選手登録を待つベティスGKブラーボ、新たな守護神を探すジローナが関心か?

2022.08.26 16:12 Fri
Getty Images
レアル・ベティスのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボ(39)にジローナが関心を寄せているようだ。スペイン『ムンド・デポルディポ』が伝えている。

ブラーボは2020年夏にマンチェスター・シティからベティス入り。39歳の大ベテランとなったが、昨季は自身よりひとまわり以上若いGKらと定位置争いを繰り広げ、ラ・リーガで17試合に出場したほか、コパ・デル・レイ決勝のバレンシア戦にも出場し、同大会の優勝に大きく貢献した。
だが、今季はここまで出場なし。ベティスはラ・リーガのサラリーキャップ規制に抵触しており、シーズンが開幕した今もなお、5名の選手登録ができていない。その1人がブラーボで、他には元スペイン代表MFホアキン・サンチェスや、メキシコ代表MFアンドレス・グアルダードなどもピッチに立つことができない状況だ。

そんな状況下でのジローナからの関心。同クラブは新たな守護神の獲得に奔走しており、ウエスカの元スペイン代表GKアルバロ・フェルナンデス(24)を筆頭とした3選手との交渉に着手しているものの、いずれの話し合いも雲行きが怪しいことから、ブラーボに注目し始めたとのことだ。
関連ニュース

アトレティコがグリーズマンの2発などでジローナとの上位対決を制す!【ラ・リーガ】

ラ・リーガ第31節のアトレティコ・マドリーvsジローナが13日にシビタス・メトロポリターノで行われ、3-1でアトレティコが勝利した。 ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグのドルトムント戦を勝利した4位アトレティコ(勝ち点58)は、その試合からスタメンを6人変更。モラタやM・ジョレンテ、ヴィツェル、アスピリクエタらに代えてアンヘル・コレアやサウール、サビッチ、エルモソらをスタメンで起用した。 一方、直近8試合で4敗とやや失速気味の3位ジローナ(勝ち点65)は、2週間前のレアル・ベティス戦からスタメンを3人変更。[4-3-2-1]で臨み、最前線にドフビク、2シャドーにサヴィオとヤン・コウトを起用した。 上位対決は開始早々にスコアが動く。ジローナは4分、左サイドからドリブルで斜めに切り込んだサヴィオのパスをボックス手前で受けたエレーラが素早くボックス右深くへパスを送ると、これに反応したヤン・コウトのダイレクトクロスをドフビクが右足で流し込んだ。 先制を許したアトレティコはすぐに反撃に出るが、要所で集中した守りを見せるジローナ守備陣を攻略できず、なかなか決定機まで至らない状況が続く。 一進一退の展開が続く中、アトレティコはセットプレーから決定機を迎える。33分、敵陣左サイドで獲得したFKからグリーズマンがクロスを供給すると、ファーサイドのエルモソが頭で合わせたボールがミゲル・グティエレスのハンドを誘発しPKを獲得。このPKをグリーズマンがゴール右隅に決め、試合を振り出しに戻した。 追いついたアトレティコは、41分にサウールが負傷するアクシデントに見舞われ、モラタを緊急投入。すると追加タイム6分、相手DFをブロックしたモラタがこぼれ球を左サイド深くのゴールライン際で残し、クロスを供給するとゴール前に走り込んだコレアがヘディングでゴールに叩き込んだ。 迎えた後半、逆転したアトレティコはヘイニウドを下げてヴィツェルを投入。すると50分、デ・パウルの右クロスがソリスのクリアミスを誘発すると、こぼれ球に反応したグリーズマンがゴールエリア右手前からダイレクトシュートをニア上に突き刺した。 幸先良くリードを広げたアトレティコは56分にピンチ。ボックス右まで切り込んだY・エレーラの高速クロスからドフビクに決定機を許したが、左足で合わせたボールはゴール左に外れた。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指す中、再び決定機を迎えたのはアトレティコ。71分、敵陣でハイプレスを仕掛けると、ボックス右でボールを受けたアルナウ・マルティネスのバックパスにモリーナが反応。まんまとインターセプトに成功すると、すかさずシュートを放ったがこれはゴール左に外れた。 結局、試合はそのまま3-1でタイムアップ。グリーズマンの2発などでアトレティコが、ジローナとの上位対決を制した。 2024.04.13 23:11 Sat

