「もう一度試合に出たい」 リバプール退団のカリウスが去就に言及、マネのバイエルン加入は「ブンデスにとって喜ばしい」

2022.06.21 17:55 Tue
Getty Images
リバプール退団が発表された元ドイツ代表GKロリス・カリウス(28)が自身の今後とバイエルン加入が目前に迫っているセネガル代表FWサディオ・マネについて語った。
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2016年夏にマインツからリバプールへ加入したカリウスは、当初こそ新守護神候補として高い期待が寄せられていたが、不安定なパフォーマンスやブラジル代表GKアリソン・ベッカーの加入もあり失墜。今季は移籍先が見つからずリバプールに残留したが、チームでは構想外の扱いを受けており公式戦1度もベンチ入りがないままシーズンを終えると、契約満了による退団が発表された。
新たなクラブ探しに向けて準備しているカリウスはドイツ『スカイ』のインタビューで体調の万全さを強調しつつ、再び試合でプレーするため、全力を尽くしたいと意気込んだ。

「シーズン終了後、1週間の休暇をとったよ。それで十分だった。これからは再スタートに向けて集中したい。新しい挑戦が始まるのは良いことさ。覚悟を決めて、体調を整えているところだ」

「新しいクラブはドイツ国内だけでなく海外でも良いね。相性が合うかどうか、僕に対して好感を持っているか、僕が好感を持てるかが重要になる。チームを助ける重要な役割が懐かしいよ。チームの力になりたい、もう一度試合に出たいと強く思っている。それが僕の長年続けてきた仕事だ。残念ながら、昨年はトレーニングしかできなかった。ハングリー精神を持ち、またゴールに戻ってチームを助けられるよう準備している」
「リバプールでは浮き沈みがあった。それも含めてフットボールであり、人間として成長できたと思う。チームが毎日見せるレベルやプロフェッショナリズムは、非常に特別なものだった。今までそうした経験はなかったからこそ、多くの成功を祝えたのだと思う。そして、そこで得た決意と意志を次の仕事にもつなげていきたい」

また、カリウスはバイエルン加入が迫っている元同僚のマネにも言及。クオリティを持つ選手だと称賛し、新天地でも必ず成功するだろうと断言した。

「彼はリバプールの絶対的なトップ選手の一人さ。だから、バイエルンにとってはクレイジーな移籍になるだろうね。もしバイエルンが彼のような人物と契約できたなら、彼らやブンデスリーガを祝福するしかないよ。リーグのスターが一人増えるのだから、ブンデスリーガにとっても非常に喜ばしい」

「サディオ・マネはとても控えめで、地に足がついている人だ。ザルツブルグにいたから、ドイツ語も少し話せる。彼とはいつもとても仲良くしてきたよ。もしドイツに来ることになったとしても、彼なら問題なく適応できるだろう」

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