鎌田が2戦連発も追いつかれドロー…浅野のボーフムはバイエルンに大敗【ブンデスリーガ日本人選手】

2022.08.22 06:30 Mon
Getty Images
ブンデスリーガ第3節が20、21日にドイツ各所で行われた。
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今シーズンのブンデスリーガにはフランクフルトのMF鎌田大地、DF長谷部誠、シュツットガルトのMF遠藤航、DF伊藤洋輝らに加え、ボルシアMG、フライブルク、シャルケに加入したMF板倉滉、MF堂安律、DF吉田麻也3選手が新たに参戦。
新シーズンも多くの選手が活躍する中、今回の第3節ではフランクフルトの鎌田が2戦連発となるゴールを記録。また、浅野拓磨の所属するボーフムが王者バイエルンと対戦した。

試合はゴールレスで迎えた後半に動く。フランクフルトは69分に鎌田を2シャドーの一角に投入。すると71分に左サイド高い位置で鎌田が得たFKを自ら直接狙うと、DFの頭にかすかに当たったボールがそのままゴールに吸い込まれた。

このまま逃げ切りたいフランクフルトだったが、82分にティールマンに見事なボレーシュートを叩き込まれ、試合を振り出しに戻されてしまう。
勝ち越しを狙うフランクフルトは88分、鎌田のポストプレーからヤキッチが決定機なシュートを放つも、GKシュワーブの正面。7分の追加タイムでも勝ち越しゴールは生まれず1-1の引き分けに終わった。

一方、バイエルンをホームに迎えた浅野所属のボーフムは、開始4分にサネのゴールで失点を喫すると、その後も王者の猛攻を止められず、前半だけで4失点。

後半に入っても主導権を握られ続けるボーフムは、57分にPKから5失点目を喫すると、その後も失点が止まらず。69分にオウンゴールを献上し、76分にはニャブリにゴールネットを揺らされ、0-7と大敗した。

また、遠藤&伊藤vs堂安の日本代表対決となったシュツットガルトvsフライブルクは、グリフォのゴールで先制したフライブルクがそのまま逃げ切り、0-1で勝利している。

★板倉滉[ボルシアMG]
▽8/19
ボルシアMG 1-0 ヘルタ・ベルリン
◆フル出場
結果ニュース

★鎌田大地[フランクフルト]
▽8/21
フランクフルト 1-1 ケルン
◆69分からプレー

★長谷部誠[フランクフルト]
▽8/21
フランクフルト 1-1 ケルン
◆ベンチ入りも出場せず
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★堂安律[フライブルク]
▽8/20
シュツットガルト 0-1 フライブルク
◆60分までプレー
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★吉田麻也[シャルケ]
▽8/20
ヴォルフスブルク 0-0 シャルケ
◆フル出場

原口元気[ウニオン・ベルリン]
▽8/20
ウニオン・ベルリン 2-1 ライプツィヒ
◆74分からプレー
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★伊藤洋輝[シュツットガルト]
▽8/20
シュツットガルト 0-1 フライブルク
◆フル出場

★遠藤航[シュツットガルト]
▽8/20
シュツットガルト 0-1 フライブルク
◆フル出場
結果ニュース

★浅野拓磨[ボーフム]
▽8/21
ボーフム 0-7 バイエルン
◆68分までプレー
結果ニュース

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