“142億円の男”ヌニェス、クロップ監督の指導に期待 「僕を大いに助けてくれるはず」

2022.06.15 15:57 Wed
Getty Images
リバプールへ加入のウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがチームメイトやユルゲン・クロップ監督への期待を語った。クラブ公式サイトが伝えている。

ヌニェスは今季ベンフィカでプリメイラ・リーガ28試合26得点を記録してリーグ得点王に輝くと、初挑戦となったチャンピオンズリーグ(CL)でも6得点を挙げ、ベスト8進出にも貢献。こうした活躍を高く評価したリバプールが移籍金7500万ユーロ(約106億円)+ボーナス2500万ユーロ(約36億円)の最大1億ユーロ(約142億円)におよぶ取引で、14日に加入が正式発表された。
リバプールではベルギー代表FWディヴォク・オリジの退団が決まったほか、長くクロップ監督のチームを支えたセネガル代表FWサディオ・マネ、今季国内カップ戦で活躍を見せた日本代表FW南野拓実の退団も有力視されており、前線が手薄になることからヌニェスにかかる期待も大きい。

クラブ加入後の1tsインタビューを受けたヌニェスもそうした期待を理解しつつ、チームのプレースタイルは自分に合っていると強調。そのうえで、チームメイトやクロップ監督から多くのものを得られるはずだと語った。

「リバプールとは対戦したことがあり、CLでもたくさんの試合を見てきた。ここには素晴らしい選手たちがいて、僕のプレースタイルに合っていると思うよ。とても大きなクラブだから、自分の持っている力をすべて出して、チームを助けたい」
「ここでのプレーはすごく楽しみだね。(ロベルト・)フィルミノは素晴らしい選手であり、(ジオゴ・)ジョタは素晴らしいストライカーだ。そして、ルイス・ディアスや(モハメド・)サラーもいる。子供のころは遠くへ行くこと、ヨーロッパでプレーすることが夢だったけど、まさかリバプールのような偉大なクラブでプレーできるとは思っていなかった。ここでは多くの競争があると思うけど、それは健全なものだ」

「どんな選手にとっても、監督によって磨かれることは素晴らしいと思う。クロップは僕を大いに助けてくれるはずだ。そして選手たち、たとえばフィルミノや他の経験豊富な選手たちも、僕を大いに助けてくれるだろう。クロップ監督には、もっといろいろなものを見せてほしい。僕はまだ22歳だから、まだまだ学べることはたくさんあると思うよ。これは僕にとって、新しい経験だ」

最後に、ヌニェスは自身の英語力についても言及しており、少しでも早く上達したいと意気込みを示している。

「僕の英語はとても下手なんだ。だから間違いなく、早く覚える必要があるね。選手にとって、英語を話せるかどうかは本当に大事なことだと思う。ただ、スカウス(リバプール方言)の言葉である『Boss tha』だけは理解したよ」
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