終盤のPK弾で遠藤&伊藤先発のシュツットガルトが王者とドロー、浅野負傷のボーフムが6連敗…【ブンデスリーガ日本人選手】

2022.09.12 06:20 Mon
Getty Images
ブンデスリーガ第6節が週末にドイツ各所で行われた。
PR
今シーズンのブンデスリーガにはフランクフルトのMF鎌田大地、DF長谷部誠、シュツットガルトのMF遠藤航、DF伊藤洋輝らに加え、ボルシアMG、フライブルク、シャルケに加入したMF板倉滉、MF堂安律、DF吉田麻也3選手が新たに参戦。
新シーズンも多くの選手が活躍する中、今回の第6節では遠藤、伊藤の所属するシュツットガルトが王者バイエルンと激突。また、吉田vs浅野の日本代表対決が行われた。

遠藤、伊藤が先発したシュツットガルトは、立ち上がりからバイエルンに押し込まれると36分にボックス左深くまでえぐったアルフォンソ・デイビスのマイナスクロスをテルに流し込まれた。

1点のビハインドで後半を迎えたシュツットガルトは、52分にギラシーがネットを揺らすも、VARでその前でのプレーのファウルを取られ、ゴールは認められず。それでも57分、マヴロパノスのインターセプトからボックス右のヒューリッヒがシュートを決め、試合を振り出しに戻す。
しかし3分後、ボックス右で仕掛けたミュージアラが左足のコントロールシュートを流し込み、バイエルンがすかさず突き放す。

このまま試合終了かと思われたが、シュツットガルトは89分にPKを獲得すると、これをギラシーに決めて王者から貴重な勝ち点1を獲得した。

一方、リーグ戦未勝利同士のシャルケvsボーフムは、開始早々に相手選手との接触で右ヒザを痛めた浅野が4分に負傷交代となる。

その後は一進一退の展開が続いたが、38分にボックス左まで切り込んだバルターのシュートを相手GKが弾くと、こぼれ球をドレクスラーが押し込み、シャルケが先制。

ボーフムは51分にS・ツォラーのゴールで追いついたが、73分にセットプレーからマショビッチがオウンゴールを献上。さらに試合終了間際にもポルターにゴールネットを揺らされ、1-3でタイムアップ。

リーグ未勝利同士の一戦は、シャルケに軍配、一方のボーフムは開幕6連敗となった。

★板倉滉[ボルシアMG]
▽9/11
フライブルク 0-0 ボルシアMG
◆出場停止のため欠場
結果ニュース

★鎌田大地[フランクフルト]
▽9/10
フランクフルト 0-1 ヴォルフスブルク
◆65分までプレー

★長谷部誠[フランクフルト]
▽9/10
フランクフルト 0-1 ヴォルフスブルク
◆ベンチ入りも出場せず
結果ニュース

★堂安律[フライブルク]
▽9/11
フライブルク 0-0 ボルシアMG
◆81分までプレー
結果ニュース

★吉田麻也[シャルケ]
▽9/10
シャルケ 3-1 ボーフム
◆フル出場
結果ニュース

原口元気[ウニオン・ベルリン]
▽9/11
ケルン 0-1 ウニオン・ベルリン
◆ベンチ入りせず

★伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽9/10
バイエルン 2-2 シュツットガルト
◆フル出場

★遠藤航[シュツットガルト]
▽9/10
バイエルン 2-2 シュツットガルト
◆フル出場
結果ニュース

浅野拓磨[ボーフム]
▽9/10
シャルケ vs ボーフム
◆4分に負傷交代
結果ニュース

PR
関連ニュース

バイエルンがター獲得に動く? 代理人サイドと交渉を開始

バイエルンが、レバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)の獲得に動き始めたようだ。 今シーズンのブンデスリーガで12連覇を逃したバイエルン。すでにトーマス・トゥヘル監督のシーズン終了後の退任が決定し、後任探しに注力する一方、来シーズンの覇権奪還に向けて戦力補強にも動くクラブは、今季優勝を逃した大きな要因であるディフェンスラインのテコ入れとしてライバルクラブの主力引き抜きを画策しているようだ。 ドイツ国内の移籍に精通するジャーナリストのフロリアン・プレッテンベルク氏によると、バイエルンはターの獲得に向けて代理人サイドとの交渉を開始。契約に向けた動きを推し進めているという。 同選手とレバークーゼンの契約は2025年までとなっており、クラブはブンデスリーガ初優勝に貢献した主力との契約延長を希望しているものの、選手本人はプレミアリーグや欧州主要リーグのビッグクラブ移籍を希望しているとみられる。 3バックと4バックのセンターバックに加え、ドイツ代表ではユリアン・ナーゲルスマン監督の下で右サイドバックの役割も担う28歳は、その汎用性や経験値を含め、どの指揮官にとっても間違いなく構想に入るタイプの選手だけに、バイエルン首脳陣としては新監督の人選に関わらず、確保しておきたい人材のようだ。 2024.04.25 11:00 Thu

