ソンが圧巻のハット達成! 4発圧勝スパーズが4連勝でトップ4争いをリード《プレミアリーグ》
2022.04.10 03:26 Sun
プレミアリーグ第32節、アストン・ビラvsトッテナムが9日にビラ・パークで行われ、アウェイのトッテナムが0-4で快勝した。
4連勝でのトップ4圏内死守を狙うコンテ率いるチームは、11位のアストン・ビラ(勝ち点36)と敵地で対戦。ニューカッスル戦からスタメンの変更はなかったが、負傷明けのレギロンとセセニョンがベンチに復帰した。
3連勝中のトッテナム、3連敗中のビラと好対照の状態でこの一戦を迎えた両者は、その現状を表すような立ち上がりに。開始3分、ダイアーからのロングフィードをボックス内でDFコンサが頭でクリア。これに反応したケインが右足ダイレクトシュート。DFキャッシュに当たって再びボールがこぼれると、ボックス中央のソン・フンミンが左ポストの内側を叩く鋭い左足のシュートを決め切り、3試合連続となる今季15点目とした。
幸先よく先制に成功したトッテナムだが、以降はファウルを辞さないホームチームのハードなプレーと、それを流すレフェリングによって徐々に守勢を強いられる。そして、10分過ぎからキャッシュ、ジェイコブ・ラムジー、マッギンと際どい枠内シュートを続けて浴びる。だが、GKロリスが驚異的な反応でいずれもセーブし、早い時間帯の同点ゴールを許さず。
以降は荒れ模様の展開の中、ビラの圧力に屈して押し込まれ続けるトッテナムは、なかなか3トップの個人技を生かしたカウンターで前がかりな相手を引っくり返すことができない。
それでも、再三の好セーブを見せる守護神ロリスを中心に粘りの守備でリードを維持すると、43分にはロングカウンターからボックス左でパスを受けたレギロンがカットインから利き足とは逆の右足のシュートを放つ。これはDFコンサ、DFミングスに続けてディフレクトしてゴールへ向かうが、GKマルティネスの好守にはじき出された。
その後、5分が与えられた前半アディショナルタイムにビラの猛攻を耐え抜いたトッテナムは、1点リードのまま試合を折り返した。
後半も立ち上がりから肉弾戦が続く中、前半同様にトッテナムが早い時間帯にゴールをこじ開ける。50分、GKロリスからのロングフィードをDFに競り勝ったケインが頭で背後のスペースへ流すと、これに反応したクルゼフスキが斜めのドリブルでボックス左まで運び、最後はDFミングスの股間を抜く技ありの左足シュートをゴール右隅へ流し込んだ。
ここまでの流れは劣勢も決定力の差を見せつけて2点のリードを手にしたアウェイチーム。これで若干相手の気勢を削ぐことに成功すると、前半に比べて中盤でボールを動かす時間を作って試合を落ち着かせる。
すると、後半半ばの66分にはプレミアリーグ最高のアタッキングデュオのホットラインが開通。最後尾のロメロからのライナー性のフィードをハーフウェイライン付近のケインがヘディングで背後のスペースを狙うソン・フンミンへ完璧なラストパスを通す。そして、韓国代表FWがGKとの一対一を難なく制し、左足のシュートをゴールネットへ突き刺した。
これで完全に乗ったトッテナムは畳みかける攻めで4点目まで奪い切る。71分、自陣右サイドからボールをつなぎケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキのパス交換で一気に相手ボックス右まで運ぶ。そして、ボックス内でタメを作ったスウェーデン代表MFに対して、レギロン、ケインのフリーランでDFの陣形を完璧に崩すと、最後は中央でクルゼフスキからのプルバックを受けたソン・フンミンが右足のダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺し、ハットトリック達成。昨シーズンのサウサンプトン戦での1試合4ゴール以来の固め打ちとなった。
これで完全に勝利を決定づけたトッテナムは、殊勲のソン・フンミン、クルゼフスキを下げてルーカス・モウラ、ベルフワインの投入で試合をクローズにかかる。
そして、ホームで一矢報いたいビラの反撃を最後まで冷静に凌ぎ切り、3試合ぶりのクリーンシートを達成。今節敗れたアーセナルとの暫定勝ち点差を3ポイントに広げると共に、得失点差も2桁の差を付けてトップ4争いをリードしている。
