連覇期す名古屋が大きなアドバンテージ! 10人の京都にホームで6発先勝《ルヴァンカップ》
2022.06.04 18:05 Sat
JリーグYBCルヴァンカップ・プレーオフステージ第1戦の1試合が4日にCSアセット港サッカー場で行われ、ホームの名古屋グランパスが6-1で京都サンガF.C.に先勝した。
Bグループ2位の名古屋とCグループ首位通過の京都による一戦。直近の明治安田生命J1リーグ第16節で公式戦4連勝が止まる黒星を喫した名古屋だが、ミッドウィークの天皇杯2回戦を勝利してこの試合に臨む。一方の京都は目下公式戦2連勝中。直近のリーグ戦では王者の川崎フロンターレに1-0で勝利と弾みをつけての一戦となった。
J1リーグでも勝ち点2差でひしめく実力伯仲の両者による1stマッチはホームで先勝を狙う名古屋が徐々にペースを握り、先にスコアを動かす。15分、敵陣ハーフウェイライン付近の中谷が右足ダイレクトで前にボールを出すと、マテウス・カストロが縦に持ち上がり、ボックス右から左足で折り返す。最後は稲垣が右足でネットを揺らした。
うまく先制した名古屋がその後もリズム良く相手ゴールに襲いかかり、19分に酒井のポストプレーからボックス左の仙頭が右足フィニッシュ。続く31分にもボックス左で相手のビルドアップにプレッシャーをかけていったマテウスの折り返しから、ゴール前の酒井が左足で合わせたりと追加点のチャンスを作り出すが、いずれも生かせない。
守勢を強いられる京都も我慢するところを我慢しながら1点差で試合を進め、反撃の糸口を探るが、43分に足を伸ばしてルーズボールを処理しようとした川崎がそこに頭から飛び込んでいった酒井と接触。明らかに不可抗力ながら、酒井を蹴る形になると、ラフプレーとみなされ、40分に続いてのイエローカードで退場を命じられてしまう。
再びマテウス→稲垣でゴールを奪い切った名古屋だが、ホームでのリターンレグに向けても守り一辺倒で終わるわけにいかない京都も58分、アピアタウィア久のパスを左サイドで受けた荻原がバイタルエリア左から左足浮き球パスを出すと、古巣戦の山崎がゴール前で滑り込みながら右足ワンタッチ。これが名古屋のゴールに決まり、1点差とする。
だが、前半と打って変わり、ファイナルサードの精度が高まる名古屋は63分に左CKからニアサイドの藤井が頭で逸らすと、ファーサイドの丸山が右足で押し込み、大ケガから復帰後初ゴール。続く73分にも敵陣中央で麻田の処理ミスを拾った酒井のお膳立てから右横を走り抜けたマテウスが相手GKとの一対一を制し、勝負の行方を決定づける。
その後も畳みかけた名古屋は81分にも荒木が頭でクリアしようとしたボールが後ろに流れると、マテウスが見逃さず、そのまま左足で叩き込み、5-1。後半アディショナルタイム2分にはバイタルエリア左で獲得したFKから相馬が右足で直接ネットを揺らしてみせ、終わってみれば6-1と先勝した。第2戦は11日に京都のホームで行われる。
名古屋グランパス 6-1 京都サンガF.C.
【名古屋】
稲垣祥(前15、後4)
丸山祐市(後18)
マテウス・カストロ(後28、後36)
相馬勇紀(後45+2)
【京都】
山崎凌吾(後13)
Bグループ2位の名古屋とCグループ首位通過の京都による一戦。直近の明治安田生命J1リーグ第16節で公式戦4連勝が止まる黒星を喫した名古屋だが、ミッドウィークの天皇杯2回戦を勝利してこの試合に臨む。一方の京都は目下公式戦2連勝中。直近のリーグ戦では王者の川崎フロンターレに1-0で勝利と弾みをつけての一戦となった。
うまく先制した名古屋がその後もリズム良く相手ゴールに襲いかかり、19分に酒井のポストプレーからボックス左の仙頭が右足フィニッシュ。続く31分にもボックス左で相手のビルドアップにプレッシャーをかけていったマテウスの折り返しから、ゴール前の酒井が左足で合わせたりと追加点のチャンスを作り出すが、いずれも生かせない。
守勢を強いられる京都も我慢するところを我慢しながら1点差で試合を進め、反撃の糸口を探るが、43分に足を伸ばしてルーズボールを処理しようとした川崎がそこに頭から飛び込んでいった酒井と接触。明らかに不可抗力ながら、酒井を蹴る形になると、ラフプレーとみなされ、40分に続いてのイエローカードで退場を命じられてしまう。
1点リードしてからも追加点のチャンスがありながら仕留め切れずに後半に入った名古屋は京都の攻勢を受ける形で立ち上がったが、49分に仙頭の持ち上がりからカウンター。ボックス右の森下が右足フィニッシュこそGK若原に弾かれるが、ボックス左でこぼれ球を回収したマテウスの折り返しを稲垣が左足で押し込み、京都を突き放した。
再びマテウス→稲垣でゴールを奪い切った名古屋だが、ホームでのリターンレグに向けても守り一辺倒で終わるわけにいかない京都も58分、アピアタウィア久のパスを左サイドで受けた荻原がバイタルエリア左から左足浮き球パスを出すと、古巣戦の山崎がゴール前で滑り込みながら右足ワンタッチ。これが名古屋のゴールに決まり、1点差とする。
だが、前半と打って変わり、ファイナルサードの精度が高まる名古屋は63分に左CKからニアサイドの藤井が頭で逸らすと、ファーサイドの丸山が右足で押し込み、大ケガから復帰後初ゴール。続く73分にも敵陣中央で麻田の処理ミスを拾った酒井のお膳立てから右横を走り抜けたマテウスが相手GKとの一対一を制し、勝負の行方を決定づける。
その後も畳みかけた名古屋は81分にも荒木が頭でクリアしようとしたボールが後ろに流れると、マテウスが見逃さず、そのまま左足で叩き込み、5-1。後半アディショナルタイム2分にはバイタルエリア左で獲得したFKから相馬が右足で直接ネットを揺らしてみせ、終わってみれば6-1と先勝した。第2戦は11日に京都のホームで行われる。
名古屋グランパス 6-1 京都サンガF.C.
【名古屋】
稲垣祥(前15、後4)
丸山祐市(後18)
マテウス・カストロ(後28、後36)
相馬勇紀(後45+2)
【京都】
山崎凌吾(後13)
|
関連ニュース