いわきFCは29日、横浜FCのDF
星キョーワァン(24)の期限付き移籍加入を発表した。メディカルチェック後に正式契約を結ぶとのことだ。
星は、矢板中央高校から駒澤大学を経て、2020年に横浜FCへと入団。プロ1年目は明治安田J1で9試合に出場していた。
2年目の今季は松本山雅FCへと期限付き移籍。明治安田生命J2リーグで20試合に出場、天皇杯でも2試合でプレーした。
来季からJ3へと新規参入するいわきFCは、星について「空中戦に絶対的な自信を持ったCB。圧倒的な跳躍力で制空権を取ることができる。セットプレーからの得点にも期待。闘志を前面に出したプレーで見るものに勇気を与える」と紹介している。
いわきFCへと期限付き移籍する星は「いわきFCの皆さん、2022年シーズンから加入することになりました星キョーワァンです。いわきFCの新しい歴史に関われること、福島復興の象徴を目指すクラブで闘えることにワクワクしています。そして強い覚悟を持って移籍して来ました。自分のストロングでもう一度勝負し、チームの力になれるようにプレーで見せていきたいと思います。よろしくお願いします」と意気込みを語っている。
また横浜FCを通じては「横浜FCのファン・サポーターの皆さん。来シーズンこそは横浜FCのエンブレムをつけてデビューさせていただいた感謝を胸に戦いたいと強く思いましたが、それが叶いませんでした。非常に悔しいです。でもこの選択を正解にする為に、また1年間戦って来ます。少しでも気にかけていただけたら嬉しいです」と、更なる成長を誓った。
1年間の在籍となったが経験を積んだ松本に対しては「松本山雅のサポーターの皆さん1年間お世話になりました。不本意な結果になりましたが、松本山雅のエンブレムをつけて闘えたこと、アルウィンのピッチの上でサポーターの皆さんの拍手を背に闘えたこと僕の誇りです。来シーズンは違った形でお会いすることになると思いますが、その時はまたよろしくお願いします」と、来季の対戦を楽しみにしていると語っている。