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トッテナム(勝ち点54)は前節、ニューカッスルに5-1の大勝を収めて3連勝を達成。1試合未消化のアーセナルを得失点差で抜き暫定4位に浮上した。3連勝中のトッテナム、3連敗中のビラと好対照の状態でこの一戦を迎えた両者は、その現状を表すような立ち上がりに。開始3分、ダイアーからのロングフィードをボックス内でDFコンサが頭でクリア。これに反応したケインが右足ダイレクトシュート。DFキャッシュに当たって再びボールがこぼれると、ボックス中央のソン・フンミンが左ポストの内側を叩く鋭い左足のシュートを決め切り、3試合連続となる今季15点目とした。
幸先よく先制に成功したトッテナムだが、以降はファウルを辞さないホームチームのハードなプレーと、それを流すレフェリングによって徐々に守勢を強いられる。そして、10分過ぎからキャッシュ、ジェイコブ・ラムジー、マッギンと際どい枠内シュートを続けて浴びる。だが、GKロリスが驚異的な反応でいずれもセーブし、早い時間帯の同点ゴールを許さず。
ただ、21分には序盤にキャッシュから受けたアフターチャージでヒサに強い打撲を受けたドハーティが数分間プレーを続けたものの、続行叶わず。レギロンがスクランブルで投入されることになった。
以降は荒れ模様の展開の中、ビラの圧力に屈して押し込まれ続けるトッテナムは、なかなか3トップの個人技を生かしたカウンターで前がかりな相手を引っくり返すことができない。
それでも、再三の好セーブを見せる守護神ロリスを中心に粘りの守備でリードを維持すると、43分にはロングカウンターからボックス左でパスを受けたレギロンがカットインから利き足とは逆の右足のシュートを放つ。これはDFコンサ、DFミングスに続けてディフレクトしてゴールへ向かうが、GKマルティネスの好守にはじき出された。
その後、5分が与えられた前半アディショナルタイムにビラの猛攻を耐え抜いたトッテナムは、1点リードのまま試合を折り返した。
後半も立ち上がりから肉弾戦が続く中、前半同様にトッテナムが早い時間帯にゴールをこじ開ける。50分、GKロリスからのロングフィードをDFに競り勝ったケインが頭で背後のスペースへ流すと、これに反応したクルゼフスキが斜めのドリブルでボックス左まで運び、最後はDFミングスの股間を抜く技ありの左足シュートをゴール右隅へ流し込んだ。
ここまでの流れは劣勢も決定力の差を見せつけて2点のリードを手にしたアウェイチーム。これで若干相手の気勢を削ぐことに成功すると、前半に比べて中盤でボールを動かす時間を作って試合を落ち着かせる。
すると、後半半ばの66分にはプレミアリーグ最高のアタッキングデュオのホットラインが開通。最後尾のロメロからのライナー性のフィードをハーフウェイライン付近のケインがヘディングで背後のスペースを狙うソン・フンミンへ完璧なラストパスを通す。そして、韓国代表FWがGKとの一対一を難なく制し、左足のシュートをゴールネットへ突き刺した。
これで完全に乗ったトッテナムは畳みかける攻めで4点目まで奪い切る。71分、自陣右サイドからボールをつなぎケイン、ソン・フンミン、クルゼフスキのパス交換で一気に相手ボックス右まで運ぶ。そして、ボックス内でタメを作ったスウェーデン代表MFに対して、レギロン、ケインのフリーランでDFの陣形を完璧に崩すと、最後は中央でクルゼフスキからのプルバックを受けたソン・フンミンが右足のダイレクトシュートをゴール左隅に突き刺し、ハットトリック達成。昨シーズンのサウサンプトン戦での1試合4ゴール以来の固め打ちとなった。
これで完全に勝利を決定づけたトッテナムは、殊勲のソン・フンミン、クルゼフスキを下げてルーカス・モウラ、ベルフワインの投入で試合をクローズにかかる。
そして、ホームで一矢報いたいビラの反撃を最後まで冷静に凌ぎ切り、3試合ぶりのクリーンシートを達成。今節敗れたアーセナルとの暫定勝ち点差を3ポイントに広げると共に、得失点差も2桁の差を付けてトップ4争いをリードしている。
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