「チェルシー戦を担当しない方がいいのかも」トゥヘル監督が改めてスパーズ戦の誤審に言及

2022.08.20 16:12 Sat
Getty Images
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督が、トッテナム戦で笛を吹いたアンソニー・テイラー主審について改めてコメントした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

結果も内容も劇的な展開となったロンドン・ダービー。チェルシーが2度のリードを奪うなど優勢に試合を進めたものの、主審の微妙な判定も影響し、最終的には後半アディショナルタイムにハリー・ケインが決めたゴールによってドロー決着となった。
荒れ模様となったのはピッチの中だけではない。トッテナムが一度追いついた68分のゴールシーンでは、チェルシー陣営を挑発するような過度な態度をとったアントニオ・コンテ監督とトゥヘル監督が衝突。また、試合終了直後には、握手を求めたコンテ監督に対し、トゥヘル監督がその手を掴んだまま再び小競り合いを起こし、両指揮官にはレッドカードが提示されることに。

その結果、コンテ監督には罰金1万5000ポンド、主審へ攻撃的な発言をしていたトゥヘル監督には3万5000ポンドの罰金に加え、1試合のベンチ入り禁止処分が科せられた。

溜飲の下がらない結果となったトゥヘル監督だが、テイラー主審を攻撃するつもりは一切ないと、全ての判定や結果を受け入れると主張。ただ、テイラー氏に今後チェルシーの試合を担当してほしくないという思いは隠さなかった。
「複雑な気持ちだ。彼が審判を務めると、同じ結果を出すのに苦労するということを裏付ける統計がある」

「繰り返すが、我々は彼の誠実さや名誉を攻撃したり、疑ったりしたことはない。これはこの試合だけに関することであり、個人的な感情や筋違いだったということを除けば受け入れられるものだ」

「私はどんな判定も受け入れるが、もしかしたら、テイラー氏が再びチェルシーの審判をしない方が良いのかもしれない」

「私は彼の誠実さを攻撃したのではないことをはっきりさせたい。2つの判定はVARによるものだと、とてもとても早い段階で言っていた」

「彼の笛の吹き方には不満があったが、それならOKだ。しかし、これは起こりうるころだ。全てはFAが判断してくれるだろう」

なお、21日に予定されるプレミアリーグ第3節のリーズ・ユナイテッド戦は、処分の決定理由に関する完全な書面による通知が出されるまで一時的に保留の扱いとなるためベンチ入り可能となる。
関連ニュース

99億円のオルモ巡る争いにユナイテッドも? 今夏予算と退団選手次第でトライか

RBライプツィヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(25)を巡る争いにマンチェスター・ユナイテッドも加わっているようだ。 バルセロナアカデミー出身のアタッカーはディナモ・ザグレブでのブレイクを経て、2020年1月からライプツィヒを主戦場に。ドイツでも活躍を続け、将来のステップアップ移籍も期待されるタレントだ。 この3月の代表戦でもブラジル代表相手に1ゴールを決めるなど、他クラブの目を惹きつけるなか、イギリス『デイリー・メール』によると、今夏の動きが活発的になりそうなユナイテッドも関心を抱く模様だ。 マンチェスター・シティや、チェルシー、トッテナムをはじめ、レアル・マドリーとの争奪戦になるが、新たな攻撃オプションを探るユナイテッドも今夏の予算と退団選手の顔ぶれ次第ながら注目しているという。 オルモは昨年6月にライプツィヒとの契約を2027年夏まで更新したが、この夏に5200万ポンド(約99億2000万円)のリリース条項が有効となるといわれる。 サー・ジム・ラトクリフ氏が共同オーナーとなり、戦力も含め、生まれ変わりが期待されるユナイテッド。競合必至のオルモ獲りにトライするのだろうか。 2024.03.29 12:15 Fri

チェルシー移籍後出場1試合のみ…ラヴィアが今季絶望に想い綴る 「愛情、応援、サポート、そして批判をありがとう」

チェルシーのベルギー代表MFロメオ・ラヴィアがファンにメッセージを送った。 昨夏サウサンプトンから移籍金総額5800万ポンド(現レートで約110億8000万円)でチェルシーに加入した20歳のラヴィア。しかし、シーズン序盤に足首のケガを負うと、これが長引いてしまい、2023年12月27日のプレミアリーグ第19節クリスタル・パレス戦までチェルシーデビューがずれ込むこととなった。 ところが、デビュー後に今度はハムストリングを負傷。再び長期離脱の運びとなる中、27日にはチェルシーがラヴィアのシーズンアウトを発表している。 チェルシーへのステップアップを果たしながら、出場わずか1試合と無念のシーズンを送ることになったラヴィアは、インスタグラムを通じてコメントしている。 「こんにちは、チェルシーファミリーの皆さん。ご存知だと思うけど、数え切れないほどの努力にもかかわらず、僕は今シーズンの残りを欠場することになった。チームメイトの力になれず、悔しいシーズンだった」 「このチームやこのエンブレム、そしてピッチに立つことを何よりも愛している。復帰するために毎日全力を尽くしてきたことを信じてほしい。愛情、応援、サポート、そして批判をありがとう。その全てが僕にポジティブな影響を与えてくれたし、前進させてくれた」 「早く恩返しをし、たくさんの特別な瞬間を一緒に分かち合いたい。それではまた」 2024.03.28 15:09 Thu

