「怒りを覚える」アウェイで黒星スタートのチェルシー、トゥヘル監督は不満を口に「試合に勝つことは期待できない」

チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、ディナモ・ザグレブ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。6日、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)が開幕。グループEの初戦でチェルシーはアウェイでディナモ・ザグレブと対戦した。
グループの中では力が劣ると見られるディナモ・ザグレブとの一戦。しっかりと勝利を収めてスタートを切りたかったが、試合を支配しながらも13分にカウンターからミスラフ・オルシッチにゴールを奪われる。

その後試合を支配するも、カウンターを狙う相手のペースになる時間帯も。後半はシステムを変えて打開を図る中、相手の好守もありゴールが遠く敗戦。1-0で敗れることとなった。

トゥヘル監督は試合後、チームの低調なパフォーマンスに怒りを露わにした。「私は自分自身に腹を立てている。パフォーマンスに怒りを覚える」

「これは我々全員が、大きく下回るパフォーマンスを見せたということだ。正確さが足りず、論理的でなく、アグレッシブでない。決定力も足りない」

「個人としても、チームとしても不十分で、それが今日の敗因だ」

また、プレミアリーグでも開幕6試合で3勝1分け2敗と決して状態が良いとはいえない状況。激しい2つの大会を戦うレベルではないとした。

「解決策を見つけるのは私だ。個々のパフォーマンスが低いことは明らかだ。今日の個々のパフォーマンスがどこから来たのかは分からない」

「私にとっては、それはハングリー精神の欠如、激しさの欠如、そしてデュエルに勝ち、最高レベルと最も厳しいレベルでプレーする決意の欠如だ」

「プレミアリーグやチャンピオンズリーグでこのような試合に勝つことは期待できない。それは我々がプレーできる最もタフな大会であり、我々が望む場所にいないことは明らかだ」

「順調に進んでいると思っていただけに、今日のパフォーマンスには驚いている」