【ラ・リーガ第31節プレビュー】アトレティコvsジローナの上位対決! CL第2戦&クラシコ控える2強は格下と対戦

2週間前に行われた前節はアスレティック・ビルバオとの上位対決を制したレアル・マドリーを始め、上位陣が揃って勝ち点3を積み上げる波乱の少ない一節に。また、先週末に行われたコパ・デル・レイ決勝はマジョルカを破ったアスレティックが40年ぶりの優勝を果たしている。 来週に今季ラ・リーガで2度目のエル・クラシコを控える中、今節はチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝を戦っている3クラブの戦いに注目。その中で4位のアトレティコ・マドリーと、3位のジローナの上位対決が最注目カードとなる。 アトレティコは前節、マンデーナイト開催となったビジャレアル戦を途中出場のMFサウールの後半終盤のゴールによって2-1と勝利。この結果、アスレティックを抜いて4位に浮上した。さらに、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ではドルトムントとのホームゲームをMFデ・パウル、FWリーノのゴールによって2-1で先勝。3点目を奪い切れず、終盤に押し返されるなど課題は出たものの、ベスト4進出へ大きなアドバンテージを手にした。 週明けに敵地でのリターンレグを控えるため、この一戦でもターンオーバーの可能性が高いが、トップ4フィニッシュへ勝ち点逸は許されず、前回対戦で敗れた3位チーム相手にきっちりリベンジを果たしたい。 対するジローナは前節、ベティスとの激しい打ち合いに3-2で勝利。ここ最近ゴールペースを落としていた主砲FWドフビクのドブレーテに、後半アディショナルタイムにはレジェンドFWストゥアーニが劇的勝ち越しゴールを記録。終盤戦へ勢いがつく2戦ぶりの白星となった。難所メトロポリターノでのタフなアウェイゲームとなるが、相手の日程面を鑑みれば勝ち点3を持ち帰る可能性は十分にあるはずだ。 首位のレアル・マドリーは、週明けに敵地でのCLマンチェスター・シティ戦を控える中、15位のマジョルカとのアウェイゲームに臨む。ミッドウィークにサンティアゴ・ベルナベウで行われたシティとの1stレグはゴラッソの応酬となる激しい打ち合いに。開始早々に失点を喫したマドリーは、オウンゴールとFWロドリゴのゴールで鮮やかに逆転。その後、後半に相手の2つのゴラッソで試合を引っくり返されるも、MFバルベルデのゴラッソで最終的に3-3のドローに終わった。 そのリターンレグでは通算3戦全敗の難所エティハドでの勝利が突破の条件となるため、万全の状態で臨みたいところ。アンチェロッティ監督としては大幅なターンオーバー、シティ戦に向けたオプションの採用を含めた戦い方を想定しているはずだ。ただ、コパ決勝敗退からのバウンスバックを図るマジョルカ相手に隙を見せれば足をすくわれる可能性があるだけに、FWホセルやMFモドリッチ、DFルーカス・バスケスらを中心にしっかりと戦いたい。 2位のバルセロナはCLのパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控える中、降格圏の18位に沈むカディスと対戦。パルク・デ・プランスで行われた1stレグはチャビ監督の交代策がものの見事に機能し、FWハフィーニャのドブレーテとDFクリステンセンのゴールによって3-2の先勝。ホームでの2ndレグに弾みを付けた。 ただ、強力な攻撃陣を擁するPSG相手に厳しい戦いが想定されており、万全の状態で臨みたいところだ。チャビ監督としては2ndレグをサスペンションで欠場するMFセルジ・ロベルト、クリステンセンに加え、FWフェリックスやFWフェラン・トーレス、MFフェルミン・ロペスといった準主力をメインキャストに据えつつ、カディスとのアウェイゲームで勝ち点3を目指すことになるはずだ。 MF久保建英を擁する6位のレアル・ソシエダは、最下位のアルメリア相手に今季最長となるリーグ4連勝を狙う。前節のアラベス戦は久保が前半に負傷交代するアクシデントに見舞われたが、DFパチェコのトップチーム初ゴールを最後まで守り切ってウノセロ勝利を収めた。久保に関しては今週のチームトレーニングを回避しており、現状ではベンチ入りできるか否かが焦点となる。ただ、今後にビッグマッチを控えていることを考えれば、日本人エース不在の中でチームとして格下相手にきっちり勝ち切りたい。 その他ではコパ優勝後初めてサン・マメスに凱旋する5位のアスレティックと10位のビジャレアルが対峙する強豪対決、ラージョvsヘタフェのマドリード自治州ダービー辺りにも注目したい。 《ラ・リーガ第31節》 ▽4/12(金) 《29:00》 ベティス vs セルタ ▽4/13(土) 《21:00》 アトレティコ・マドリー vs ジローナ 《23:15》 ラージョ vs ヘタフェ 《25:30》 マジョルカ vs レアル・マドリー 《28:00》 カディス vs バルセロナ ▽4/14(日) 《21:00》 ラス・パルマス vs セビージャ 《23:15》 グラナダ vs アラベス 《25:30》 アスレティック・ビルバオ vs ビジャレアル 《28:00》 レアル・ソシエダ vs アルメリア ▽4/15(月) 《28:00》 オサスナ vs バレンシア 2024.04.12 19:00 Fri

アトレティコに痛手…デパイが今季2度目の筋肉系トラブルで3~4週間の離脱に

アトレティコ・マドリーは8日、オランダ代表FWメンフィス・デパイが負傷したことを発表した。 クラブの発表によれば、デパイは6日に行われたトレーニング終了後に違和感を訴え、月曜日に行われた検査で左足の筋肉系に損傷が発覚した。なお、今後はジムで理学療法とリハビリのトレーニングを開始する。 また、アトレティコは離脱期間については明かしていないが、スペイン『マルカ』は3~4週間と報道。これにより、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝のドルトムント戦の2試合に加え、ジローナやアスレティック・ビルバオとの上位対決が控えるリーグ戦も欠場することが決定した。 9月にも筋肉系のケガで約2カ月間の離脱を強いられたデパイは、今季ここまで公式戦28試合に出場し9ゴール2アシストを記録していた。 2024.04.09 07:00 Tue

