浦和が3発快勝で3連勝!GK3人がベンチ入りの川崎Fに18年以来のリーグ戦白星【明治安田J1第23節】
2022.07.30 21:27 Sat
明治安田生命J1リーグ第23節、浦和レッズvs川崎フロンターレが30日に埼玉スタジアム2002で行われ、3-1でホームの浦和が勝利を収めた。
リーグ戦中断中、パリ・サンジェルマン(PSG)とのゲームを行い、世界基準を肌感覚で知った両チーム。2連勝を含む7戦負けなし中の浦和は、ここまで全試合に出場していたアレクサンダー・ショルツがベンチからも外れ、知念がJ1初先発に。ベンチスタートながらもキャスパー・ユンカーが5試合ぶりに戻ってきた。
対する川崎Fは、新型コロナウイルス(Covid-19)の影響をもろに受けることに。ベンチメンバーが5人のうえ、内3人がGKという異例の状況となったが、その中でもジェジエウの復帰が光明といえるだろうか。
スクランブルの川崎Fを後目にキックオフから攻勢を強めた浦和は、連続CKも相まって序盤から押し込み、勢いのまま4分に先制に成功する。中央から右サイドへ展開すると、ダヴィド・モーベルグが相手2枚に付かれながらも縦に仕掛けて右足のクロス。伊藤が頭で合わせてネットを揺らした。
早くも難しい展開を強いられた川崎Fは家長のシンプルなクロスからレアンドロ・ダミアンが技ありのバックヘッドを放ち、これで得たCKから谷口が頭で狙う。だが、これをしのいだホームチームが17分に再びゴールを奪った。
川崎Fは38分にスルーパスに反応して右のポケットを取った脇坂が仕掛けて折り返し、ダミアンが至近距離で合わせるも、GK西川に阻まれる。浦和も直後にモーベルグが一対一を迎えたが、ループシュートGKチョン・ソンリョンが防ぐなど、両守護神が好セーブを披露する。
折り返した後半は浦和が先にチャンスを作り、ボックス手前右でのFKをモーベルグが直接狙う。スウェーデン人アタッカーには72分にもカウンターから好機が訪れるも、左足のミドルはいずれもGKチョン・ソンリョンに防がれた。
数少ないベンチのフィールドプレーヤー2人を投入して打開を図る川崎Fは77分、脇坂の右CKをニアで宮城がフリックし、ファーで家長がヘッド。さらに、山村を目掛けた浮き球に対するクリアボールを拾った橘田の仕掛けが、柴戸のファウルを誘発してPKを獲得すると、家長がGK西川の逆を突いて左へきっちりと沈め、82分に1点を返す。
1点差に詰め寄られた浦和だったが、右サイドでのスローインから85分に再びリードを広げる。足の長いボールを入れると、ユンカーがマイナスに戻し、受けた関根が強引に右ポケットへ侵入。縦へ突破して最深部から何とか折り返すと、走り込んだ岩尾が左足で押し込んだ。
最終盤には脇坂のFKやダミアンのオーバーヘッドでゴールに迫られたものの、GK西川のセーブもあり、アディショナルタイムの6分間を終えてタイムアップ。2018年以来となるリーグ戦での対川崎F戦勝利で、浦和が3連勝を飾っている。
浦和レッズ 3-1 川崎フロンターレ
【浦和】
伊藤敦樹(前4)
松尾佑介(前17)
岩尾憲(後40)
【川崎F】
家長昭博(後37)
リーグ戦中断中、パリ・サンジェルマン(PSG)とのゲームを行い、世界基準を肌感覚で知った両チーム。2連勝を含む7戦負けなし中の浦和は、ここまで全試合に出場していたアレクサンダー・ショルツがベンチからも外れ、知念がJ1初先発に。ベンチスタートながらもキャスパー・ユンカーが5試合ぶりに戻ってきた。
スクランブルの川崎Fを後目にキックオフから攻勢を強めた浦和は、連続CKも相まって序盤から押し込み、勢いのまま4分に先制に成功する。中央から右サイドへ展開すると、ダヴィド・モーベルグが相手2枚に付かれながらも縦に仕掛けて右足のクロス。伊藤が頭で合わせてネットを揺らした。
早くも難しい展開を強いられた川崎Fは家長のシンプルなクロスからレアンドロ・ダミアンが技ありのバックヘッドを放ち、これで得たCKから谷口が頭で狙う。だが、これをしのいだホームチームが17分に再びゴールを奪った。
岩波の斜めのパスをセンターサークル内で松尾が収めて左へ展開し、関根からのリターンをボックス手前左で受ける。この際にスリップしてロストはしたものの、すぐさま伊藤が回収して預けると、松尾はボックス左からダイレクトで左隅へ流し込んだ。
川崎Fは38分にスルーパスに反応して右のポケットを取った脇坂が仕掛けて折り返し、ダミアンが至近距離で合わせるも、GK西川に阻まれる。浦和も直後にモーベルグが一対一を迎えたが、ループシュートGKチョン・ソンリョンが防ぐなど、両守護神が好セーブを披露する。
折り返した後半は浦和が先にチャンスを作り、ボックス手前右でのFKをモーベルグが直接狙う。スウェーデン人アタッカーには72分にもカウンターから好機が訪れるも、左足のミドルはいずれもGKチョン・ソンリョンに防がれた。
数少ないベンチのフィールドプレーヤー2人を投入して打開を図る川崎Fは77分、脇坂の右CKをニアで宮城がフリックし、ファーで家長がヘッド。さらに、山村を目掛けた浮き球に対するクリアボールを拾った橘田の仕掛けが、柴戸のファウルを誘発してPKを獲得すると、家長がGK西川の逆を突いて左へきっちりと沈め、82分に1点を返す。
1点差に詰め寄られた浦和だったが、右サイドでのスローインから85分に再びリードを広げる。足の長いボールを入れると、ユンカーがマイナスに戻し、受けた関根が強引に右ポケットへ侵入。縦へ突破して最深部から何とか折り返すと、走り込んだ岩尾が左足で押し込んだ。
最終盤には脇坂のFKやダミアンのオーバーヘッドでゴールに迫られたものの、GK西川のセーブもあり、アディショナルタイムの6分間を終えてタイムアップ。2018年以来となるリーグ戦での対川崎F戦勝利で、浦和が3連勝を飾っている。
浦和レッズ 3-1 川崎フロンターレ
【浦和】
伊藤敦樹(前4)
松尾佑介(前17)
岩尾憲(後40)
【川崎F】
家長昭博(後37)
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