川崎F、名古屋相手に痛恨ドロー…横浜FMと5ポイント差に【明治安田J1第22節】
2022.09.14 21:25 Wed
明治安田生命J1リーグ第22節の名古屋グランパスvs川崎フロンターレが14日に豊田スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。
この一戦は新型コロナウイルス感染者が続出し、活動停止を命じられたという名古屋の報告のもと延期されていた。しかし、後にそれが虚偽報告だったことが判明し、名古屋に200万円の罰金が科せられるという何とも後味の悪い結末に。
それから約2週間、気を取り直して相まみえる両チーム。名古屋は前節、残留を争う神戸相手にゴールレスドローという結果に終わり、リーグ戦ここ5試合は2勝2分け1敗という成績。
対する川崎は、前節は絶好調の広島を4ゴールで粉砕。公式戦6連勝中だった相手に圧巻のパフォーマンスを披露し、前々節の湘南戦の敗戦を払拭した。首位を走る横浜FMとは3ポイント差となっている。
試合は下馬評通りに川崎がボールを持つ展開となるが、要所を締める名古屋も急所を消しつつ粘り強い守備を見せていく。
互いにほとんどシュートがない中、41分に川崎に決定機。ジェジエウを起点に右サイドへボールが渡ると、ワンタッチでゴール前に送球。これに反応したのは2列目から飛び出した橘田。相手の意表を突いた完璧な動きだったが、肝心のシュートをふかしてしまい、鬼木監督も膝から崩れ落ちた。
後半に入ると、名古屋はレオ・シルバと重廣を下げて、永木と内田宅哉を投入。前半に続いて渋い内容が続く中で、50分に稲垣のシュートが枠を捉えたが、ここはGKの正面に。
川崎も56分、マルシーニョが華麗な個人技で相手守備陣を翻弄する。高い位置で相手のパスを奪い、ドリブルを開始。ダブルタッチでDF躱してボックス左へ侵入すると、仕上げは沈着冷静なループシュート。決まっていればスーパーゴールだったが、ここは枠の上に外れた。
試合が動いたのは61分のこと。ジェジエウのボックス手前から入れたクロスが左に流れ、マルシーニョが折り返し。最後は橘田が押し込んで川崎が先制した。
だが、名古屋も負けじと74分、左CKでクロスが跳ね返されたところを稲垣が左足でボレーシュート。これが相手に当たりながらもゴール右に決まった。
その後は川崎が攻勢に出ながらも、名古屋も鋭いカウンターで応酬する白熱の展開に。だが、最後まで決勝点は生まれず、1-1の痛み分けに終わった。
名古屋 1-1 川崎F
【名古屋】
稲垣祥(後29)
【川崎F】
橘田健人(後16)
この一戦は新型コロナウイルス感染者が続出し、活動停止を命じられたという名古屋の報告のもと延期されていた。しかし、後にそれが虚偽報告だったことが判明し、名古屋に200万円の罰金が科せられるという何とも後味の悪い結末に。
対する川崎は、前節は絶好調の広島を4ゴールで粉砕。公式戦6連勝中だった相手に圧巻のパフォーマンスを披露し、前々節の湘南戦の敗戦を払拭した。首位を走る横浜FMとは3ポイント差となっている。
試合は下馬評通りに川崎がボールを持つ展開となるが、要所を締める名古屋も急所を消しつつ粘り強い守備を見せていく。
川崎は6割超えのポゼッション率を誇るも、なかなかバイタルエリアまで持ち込めず、攻撃はほとんど空転。一方の名古屋は、26分に右サイドのクロスから重廣がヘディングシュートを放つなど、少ないチャンスを活かしていく。
互いにほとんどシュートがない中、41分に川崎に決定機。ジェジエウを起点に右サイドへボールが渡ると、ワンタッチでゴール前に送球。これに反応したのは2列目から飛び出した橘田。相手の意表を突いた完璧な動きだったが、肝心のシュートをふかしてしまい、鬼木監督も膝から崩れ落ちた。
後半に入ると、名古屋はレオ・シルバと重廣を下げて、永木と内田宅哉を投入。前半に続いて渋い内容が続く中で、50分に稲垣のシュートが枠を捉えたが、ここはGKの正面に。
川崎も56分、マルシーニョが華麗な個人技で相手守備陣を翻弄する。高い位置で相手のパスを奪い、ドリブルを開始。ダブルタッチでDF躱してボックス左へ侵入すると、仕上げは沈着冷静なループシュート。決まっていればスーパーゴールだったが、ここは枠の上に外れた。
試合が動いたのは61分のこと。ジェジエウのボックス手前から入れたクロスが左に流れ、マルシーニョが折り返し。最後は橘田が押し込んで川崎が先制した。
だが、名古屋も負けじと74分、左CKでクロスが跳ね返されたところを稲垣が左足でボレーシュート。これが相手に当たりながらもゴール右に決まった。
その後は川崎が攻勢に出ながらも、名古屋も鋭いカウンターで応酬する白熱の展開に。だが、最後まで決勝点は生まれず、1-1の痛み分けに終わった。
名古屋 1-1 川崎F
【名古屋】
稲垣祥(後29)
【川崎F】
橘田健人(後16)
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