チェルシーがアヤックスに勝利しベスト4進出! リヨンはベンフィカを下す【UWCL】

27日、UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の準々決勝2ndレグの2試合が行われた。 FA女子スーパーリーグ(FAWSL)で首位に立つチェルシーはアヤックスと対戦。1stレグはアウェイゲームながら0-3で快勝していたチェルシーは余裕を持って2ndレグに臨んだ。 なでしこジャパンFW浜野まいかはメンバー外となった中、試合は33分にマイラ・ラミレスのゴールでチェルシーが先制。65分にチャシティ・グラントにゴールを奪われるも1-1で終了。2戦合計4-1でチェルシーが勝利し、準決勝に駒を進めた。 もう1試合はリヨンvsベンフィカのカードとなり、1stレグはリヨンが1-2で先勝していた。 リヨンのホームで迎えた2ndレグは43分にデルフィーヌ・カスカリーノのゴールでリヨンが先制。しかし45分にベンフィカはマリー・アリドゥのゴールで追いつく。 2戦合計でもまだリヨンがリードしていた中、51分にカスカリーノが2点目を奪い勝ち越すと、アディショナルタイムにはカディディアトゥ・ディアニが2ゴールを奪う活躍を見せて、4-1で勝利。2戦合計6-2でリヨンがベスト4に進出した。 なお、28日には準々決勝の2試合が予定されており、バルセロナとブラン、パリ・サンジェルマン(PSG)とヘッケンが対戦。バルセロナ、PSGがそれぞれ2-1で1stレグを勝利していた。 ◆UEFA女子チャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグ ▽3/27(水) リヨン 4-1(AGG:6-2) ベンフィカ 【リヨン】 デルフィーヌ・カスカリーノ(43分、51分) カディディアトゥ・ディアニ(90分+1、90分+6) 【ベンフィカ】 マリー・アリドゥ(45分) チェルシー 1-1(AGG:4-1) アヤックス 【チェルシー】 マイラ・ラミレス(33分) 【アヤックス】 チャシティ・グラント(65分) ▽3/28(木) バルセロナ vs ブラン (1stレグ:2-1) パリ・サンジェルマン vs ヘッケン (1stレグ:2-1) <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】チェルシーが女子CLでアヤックスを下してベスト4進出</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="VmPNSixUSTo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.28 11:15 Thu

チェルシーMFラヴィア、ハムストリング負傷再発で今季絶望

チェルシーは27日、ベルギー代表MFロメオ・ラヴィア(20)がハムストリングの負傷を再発させ今季絶望となったことを発表した。 ラヴィアは今季、5800万ポンド(約110億円)でサウサンプトンから移籍。しかし足首の負傷、ハムストリングの負傷で、今季はプレミアリーグ1試合の出場に留まっていた。 セントラルMFのラヴィアは昨季、プレミアリーグ29試合に出場して昨年3月にはベルギー代表デビュー。飛躍を期してチェルシーに移籍したが、度重なるケガにより1年目は棒に振ることになった。 2024.03.28 00:00 Thu

バイエルン、ドルトムントで活躍のマートセンに関心か?

バイエルンが、ライバルクラブで活躍する左サイドバックに興味を示しているようだ。 来シーズンに向けてカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの去就が不透明なバイエルン。現状では契約延長に応じず、レアル・マドリーへの売却が濃厚となっており、クラブはミランのフランス代表DFテオ・エルナンデスをトップターゲットに、ジローナのU-21スペイン代表DFミゲル・グティエレスらを後釜候補に定めているとされる。 そういった中、新たなオプションとして浮上しているのが、チェルシーからドルトムントにレンタル加入中のオランダ代表DFイアン・マートセン(22)だという。 ドイツ『スカイ』によると、バイエルンは今冬のドルトムント加入以降、公式戦12試合1ゴール2アシストを記録する攻撃的サイドバックを評価しているという。 ドルトムントは当然のことながらオランダ代表DFの完全移籍での買い取りを希望しているが、4100万ユーロ(約67億3000万円)と言われる、今夏有効な契約解除条項によって買い取れるかは微妙な状況だという。 これにより、バイエルンが獲得できる可能性は十分にあるようだ。 2024.03.27 06:30 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly