ボヌッチが自身への批判にも冷静さ失わず「思い通りにいかないのが人生」

2022.09.22 21:16 Thu
Getty Images
イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、低迷するユベントスや自身への批判について口を開いた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

今季のユベントスは近年まれに見る大不振に陥っており、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の解任論が急拡大。一方のボヌッチはケガもあり、ここまでセリエA3試合の出場にとどまっている。
そんななか、0-1で敗れたモンツァ戦で、試合終了後にスタンドのファンへ謝罪したことがきっかけとなり、ユベントスの一部の熱狂的ウルトラスがSNSでボヌッチを罵る事案も発生した。

現在はアッズーリの一員として活動しているボヌッチだが、代表チームの活動拠点で行われた記者会見でここ最近の心境を告白。また、ベテランらしく己の信念を大事にしているとも冷静に語った。

「代表チームに来ると、私は自分自身が再生されたような気分になる。今回が初めてではない。12年間このような状態が続いている。ここでは新鮮な空気を吸うことができるのさ」
「人間の記憶力とは短絡的なもので、何が、もしくは誰が悪いのかに焦点を当てがちだ。思い通りにいかないことが多いのが人生。物事がうまくいったときの感情を心に留めておくのは大切なことだよ」

「私はいつだって自分自身を表現する。良い出来事も悪い出来事も自分のキャリアの一部だ。ユーベでも代表チームでも、正しいと思う行動をとる。朝起きて鏡を見て、自らとチームのために全力を尽くすと誓うんだ」
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