前回大会ファイナリスト・C大阪が湘南を下してPS進出!攻守かみ合い4発大勝《ルヴァンカップ》
2022.06.11 20:13 Sat
11日、YBCルヴァンカップ・プレーオフステージの湘南ベルマーレvsセレッソ大阪の第2戦がレモンガススタジアム平塚で行われ、4-1でC大阪が勝利。2戦合計スコア5-1とし、C大阪がプライムステージ進出を決めた。
ヨドコウ桜スタジアムで行われた前回対戦時は1-0でC大阪が先勝。湘南は攻勢の時間も長かったが、相手守備陣を最後まで崩し切れなかった。
この日の湘南は負傷のタリクに代わって平岡を、右のウイングバックには古林を起用。対するC大阪は、第1戦で値千金のゴールを挙げた鳥海に代え、進藤が先発に名を連ねた。
開始1分も経たないうちに松田がミドルを見せるなど、アグレッシブに入ったC大阪は強みとしているセットプレーから10分に先制に成功。右からのCKを獲得すると、原川のキックがゴール前での混戦を招き、最後はマテイ・ヨニッチが右足で蹴り込んだ。
さらに3分後には中盤で平岡からボールを奪ってショートカウンターへ。ブルーノ・メンデスが中央から右寄りへコースを取り、左斜め前方へスルーパスを送ると、GKと一対一を迎えた為田が冷静に流し込んだ。
理想的な展開に持ち込んだC大阪だったが25分、山中がトラップしようと足を伸ばした際、右足の内ももから股関節のあたりを気にして自ら続行不可能のサイン。27分に舩木との交代を余儀なくされた。
時間とともにホームチームが主導権を握ったかに見えたが、濡れたピッチも影響してかファイナルサードでの拙さを露呈すると、前半のラストプレーでC大阪が再びセットプレーから追加点を奪取。敵陣右サイドでのFKを得て原川がゴール前に送ると、進藤のヘディングはGK谷に阻まれるも、こぼれ球を清武が押し込んで前半を終えた。
アウェイゴールの関係で勝ち上がりのためには最低でも5得点が必要となった湘南はハーフタイムに3枚替えを決行し、引き続き[4-4-2]で後半に入った。だが、スコアを動かしたのはまたしてもC大阪だった。
48分、ピッチ中央の奥埜が大きく右へ展開すると、清武が収めて追い越した毎熊を使う。下げたボールを松田がダイレクトでゴール前へ送ると、遠いサイドから顔を出した為田のヘディングはGK谷に阻まれるも、こぼれ球に奥埜が詰めて攻撃を完結させた。
湘南はウェリントンと山田の投入に伴い、中盤をダイヤモンドのような形に変えて流れを変えようと試み、66分にはボックス手前から池田が右足のミドルを放つ。
ただ、大差がついているため、C大阪はまずリトリート。守備では大きな破綻なく、手数を掛けない攻撃でけん制し、毎熊やジェアン・パトリッキにも決定機が生まれた。
攻勢を強めた湘南の攻撃は83分にようやく実る。田中が山田とのワンツーから左足のアウトで縦に当てると、進藤を背負った町野がワンタッチの反転からボックス左に侵入。左足でニアを射抜き、1点を返したが反撃もここまで。
序盤のリードを生かし、大量点も挙げたC大阪がプライムステージ進出を決めている。
湘南ベルマーレ 1-4(AGG:1-5) セレッソ大阪
【湘南】
町野修斗(後38)
【C大阪】
マテイ・ヨニッチ(前10)
為田大貴(前13)
清武弘嗣(前48)
奥埜博亮(後3)
ヨドコウ桜スタジアムで行われた前回対戦時は1-0でC大阪が先勝。湘南は攻勢の時間も長かったが、相手守備陣を最後まで崩し切れなかった。
開始1分も経たないうちに松田がミドルを見せるなど、アグレッシブに入ったC大阪は強みとしているセットプレーから10分に先制に成功。右からのCKを獲得すると、原川のキックがゴール前での混戦を招き、最後はマテイ・ヨニッチが右足で蹴り込んだ。
さらに3分後には中盤で平岡からボールを奪ってショートカウンターへ。ブルーノ・メンデスが中央から右寄りへコースを取り、左斜め前方へスルーパスを送ると、GKと一対一を迎えた為田が冷静に流し込んだ。
あっさりとリードを許した湘南はこれでようやく目が覚めたか、球際のアプローチも強度が増し、システムも[3-5-2]から[4-4-2]へシフトし、高橋のフィニッシュを皮切りにシュートシーンを作る。
理想的な展開に持ち込んだC大阪だったが25分、山中がトラップしようと足を伸ばした際、右足の内ももから股関節のあたりを気にして自ら続行不可能のサイン。27分に舩木との交代を余儀なくされた。
時間とともにホームチームが主導権を握ったかに見えたが、濡れたピッチも影響してかファイナルサードでの拙さを露呈すると、前半のラストプレーでC大阪が再びセットプレーから追加点を奪取。敵陣右サイドでのFKを得て原川がゴール前に送ると、進藤のヘディングはGK谷に阻まれるも、こぼれ球を清武が押し込んで前半を終えた。
アウェイゴールの関係で勝ち上がりのためには最低でも5得点が必要となった湘南はハーフタイムに3枚替えを決行し、引き続き[4-4-2]で後半に入った。だが、スコアを動かしたのはまたしてもC大阪だった。
48分、ピッチ中央の奥埜が大きく右へ展開すると、清武が収めて追い越した毎熊を使う。下げたボールを松田がダイレクトでゴール前へ送ると、遠いサイドから顔を出した為田のヘディングはGK谷に阻まれるも、こぼれ球に奥埜が詰めて攻撃を完結させた。
湘南はウェリントンと山田の投入に伴い、中盤をダイヤモンドのような形に変えて流れを変えようと試み、66分にはボックス手前から池田が右足のミドルを放つ。
ただ、大差がついているため、C大阪はまずリトリート。守備では大きな破綻なく、手数を掛けない攻撃でけん制し、毎熊やジェアン・パトリッキにも決定機が生まれた。
攻勢を強めた湘南の攻撃は83分にようやく実る。田中が山田とのワンツーから左足のアウトで縦に当てると、進藤を背負った町野がワンタッチの反転からボックス左に侵入。左足でニアを射抜き、1点を返したが反撃もここまで。
序盤のリードを生かし、大量点も挙げたC大阪がプライムステージ進出を決めている。
湘南ベルマーレ 1-4(AGG:1-5) セレッソ大阪
【湘南】
町野修斗(後38)
【C大阪】
マテイ・ヨニッチ(前10)
為田大貴(前13)
清武弘嗣(前48)
奥埜博亮(後3)
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