インテルが2季連続決勝T進出! 重圧かかる一戦でムヒタリアン&ジェコのベテランが仕事《CL》
2022.10.27 03:36 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)グループC第5節、インテルvsビクトリア・プルゼニが26日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが4-0で勝利した。
その重要な一戦でインザーギ監督は、4-3で打ち勝った直近のフィオレンティーナ戦から先発3人を変更。デ・フライ、ダルミアン、ホアキン・コレアに代えてバストーニ、ダンフリース、ジェコと主力を復帰させた。また、ベンチには長期離脱明けのルカクが戻ってきた。
指揮官はサスペンションでベンチに不在も、大挙したインテリスタの盛大な後押しを生かして立ち上がりから攻勢を仕掛けるホームチーム。高い位置を取るウイングバックを軸に、中央でも絶好調のラウタロ・マルティネスが積極的に勝負を仕掛けていく。
ただ、今大会初の勝ち点に加え、わずかながら3位でのヨーロッパリーグ(EL)行きの可能性を残すプルゼニの集中した守備を前に決定機まであと一歩という足踏みが続く。
以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開するインテルは、ディマルコとバストーニのコンビで常に優位性を作り出していた左サイドからの仕掛けでゴールをこじ開ける。35分、ディマルコとのパス交換で左サイド深くに抜け出したバストーニがボックス付近まで運んで浮き球のクロスを供給。中央でジェコが潰れ、背後でフリーとなったムヒタリアンのヘディングシュートがゴール右隅に決まる。そして、この先制点によってスタジアム全体が重圧から解き放たれた。
ここからアウェイチームが徐々に前に出てきたことで、インテルは遅攻に加えてカウンターからもチャンスシーンを作り出す。そして、42分にはバレッラからの正確な斜めのフィードに反応したディマルコがボックス左での巧みなファーストタッチからすかさず折り返すと、ドフリーのジェコが難なくワンタッチで流し込み、前半の内に2点目を奪い切った。
迎えた後半、早いタイミングで3枚の交代カードを切ったプルゼニが勢いを持って入ったが、時間の経過と共にインテルが押し返していく。そして、55分にはムヒタリアンの右ポスト直撃のシュート、直後には好調ラウタロが鋭い枠内シュートを飛ばすが、GKの好守に遭う。
危なげなく時計を進めるホームチームは66分、プルゼニキラーの背番号9が試合を決める3点目を奪い切る。オフサイドラインぎりぎりでボックス左に抜け出したラウタロがキープして冷静に中へ折り返すと、これをジェコが丁寧な左足ボレーでゴール左隅へ流し込んだ。
これで勝利を確信したインテルベンチは殊勲のジェコ、ムヒタリアン、ディマルコらをベンチに下げて試合をクローズにかかる。さらに、83分には2カ月ぶりの戦列復帰となったルカクをラウタロに代えてピッチへ送り出す。
すると、久々のピッチ帰還となったエースストライカーが早速魅せる。87分、ボックス付近でポイントを作ってコレアとパス交換したルカクがボックス左へ強引に抜け出して左足のシュートをゴール左隅に流し込み、自ら復帰を祝う祝砲とした。
その後、危なげなく相手の攻撃を無失点で封じ切ったインテルが4-0の快勝で2シーズン連続の決勝トーナメント進出を決めた。そして、試合終了時点では首位通過の可能性も残してバイエルンとの最終節に臨むことになった。
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“死の組”と評されたグループCにおいて戦前は3番手の評価も、バルセロナとの重要な連戦を1勝1分けで終え、2位で第5節を迎えたインテル(勝ち点7)。ここまで全敗で最下位のビクトリア・プルゼニ(勝ち点0)をホームで迎え撃った一戦では、勝利で決勝トーナメント進出を決められる状況に。指揮官はサスペンションでベンチに不在も、大挙したインテリスタの盛大な後押しを生かして立ち上がりから攻勢を仕掛けるホームチーム。高い位置を取るウイングバックを軸に、中央でも絶好調のラウタロ・マルティネスが積極的に勝負を仕掛けていく。
ただ、今大会初の勝ち点に加え、わずかながら3位でのヨーロッパリーグ(EL)行きの可能性を残すプルゼニの集中した守備を前に決定機まであと一歩という足踏みが続く。
そういった中、前半半ばの25分には続けてビッグチャンス。ジェコのワンタッチパスにボックス左で反応したディマルコがゴール至近距離からシュートを放つと、さらに波状攻撃からバストーニの左クロスにムヒタリアンのヘディングシュート。だが、いずれのシュートもGKスタネクのビッグセーブに阻まれる。
以降も相手陣内でハーフコートゲームを展開するインテルは、ディマルコとバストーニのコンビで常に優位性を作り出していた左サイドからの仕掛けでゴールをこじ開ける。35分、ディマルコとのパス交換で左サイド深くに抜け出したバストーニがボックス付近まで運んで浮き球のクロスを供給。中央でジェコが潰れ、背後でフリーとなったムヒタリアンのヘディングシュートがゴール右隅に決まる。そして、この先制点によってスタジアム全体が重圧から解き放たれた。
ここからアウェイチームが徐々に前に出てきたことで、インテルは遅攻に加えてカウンターからもチャンスシーンを作り出す。そして、42分にはバレッラからの正確な斜めのフィードに反応したディマルコがボックス左での巧みなファーストタッチからすかさず折り返すと、ドフリーのジェコが難なくワンタッチで流し込み、前半の内に2点目を奪い切った。
迎えた後半、早いタイミングで3枚の交代カードを切ったプルゼニが勢いを持って入ったが、時間の経過と共にインテルが押し返していく。そして、55分にはムヒタリアンの右ポスト直撃のシュート、直後には好調ラウタロが鋭い枠内シュートを飛ばすが、GKの好守に遭う。
危なげなく時計を進めるホームチームは66分、プルゼニキラーの背番号9が試合を決める3点目を奪い切る。オフサイドラインぎりぎりでボックス左に抜け出したラウタロがキープして冷静に中へ折り返すと、これをジェコが丁寧な左足ボレーでゴール左隅へ流し込んだ。
これで勝利を確信したインテルベンチは殊勲のジェコ、ムヒタリアン、ディマルコらをベンチに下げて試合をクローズにかかる。さらに、83分には2カ月ぶりの戦列復帰となったルカクをラウタロに代えてピッチへ送り出す。
すると、久々のピッチ帰還となったエースストライカーが早速魅せる。87分、ボックス付近でポイントを作ってコレアとパス交換したルカクがボックス左へ強引に抜け出して左足のシュートをゴール左隅に流し込み、自ら復帰を祝う祝砲とした。
その後、危なげなく相手の攻撃を無失点で封じ切ったインテルが4-0の快勝で2シーズン連続の決勝トーナメント進出を決めた。そして、試合終了時点では首位通過の可能性も残してバイエルンとの最終節に臨むことになった。
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