“生ける伝説”とはこの男…ジローナの37歳ストゥアーニ、錆びぬ決定力と勝負勘を2つのデータが証明

ジローナの元ウルグアイ代表FWクリスティアン・ストゥアーニ(37)。“生ける伝説”とは、まさにこの男を指す言葉だ。 ラ・リーガファンお馴染みのストゥアーニ。2017-18シーズンのジローナ加入時点ですでに30歳だったストライカーは、そこから約7年、2部リーグ生活3年間を経てもなおクラブにとどまり、通算245試合129得点という数字を積み上げる。 さすがに昨季あたりから途中出場がメインとなり、今季大躍進ジローナの現エースは、ストゥアーニより11歳年下でラ・リーガ16得点のウクライナ代表FWアルテム・ドフビク。だが、スーパーサブと化したストゥアーニの決定力、そして勝負勘が錆びついたわけではない。 今季のストゥアーニはラ・リーガで28試合8得点、コパ・デル・レイでは5試合5得点をマーク。ラ・リーガにおける8得点中6得点は、75分以降の途中出場からであり、ストゥアーニがゴールを決めた6試合(先発1試合)でジローナはなんと6戦全勝なのだ。 3月31日に行われた直近の第30節レアル・ベティス戦では、2-2で迎えた82分に投入され、90+2分に劇的決勝ゴール。3位ジローナは2位バルセロナとの勝ち点「2」差をキープすることに成功した。 試合後、ミチェル監督はストゥアーニについて「クラブ史で最も重要な選手。彼自身がそれを、身をもって証明し続けている。彼はクラブの魂であり、私はボスとして彼をやる気にさせる必要もない。平時から卓越したメンタリティを持っているからね」などと最大級の賛辞を送った。 また、スペイン『Relevo』によると、37歳ストゥアーニは、欧州5大リーグにおける90分間あたりのゴール数(今季)で5位にランクイン。ロベルト・レヴァンドフスキやアーリング・ハーランドを上回る数値を記録しているのだ。 この男をサッカーの世界における“生ける伝説”と言わずして、なんと呼ぶべきか。財政に乏しいジローナの大躍進…根底には、ミチェル監督も言及した「ストゥアーニの魂」があるのだろう。 ◆90分間あたりのゴール数(欧州5大リーグ) 1位 セール・ギラシー 1.31 2位 ハリー・ケイン 1.17 3位 キリアン・ムバッペ 1.13 4位 ラウタロ・マルティネス 0.98 5位 クリスチャン・ストゥアーニ 0.96 2024.04.01 21:05 Mon

ドフビクのドブレーテにストゥアーニの後半AT弾、ジローナがベティスに競り勝つ【ラ・リーガ】

ジローナは3月31日、ラ・リーガ第30節でベティスをホームに迎え、3-2で競り勝った。 代表ウィーク前の前節ヘタフェ戦をウノセロ敗戦となった3位ジローナ(勝ち点62)は、サヴィオが累積警告で出場停止となった中、[3-4-2-1]で臨み、最前線にドフビク、2シャドーにツィガンコフとポルトゥを起用した。 7位ベティス(勝ち点42)に対し、ジローナがポゼッションで上回る展開とした中、33分に最初の好機。ポルトゥの左クロスからドフビクがヘディングシュート。これがリアドのハンドを誘ってVARの末にPKとなった。このPKをドフビクが決めてジローナが先制した。 さらに39分、CKの流れからヤン・コウトのミドルシュートでGKを強襲したジローナだったが、ハーフタイム間際にミスから同点とされる。 ダビド・ロペスが自陣でミスパスをカットされると、そのままウィリアン・ジョゼに無人のゴールに蹴り込まれた。 1-1で迎えた後半、52分にウィリアン・ジョゼのミドルシュートでGKを強襲されたジローナだったが、54分に勝ち越しの決定機。ツィガンコフがボックス右でヤン・コウトのスルーパスを引き出してクロス。ドフビクが合わせたが、GKルイ・シウバのファインセーブに阻まれた。 それでも65分に勝ち越し。ツィガンコフ、ポルトゥとダイレクトで繋いで最後はドフビクがGKとの一対一を制した。 しかし76分、またもダビド・ロペスの軽いプレーから同点とされる。クロスボールをヒールでクリアにかかるもボールに触れず、ウィリアン・ジョゼにネットを揺らされた。 その後、79分にツィガンコフのコントロールシュートでゴールに迫ったジローナが終盤にかけても攻め込むと、追加タイム2分に劇的勝ち越し弾。 ミゲル・グティエレスの左クロスにストゥアーニが合わせると、シュートはGKルイ・シウバの好守に阻止されるも、ルーズボールをストゥアーニが押し込んだ。 これが決勝点となってジローナが勝利。白星を取り戻している。 2024.04.01 01:26 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly