パラグアイ戦はアンカー起用、ブラジル戦はCB予想の板倉滉が意気込み「相手より先にということを意識」
2022.06.04 15:02 Sat
日本代表のDF板倉滉(シャルケ)が、ブラジル代表戦への意気込みを語った。
日本は2日、キリンチャレンジカップ2022のパラグアイ代表戦を行い、4-1で快勝を収めた。
カタールW杯に向けた第一歩となった試合。多くのことをトライした中での快勝は、1つ手応えがあったはずだ。
この試合後半からアンカーのポジションで起用された板倉。これまでセンターバックでの起用が続いていた中で「90分間で色々なことが試せたと思いますし、個人としてもアンカーで出るという最近の試合ではないポジションで出ました」と、トライができたとパラグアイ戦を振り返った。
森保一監督からも「アンカーで行くぞということを言われました」と試合の前からアンカー起用を伝えられていたと明かした板倉。パフォーマンスについては「もっとできたなという印象は正直ありますし、リーグの最終節からも少し空いたコンディションということ、久々のボランチでアンカーで出るということは、いつもと違う感覚というか、もっとできたなという感じはありました」と、満足いくパフォーマンスではなかったと振り返った。
その日本は6日にブラジル代表と対戦。板倉はセンターバックの一角で出場する可能性がある。
ブラジルのイメージについては「上手いですよね。世界のトッププレーヤーが集まっているチームです」とコメント。「組織で戦うこともそうですが、一対一の局面、球際で負けないことが大事です」と、個々の局面で負けてはいけないと警戒した。
実際のプレーイメージについては「あのクラスの選手は実際に対峙しないとわからないと思いますが、常に先手をとって、相手より先にということを意識しないと、止められないと思います」とコメント。ヨーロッパのトップトップでプレーする選手たちを止めるには、守備でも先に仕掛ける必要があるとした。
一方で、局面での勝負に勝てば勝機もあると語る板倉。「チームとしてもすごいとは思いますが、ブラジルも個々に頼ってくる。局面で勝てばチャンスもあると思うので、そのチャンスをどれだけモノにできるかなと」と語り、「僕はディフェンスなので、どれだけ強力な攻撃陣を抑えられるかなとというところですね」と、良い守備を見せて攻撃に繋げたいとした。
日本戦ではFWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)やFWガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)といった一瞬の隙を突くのが上手い選手の起用も考えられる。
板倉は「まずは1発で行かれないところが大事だと思います」とコメント。「ポストプレーでも食いつきすぎると次が早いので、そこを見ていかないと。精度が高いので裏に簡単に抜けられてしまうこともあると思うので、試合中に考えていきたいと思います」と、簡単にやらせないことを意識したいとした。
また、ボックス内に侵入されてはPKを取られるリスクも一気に高まる。「ボックスに入ってきたら仕掛けてきて、その仕掛けのクオリティもすごく高いので、ボックス内に入ったら簡単に足は出せないですし、その前に決着をつけたいと思います」と、その手前のプレーでの対応をしっかりしていきたいと語った。
その板倉は守備のタスクだけでなく、ビルドアップやフィードで攻撃の起点になることも期待されている。攻撃面については「自分が持てる時間も少ないと思いますし、ボールを持った時の前の状況も埋まっているという状況が多いと思いますが、うまく穴を突いて、狙っていきたいと思います」とコメント。「ブラジルの攻撃陣も失った後のプレスはめちゃくちゃ早いと思います。前の選手というよりは、日本の攻撃陣は特徴があって、裏に速い選手だったり特徴を見たいと思います」と、前線で起用される選手の特徴を生かしていきたいとした。
そのためにも「良いところにポジションをとってくれていると思うので、奪った時に近くじゃなくて、遠くで見てプレーできるようにしたいと思います」と、近くでビルドアップすることを考えながらも、前線に長いボールを入れてカウンターを仕掛けることも考える必要があるとした。
日本は2日、キリンチャレンジカップ2022のパラグアイ代表戦を行い、4-1で快勝を収めた。
この試合後半からアンカーのポジションで起用された板倉。これまでセンターバックでの起用が続いていた中で「90分間で色々なことが試せたと思いますし、個人としてもアンカーで出るという最近の試合ではないポジションで出ました」と、トライができたとパラグアイ戦を振り返った。
森保一監督からも「アンカーで行くぞということを言われました」と試合の前からアンカー起用を伝えられていたと明かした板倉。パフォーマンスについては「もっとできたなという印象は正直ありますし、リーグの最終節からも少し空いたコンディションということ、久々のボランチでアンカーで出るということは、いつもと違う感覚というか、もっとできたなという感じはありました」と、満足いくパフォーマンスではなかったと振り返った。
アンカーで出た場合のプランについては「守備だと思います。守備のところを固めたりとか、そういうシーンになると思います」と、守備的な要素で起用される可能性が今後もあるだろうと予想。その中で、パラグアイ戦での課題については「45分出たことで少し感覚を取り戻しましたし、この前の試合はフリーな状況も多かったですが、相手が来た中でももっとプレーできるようにしたいです。ボールをつける場所、もっと積極的に行けたと思います」と、よりレベルの高い試合を想定しても、もっとやらなければいけないとした。
その日本は6日にブラジル代表と対戦。板倉はセンターバックの一角で出場する可能性がある。
ブラジルのイメージについては「上手いですよね。世界のトッププレーヤーが集まっているチームです」とコメント。「組織で戦うこともそうですが、一対一の局面、球際で負けないことが大事です」と、個々の局面で負けてはいけないと警戒した。
実際のプレーイメージについては「あのクラスの選手は実際に対峙しないとわからないと思いますが、常に先手をとって、相手より先にということを意識しないと、止められないと思います」とコメント。ヨーロッパのトップトップでプレーする選手たちを止めるには、守備でも先に仕掛ける必要があるとした。
一方で、局面での勝負に勝てば勝機もあると語る板倉。「チームとしてもすごいとは思いますが、ブラジルも個々に頼ってくる。局面で勝てばチャンスもあると思うので、そのチャンスをどれだけモノにできるかなと」と語り、「僕はディフェンスなので、どれだけ強力な攻撃陣を抑えられるかなとというところですね」と、良い守備を見せて攻撃に繋げたいとした。
日本戦ではFWヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー)やFWガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)といった一瞬の隙を突くのが上手い選手の起用も考えられる。
板倉は「まずは1発で行かれないところが大事だと思います」とコメント。「ポストプレーでも食いつきすぎると次が早いので、そこを見ていかないと。精度が高いので裏に簡単に抜けられてしまうこともあると思うので、試合中に考えていきたいと思います」と、簡単にやらせないことを意識したいとした。
また、ボックス内に侵入されてはPKを取られるリスクも一気に高まる。「ボックスに入ってきたら仕掛けてきて、その仕掛けのクオリティもすごく高いので、ボックス内に入ったら簡単に足は出せないですし、その前に決着をつけたいと思います」と、その手前のプレーでの対応をしっかりしていきたいと語った。
その板倉は守備のタスクだけでなく、ビルドアップやフィードで攻撃の起点になることも期待されている。攻撃面については「自分が持てる時間も少ないと思いますし、ボールを持った時の前の状況も埋まっているという状況が多いと思いますが、うまく穴を突いて、狙っていきたいと思います」とコメント。「ブラジルの攻撃陣も失った後のプレスはめちゃくちゃ早いと思います。前の選手というよりは、日本の攻撃陣は特徴があって、裏に速い選手だったり特徴を見たいと思います」と、前線で起用される選手の特徴を生かしていきたいとした。
そのためにも「良いところにポジションをとってくれていると思うので、奪った時に近くじゃなくて、遠くで見てプレーできるようにしたいと思います」と、近くでビルドアップすることを考えながらも、前線に長いボールを入れてカウンターを仕掛けることも考える必要があるとした。
|
関連ニュース