鹿島vs浦和の伝統の一戦はドロー決着、A・カイキが2ゴール【明治安田J1第28節】
2022.09.03 20:44 Sat
3日、明治安田生命J1リーグ第28節の鹿島アントラーズvs浦和レッズが県立カシマサッカースタジアムで行われ、2-2のドローに終わった。
前節は川崎フロンターレに1-2で敗れ、優勝争いから後退した4位の鹿島。守護神を務めていたクォン・スンテに代わり、沖が今季初のスタメン入りを果たした。
対する9位の浦和は、決勝進出を果たしたアジア・チャンピオンズリーグ(CL)の影響で久しぶりのリーグ戦に。守護神・西川の連戦の疲労を考慮してか、こちらも若手GK鈴木彩艶を起用した。
立ち上がりから中盤で目まぐるしいボールの奪い合いが展開される中、ファーストシュートを放ったのはホームの鹿島。3分、左サイドからの安西のクロスをバイタルエリアで広瀬が落とし、最後は樋口がボックス手前中央からダイレクトで右足を振り抜いたが、枠の上に外れた。
その後は両チームともロングボールを中心にリスクをかけずに攻撃を仕掛けるが、16分にホームチームが試合を動かす。細かいパスワークで敵陣まで押し込み、ボックス左で和泉のパスを受けた樋口が右足でインスイングのクロスを供給。ボックス内に飛び込んだアルトゥール・カイキが頭で合わせ、ゴール左に決めた。
早々に2点を失った浦和だが、すぐさま反撃を開始。30分に敵陣右サイドでのコンビネーションから、関根が一度バイタルエリアへと落とし、岩尾がダイレクトで縦パスを供給。ボックス内でこれを受けた松尾が左足を振り抜くと、相手DFに当たりながらゴール左に決まった。
2-1のままハーフタイムを迎え、後半は静かな立ち上がりとなった中、鹿島に追加点のチャンスが訪れる。56分、敵陣中央でボールを拾った安西が縦パスを送り、背負って受けた鈴木優磨が振り向きざまのシュートを放つも、相手DFに至近距離でブロックされてしまう。
1点を追いかける浦和は67分、ボックス手前中央で空中戦のこぼれ球を拾った宮本が近くにいた松尾に細かくパス。松尾が右足を振り抜いたが、相手GKのファインセーブに遭い、同点弾とはならない。
流れを掴みつつあるアウェイチームには69分の左CKのチャンスでついに同点に追いつく。岩尾の鋭いクロスを送ると、ニアサイドの岩波がヘディングシュート。これがゴール右に決まった。
その後は両チームともに交代策で勝ち越し点を狙いにいくが、最後まで2-2のまま動かず試合終了。伝統の一戦は一進一退の攻防の末、ドロー決着となった。
鹿島 2-2 浦和
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(前16、前27)
【浦和】
松尾佑介(前30)
岩波拓也(後24)
前節は川崎フロンターレに1-2で敗れ、優勝争いから後退した4位の鹿島。守護神を務めていたクォン・スンテに代わり、沖が今季初のスタメン入りを果たした。
立ち上がりから中盤で目まぐるしいボールの奪い合いが展開される中、ファーストシュートを放ったのはホームの鹿島。3分、左サイドからの安西のクロスをバイタルエリアで広瀬が落とし、最後は樋口がボックス手前中央からダイレクトで右足を振り抜いたが、枠の上に外れた。
その後は両チームともロングボールを中心にリスクをかけずに攻撃を仕掛けるが、16分にホームチームが試合を動かす。細かいパスワークで敵陣まで押し込み、ボックス左で和泉のパスを受けた樋口が右足でインスイングのクロスを供給。ボックス内に飛び込んだアルトゥール・カイキが頭で合わせ、ゴール左に決めた。
勢いを強める鹿島は27分、沖のロングフィードに敵陣中央でアルトゥール・カイキが競り合うと、鈴木優磨がワンタッチで落とし、ボールは再びアルトゥール・カイキへ。ドリブルで敵陣中央まで持ち込んで右足のミドルシュート。強烈なボールは相手GK鈴木彩艶に弾かれたかに思われたが、これがセービングミスとなり、ゴール左に吸い込まれた。
早々に2点を失った浦和だが、すぐさま反撃を開始。30分に敵陣右サイドでのコンビネーションから、関根が一度バイタルエリアへと落とし、岩尾がダイレクトで縦パスを供給。ボックス内でこれを受けた松尾が左足を振り抜くと、相手DFに当たりながらゴール左に決まった。
2-1のままハーフタイムを迎え、後半は静かな立ち上がりとなった中、鹿島に追加点のチャンスが訪れる。56分、敵陣中央でボールを拾った安西が縦パスを送り、背負って受けた鈴木優磨が振り向きざまのシュートを放つも、相手DFに至近距離でブロックされてしまう。
1点を追いかける浦和は67分、ボックス手前中央で空中戦のこぼれ球を拾った宮本が近くにいた松尾に細かくパス。松尾が右足を振り抜いたが、相手GKのファインセーブに遭い、同点弾とはならない。
流れを掴みつつあるアウェイチームには69分の左CKのチャンスでついに同点に追いつく。岩尾の鋭いクロスを送ると、ニアサイドの岩波がヘディングシュート。これがゴール右に決まった。
その後は両チームともに交代策で勝ち越し点を狙いにいくが、最後まで2-2のまま動かず試合終了。伝統の一戦は一進一退の攻防の末、ドロー決着となった。
鹿島 2-2 浦和
【鹿島】
アルトゥール・カイキ(前16、前27)
【浦和】
松尾佑介(前30)
岩波拓也(後24)
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