバレスを下げてルベン・ディアス、フォーデンと主力をピッチに送り込む。
試合終盤にかけても最少得点差が維持される緊迫した状況が続く。ここまで粘り強く守ってカウンターから虎視眈々とチャンスを窺うホームチームは、フレッシュなダカとイヘアナチョを起点に幾度かフィニッシュのシーンを作り出すが、そのシュートがことごとくGKエデルソンの守備範囲に飛ぶ。
3分が加えられた後半アディショナルタイムにはストーンズのヘディングのクリアが味方のルベン・ディアスに当たってあわやオウンゴールという場面もあったが、デ・ブライネのゴールを最後まで守り切ってシティが1-0の勝利でリーグ連勝を飾った。
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2位のシティは前節、ブライトン相手に3-1の勝利を収めてリバプール戦での今季初黒星からのバウンスバックに成功。ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではグループリーグ連勝が「4」でストップしたものの、敵地で最低限のドローに持ち込んで目標とするグループリーグ首位通過を決めた。[5-4-1]の後ろに重い守備的な布陣で臨んだレスターに対して、シティはベルナルド・シウバ、グリーリッシュの両ウイングがタッチライン際で幅を取り、両サイドバックはロドリの脇でビルドアップの組み立てに参加する形の入りを見せた。
シティは自陣にフィールドプレーヤー10人が常に引く形で守る相手に対して、各自の立ち位置を入れ替えながら内と外で細かくボールを出し入れして焦れずに揺さぶりをかけ続ける。流れの中では決定機まで持ち込めない中、12分には左CKの流れからデ・ブライネのクロスをロドリがヘディングシュート。直後の16分にはデ・ブライネの背後への抜け出しからボックス右のベルナルド・シウバが左足シュートを狙うが、いずれもGKウォードの好守に遭う。
対するレスターは自陣で防戦一方の状況が続くが、24分には初めて狙っていたカウンターの形が機能し、ボックス左で仕掛けたバーンズが最初のフィニッシュのシーンを作り出す。この攻撃をキッカケにフィニッシュには至らぬものの、徐々に相手を引っくり返せそうな場面を作り出していく。
前半半ばから終盤にかけては完全に睨み合いの状況に。シティは70%近いボール保持率に相手の5倍となるシュート10本を放ったものの、集中した相手の守備を前に完全に攻めあぐねる状況に陥り、ハーランド不在を強く感じる前半45分間となった。
それでも、後半に勢いを持って入ったペップのチームは、開始早々の圧倒的な個の力でゴールをこじ開けた。49分、ボックス手前左の好位置で得たFKの場面でキッカーのデ・ブライネが右足を振り抜くと、ゴール左上隅を捉えたシュートが左ポストの内側を掠めてゴールネットに突き刺さった。
デ・ブライネのリーグ2戦連発となるスーパーゴールで先手を奪ったシティだが、直後の53分にはこの試合初めてのピンチ。レスターの左CKの場面でサインプレーからマディソンの浮き球のクロスをペナルティアーク付近でフリーとなったティーレマンスに右足ダイレクトボレーで合わせられる。だが、これはGKエデルソンが指先でコースを変えてクロスバーを叩いた。
守護神のビッグセーブで難を逃れたシティは、以降危なげなくゲームをコントロール。相手が大きく戦い方を変えてこないため、なかなか追加点に近づく決定機は作れないが、相手をゴールから遠ざけてピンチを未然に防ぐ。
後半半ばを過ぎてレスターはヴァーディとソユンジュを下げてダカ、イヘアナチョを同時投入。この交代でより攻撃的な[4-2-3-1]に変更。対するシティはアカンジとアルバレスを下げてルベン・ディアス、フォーデンと主力をピッチに送り込む。
試合終盤にかけても最少得点差が維持される緊迫した状況が続く。ここまで粘り強く守ってカウンターから虎視眈々とチャンスを窺うホームチームは、フレッシュなダカとイヘアナチョを起点に幾度かフィニッシュのシーンを作り出すが、そのシュートがことごとくGKエデルソンの守備範囲に飛ぶ。
3分が加えられた後半アディショナルタイムにはストーンズのヘディングのクリアが味方のルベン・ディアスに当たってあわやオウンゴールという場面もあったが、デ・ブライネのゴールを最後まで守り切ってシティが1-0の勝利でリーグ連勝を飾った。
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