65年の歴史に終止符…バルサ本拠地の電光掲示板が撤去「カンプ・ノウがノン・カンプ・ノウに」
2022.09.15 07:15 Thu
バルセロナの本拠地、カンプ・ノウの改修工事が着々と進められている。バルセロナは昨年12月に行われたソシオを対象としたオンラインでの総会において、カンプ・ノウ改修を含めた大規模な再開発プロジェクト、“エスパイ・バルサ”が支持された。
“エスパイ・バルサ”は、カンプ・ノウとバスケットボール場のリニューアルを柱とするスタジアム周辺地域の再開発を伴う巨大なプロジェクト。この計画が順調に進み完成した暁には将来的なクラブの財政立て直しに繋がることが期待される。
構造物の鉄橋など改修作業はすでにスタートしており、スペイン『スポルト』によれば、1日からは電光掲示板の撤去が開始されたとのことだ。
ゴール裏最上段に設置されていた電光掲示板は複数の大型クレーンによって持ち上げられ、13日に無事に撤去が完了した。
ただ、『ESPN』が紹介した撤去時の写真には、直近のチャンピオンズリーグ(CL)でバイエルンに敗れたためか、やや自虐的な声も上がった。
「バイエルンが街に来てもスコアボードを見たくない」、「バイエルン戦のスコアが誰にも見えないようにしているんだね」のほか、2019-20シーズンのCL準々決勝を指して「このスコアボードは8-2を思い起こさせる」とのコメントも寄せられている。
カンプ・ノウは2023年夏に3階部分の取り壊しという大規模な工事を行う予定のため、2023-24シーズンのバルセロナはオリンピック・スタジアムを代替の本拠地として使用することが正式に決定。
2024-25シーズンに関しても改修工事が継続されるが、最大50%程度の収容人数でカンプ・ノウでの試合開催は可能だという。2025-26シーズンに全席屋根付きで最新鋭のテクノロジーを完備した10万5000人のスタジアムに生まれ変わる予定だ。
構造物の鉄橋など改修作業はすでにスタートしており、スペイン『スポルト』によれば、1日からは電光掲示板の撤去が開始されたとのことだ。
ゴール裏最上段に設置されていた電光掲示板は複数の大型クレーンによって持ち上げられ、13日に無事に撤去が完了した。
65年間の歴史を持つスタジアムの解体には感傷的な声も多数。「カンプ・ノウがノン・カンプ・ノウに」、「あのスコアボードはPSGやシティよりも歴史があるんだ」などの声が聞こえてくる。
ただ、『ESPN』が紹介した撤去時の写真には、直近のチャンピオンズリーグ(CL)でバイエルンに敗れたためか、やや自虐的な声も上がった。
「バイエルンが街に来てもスコアボードを見たくない」、「バイエルン戦のスコアが誰にも見えないようにしているんだね」のほか、2019-20シーズンのCL準々決勝を指して「このスコアボードは8-2を思い起こさせる」とのコメントも寄せられている。
カンプ・ノウは2023年夏に3階部分の取り壊しという大規模な工事を行う予定のため、2023-24シーズンのバルセロナはオリンピック・スタジアムを代替の本拠地として使用することが正式に決定。
2024-25シーズンに関しても改修工事が継続されるが、最大50%程度の収容人数でカンプ・ノウでの試合開催は可能だという。2025-26シーズンに全席屋根付きで最新鋭のテクノロジーを完備した10万5000人のスタジアムに生まれ変わる予定だ。
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