オーストリアを率いるラングニック監督がバイエルンからの接触を認める「OFBにもそのことは伝えてある」

オーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が、バイエルンからの接触を認めている。オーストリア『90minuten』が報じている。 バイエルンはブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたこともあり、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表。 すでに後任探しを始めているクラブは、レバークーゼンをクラブ史上初のブンデスリーガ優勝に導いたシャビ・アロンソ監督や2021年7月~2023年3月までクラブを率いたドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督にアプローチをかけたが、交渉はまとまらず破談に。そして、現在はラングニック監督と交渉中であると、一部メディアに報じられていた。 そんな中、ラングニック監督は『90minuten』のインタビューでバイエルンについての質問を受けると、実際にクラブからコンタクトがあったと明かした。 「バイエルンから連絡があり、オーストリアサッカー協会(OFB)にもそのことは伝えてある。我々は非常に強い信頼関係で結ばれている。今はオーストリア代表のことだけを考えていて、それ以外のことは考えていない。ユーロのことだけに集中しているんだ。ここはとても居心地がいい。今のところ、去就について具体的に考える必要はないと思っている」 2024.04.25 00:30 Thu

CLレアル戦に期待感高めるムシアラ、元同僚ベリンガムの活躍ぶりにも言及「驚かなかった」

バイエルンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラがかつての戦友とも相まみえる大一番を心待ちにしている。スペイン『アス』が伝えた。 アーセナルとの準々決勝を制し、チャンピオンズリーグ(CL)でベスト4まで到達したバイエルン。ファイナル進出が懸かる準決勝ではレアル・マドリーとの2試合が待ち受けている。 ホームでの1stレグを30日に控える中、チームの攻撃を牽引するムシアラはこの強敵との対戦についてドイツ『シュポルト・ビルト』にコメント。敵地サンティアゴ・ベルナベウで行われる5月8日の2ndレグも含め、期待に胸を膨らませている。 「伝統あるベルナベウでのレアル・マドリーとの試合を楽しみにしている。ヨーロッパで最高の2チームが対戦する。重要な試合だ」 また、ドイツ生まれイギリス育ちのムシアラは、ユース年代をイングランド代表として戦っており、当時はマドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムとも共闘。CLでの対戦を前に、元チームメイトの活躍ぶりについても語った。 「ジュードとはヤングライオンズで長年ルームメイトだったし、何試合か一緒にプレーした。それ以来僕らは良い友達だ。彼が順調なことを嬉しく思っている。彼は自信に満ち溢れているし、大きな挑戦を前にしても躊躇しない」 「言うまでもなく、彼のレアル・マドリーでのスタートは普通ではなかった。他国のチームと契約する際、普通であれば環境に適応しなければならないが、ジュードの場合は違った。それに、そのことにはあまり驚かなかった。彼のメンタリティを知っているからね」 2024.04.24 18:23 Wed

シャビ・アロンソ、ナーゲルスマンの招へい失敗のバイエルン、ラングニック監督との交渉が加速中か

新指揮官の選定を急ぐバイエルンは、オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督(65)との交渉を進めているようだ。 バイエルンはブンデスリーガのタイトルレースでレバークーゼンに大きく後れを取っていたこともあり、2月にトーマス・トゥヘル監督の今シーズン限りの退任を発表。後任の最有力候補はそのレバークーゼンをクラブ史上初のブンデスリーガ優勝に導いたシャビ・アロンソ監督だったが、指揮官は3月に残留を明言した。 続けてバイエルンがターゲットとしたのは、ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督。2021年夏に就任してから2023年に電撃解任されるまで指揮をとっていた若手指揮官の再招へいに動いていたが、ナーゲルスマン監督はドイツ代表での仕事継続を決断し、契約延長が発表されている。 当初、4月中には新指揮官を決定したい意向を持っていたバイエルン。ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、現在はラングニック監督と交渉中であり、指揮官側も前向きな姿勢を示しているとのことだ。 ラングニック監督はこれまでシュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイム、RBライプツィヒなど、主にブンデスリーガで監督を歴任。現在はオーストリア代表を指揮しており、6月から始まるユーロ2024へ向けた準備を進めている。 バイエルンはかねてよりラングニック監督の手腕を高く評価しているが、指揮官が大きな大会を控えていることもあり、まだ不確定要素も残っているようだ。 2024.04.24 14:05 Wed

大勝のバイエルン、CL含む公式戦3連勝にトゥヘル監督「完璧な1週間」

バイエルンのトーマス・トゥヘル監督が勝利の喜びを露わにした。クラブ公式サイトが伝えた。 ブンデスリーガ12連覇の夢こそ潰えたものの、チャンピオンズリーグ(CL)では4シーズンぶりの準決勝進出を決めたバイエルン。公式戦2連勝と持ち直している中、20日のブンデスリーガ第30節ではウニオン・ベルリンと対戦し、2ゴールを決めたドイツ代表MFトーマス・ミュラーらの活躍で5-1の大勝を飾った。 メンバーを入れ替えながらも、CL準々決勝2ndレグのアーセナル戦に続く白星を手にしたトゥヘル監督はこの結果に満足。最終盤までゴールを許さなかった守備陣の働きも称えている。 「我々はハッピーだ。3勝で完璧な1週間を締めくくることができた。これを当然のこととして受け止めることはできない。チームに賛辞を贈りたい」 「複雑な試合だったし、チームの努力の賜物だ。ウニオンは2人のストライカーと2人の10番を起用したため、ディフェンス陣は大変な労力を要した」 「良い時間帯にゴールを決めた。とても良いパフォーマンスだった。我々は自分たちに最高を求めているし、どこにいっても勝ちたいと思っている」 2024.04.21 16:24 Sun
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly