11連覇に向け今季開幕戦に臨むナーゲルスマン、「フランクフルトは良いチーム。素晴らしい試合に」

2022.08.05 15:31 Fri
Getty Images
バイエルンを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、11連覇を目指すブンデスリーガ開幕に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

バイエルンは昨シーズン、ユリアン・ナーゲルスマン体制1年目で安定したパフォーマンスを継続し、前人未踏のブンデスリーガ10連覇を達成。
新シーズンに向けては主砲ロベルト・レヴァンドフスキの電撃退団という大きな打撃を受けた一方、FWサディオ・マネ、DFマタイス・デ・リフト、MFライアン・グラフェンベルフといった実力者を新たにスカッドに迎え入れた。

新シーズン開幕を告げるDFLスーパーカップではRBライプツィヒとの激しい打ち合いを5-3のスコアで制し、幸先よい滑り出しを見せている。

そして、5日に開催される2022-23シーズンのブンデスリーガ開幕節では、昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)王者であるフランクフルトとのアウェイゲームに臨む。
その初陣に向け35歳の青年指揮官は、難所での戦いに警戒感を持ちながらも、自身、チームともに高いモチベーションでの戦いを予想している。

「キックオフへの期待に満ちているよ。フランクフルトでプレーするのは決して簡単なことではない。昨季はあそこで勝った。ホームゲームでも明らかに我々が勝っていただけに、勝つべきだった。スタジアムは熱狂的になるだろうし、特にヨーロッパリーグで優勝した後はね。彼らのファンは陶酔している」

「オリー・グラスナーは優れた監督だ。フランクフルトは良いチームで、観客もとても感情的だ。金曜日の夜、開幕戦、それは非常に良い試合になりそうだ」

また、最新のチームニュースでは昨季終盤戦での愚行によって出場停止のFWキングスレー・コマンに加え、ヒザを手術したMFレオン・ゴレツカ、FWエリック・マキシム・チュポ=モティングの欠場を明言。一方、胃の不調で今週の練習を欠席していたGKマヌエル・ノイアーについては、「彼はだいぶ気分が良くなっている。それが続けば、彼は明日プレーすることができる」と、起用の目途が立ったことを明かしている。

最後に、今回の開幕戦では今夏フランクフルトに加入した元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェとの対戦を楽しみにしているという。

「私は彼のこととても好きで、時々連絡を取り合っている。彼はとても面白いポッドキャストのチップスを送ってくれたりするんだ。傑出したフットボーラーで、彼はアイントラハトやブンデスリーガにとって良い存在だ。明日、彼に会えるのは嬉しいし、(バイエルン相手に)傑出したプレーはできないかもしれないけど、良いプレーをしてほしいね()」
関連ニュース

プレミア4クラブを筆頭に20歳FWイリング・ジュニア争奪戦? ユベントスがしぶしぶ売却受け入れか

ユベントスのU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(20)は今夏の移籍の可能性が高まっているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が報じた。 チェルシーのアカデミー出身で、2020年夏にユベントスへ移籍した逸材アタッカーのイリング・ジュニア。2022年10月にファーストチームデビューを果たすと、同年12月にはプロ契約を締結し、2025年6月までの契約を結んだ。 これまでも度々ビッグクラブからの関心が報じられてきた中、途中出場がメインながら今シーズンここまで公式戦19試合でプレー。さらなる飛躍が期待されると同時に、U-21イングランド代表でのパフォーマンスで評価を高めている。 ところが、イリング・ジュニアとの契約が残り1年に迫るユベントスは、フリーでの移籍を防ぐため、今夏の売却をしぶしぶ受け入れているとのこと。かねてから獲得への動きを見せていたトッテナムやエバートンの他、ウェストハムやブライトン&ホーブ・アルビオンなど、プレミアリーグのクラブが獲得を検討しているという。 また、ドイツ方面のクラブも興味を示しているようで、レバークーゼンとバイエルンが動向を注視。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イタリアのクラブも移籍先の候補に挙がっている模様だ。 なお、ユベントスは1月の移籍市場においても、1700万ポンド(約32億5000万円)のオファーがあれば売却を受け入れていた見込み。今度こそいずれかのクラブが獲得へ漕ぎ着けるのだろうか。 2024.03.28 15:32 Thu

「今夏移籍を検討? ないよ! バイエルンですごく幸せ」 デ・リフトが退団否定

オランダ代表DFマタイス・デ・リフト(24)がバイエルン残留を宣言した。 アヤックスでのブレイクからユベントスでのプレーを挟み、2022年夏からバイエルンに移ったデ・リフト。ここにきてエリック・ダイアーを相棒に序列を高め、巻き返す今季だが、一時はキム・ミンジェとダヨ・ウパメカノのコンビに遅れを取り、去就が騒がれた。 そのなか、この代表ウィークも代表活動に呼ばれ、ドイツ代表との国際親善試合にフル出場したセンターバックはドイツ『スカイ』によると、「今夏移籍を検討しているか?」との問いに対して、「(考えてい)ないよ!」ときっぱり否定した。 「バイエルンですごく幸せだ。クラブとファンはずっとたくさんの愛を注いでくれている。今は良い気分だし、すごく幸せ。今季の残りも素晴らしい試合をして、チャンピオンズリーグ(CL)で上に行きたいね」 「(現在は序列を下げる)ウパメカノとキムもそう。彼らは何も言っていないけど、(メディアで)あるクラブがああいう選手を欲していると書かれる。そういうのが問題になりがちだけど、現実とは一致しない」 2024.03.28 10:35 Thu

次期監督巡って綱引きのバイエルンとリバプール、プランBもデ・ゼルビで被る?

次期監督を巡って綱引きのバイエルンとリバプールだが、プランBも被るようだ。 バイエルンではトーマス・トゥヘル監督が今季限りが決まり、リバプールの方もユルゲン・クロップ監督がラストイヤーに。両軍ともタイトルの行方を左右する終盤戦の真っ只中だが、来季の指揮官が誰になるのかも注目どころだ。 そんな両チームはそれぞれのクラブOBであり、今季のレバークーゼンで指揮官としての評判を上げるシャビ・アロンソ監督(42)を本命のターゲットにするが、ドイツ『ビルト』によると、失敗時のプランBでも重複しているという。 そのプランBに挙がるのがブライトン&ホーヴ・アルビオンのロベルト・デ・ゼルビ監督(44)。チャビ・エルナンデス監督が今季限りで退任するバルセロナも興味を抱くなど、こちらも人気銘柄であり、一本釣りとはいかなさそうだ。 なお、イギリス『テレグラフ』によると、デ・ゼルビ監督とブライトンの契約は2026年夏まであるが、1400万ユーロ(約22億8000万円)のリリース条項が存在するとみられる。 2024.03.28 08:55 Thu

デア・クラシカー控えるバイエルン、ケインがチーム練習に復帰

バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが27日、チーム練習に復帰した。 ケインは16日に行われたブンデスリーガ第26節ダルムシュタット戦の78分、ルーズボールに詰めた際、ポストに左足首を強打して交代となっていた。 その後、招集されていたイングランド代表には合流したものの、23日のブラジル代表戦には出場せず、26日のベルギー代表戦を前に代表を離脱していた。 そのケインだが、順調に回復し、2日間の個別練習を経て、27日からチーム練習に一部復帰したとのことだ。 バイエルンは代表ウィーク明けの30日、ドルトムントとのデア・クラシカーを控えている。 2024.03.27 23:00 Wed

ユベントスは今夏のゴレツカ獲得を希望? バイエルンとの契約は2026年夏まで

ユベントスがバイエルンのドイツ代表MFレオン・ゴレツカ(29)に関心を示しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズン、セリエAで29試合を消化して3位につけるユベントス。首位インテルとの勝ち点差は「17」にまで広がっており、スクデット獲得は絶望的な状況となっている。 クラブはチームの競争力を高めるため、すでに夏の移籍市場での強化を模索。ドイツ『キッカー』によると、昨夏にも関心を向けていたゴレツカをターゲットとしており、スカウトも派遣しているとのことだ。 これまでもゴレツカに関心を示し続けてきたユベントスだが、選手側も6シーズン過ごしたバイエルンを離れ、新たなチャレンジを望む可能性がある模様。ただし、バイエルンとの契約を2026年夏まで残していることから、クラブ間ではタフな交渉が必要になるだろう。 ゴレツカは今シーズンのバイエルンで、公式戦31試合4ゴール9アシストを記録。チームは首位レバークーゼンに10ポイント差をつけられての2位と苦戦している中で、個人としては存在感を発揮している。 2024.03.27 13:15 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly