ベルフワイン1G1Aのスパーズがハマーズとのダービー制してベスト4進出!《EFLカップ》
2021.12.23 06:59 Thu
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、トッテナムvsウェストハムが22日にトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、2-1で勝利したトッテナムがベスト4進出を決めた。
ウォルバーハンプトン、バーンリーとプレミアリーグ勢を連破してベスト8進出を果たしたリーグ6位のトッテナム。新型コロナウイルスのクラスター発生の影響で約2週間ぶりの実戦となった直近のリーグ戦では、絶好調のリバプール相手にポジティブな内容での2-2のドローとなった。コンテ監督はその一戦から先発6人を変更。ウイングバックをドハーティ、レギロン、2セントラルMFにスキップ、ホイビュルク。前線は最前線にケイン、2シャドーにルーカス・モウラ、ベルフワインが入った。
一方、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティという優勝候補2クラブを破って8強入りを決めたリーグ5位のウェストハムは、先週末のリーグ戦のノリッジ戦が対戦相手のクラスターの影響により開催延期に。1週間ぶりの実戦となる今回の一戦では公式戦4試合ぶりの白星奪取を狙った。
今年10月のリーグ戦ではウェストハムが1-0で勝利した今季2度目のロンドン・ダービーは、立ち上がりからハイインテンシティの攻防となる。その中でルーカス、ベルフワインが立ち上がりから積極的な仕掛けを見せるトッテナムは10分過ぎに最初の決定機を創出。ルーカスからの絶妙なスルーパスに抜け出したケインがボックス左に持ち込んで左足のシュートを放つが、これはGKアレオラの好守に遭う。
以降も主導権を握るトッテナムは前半半ばを過ぎた辺りから良い形で押し込み始めると、29分に先制に成功する。ボックス中央でホイビュルクから足元にパスを受けたベルフワインがDFを背負いながらも身体を張ったキープでボックス右に走り込んだホイビュルクに落とす。そして、グラウンダーのリターンパスを左足ワンタッチで流し込んだ。
ミスから追いつかれるイヤな流れとなったトッテナムだったが、今冬の放出も噂されるオランダ代表FWが再び魅せる。34分、ボックス手前右で縦に仕掛けたベルフワインがニアゾーンを取って複数のDFを引き付けてゴール前に折り返すと、後方から勢いを持って走り込んできたルーカスが右足で押し込んだ。
この勝ち越しゴールによって落ち着きを取り戻したトッテナムは、カウンターを起点に幾度か決定機を創出。また、相手の決定機をスキップの身体を張ったクリアなどで凌いで前半終了を迎えた。
後半は立ち上がりからウェストハムが押し込む展開が続く。日程面で大きなアドバンテージを持つウェストハムに比べ、コロナから回復したばかりの選手の疲労が顕著なトッテナムは前半のようになかなかパワーを出せない。
この劣勢を受け、コンテ監督は60分にベルフワイン、ルーカスに代えてソン・フンミン、ウィンクスを同時投入。並びを[3-5-2]の形に変更して中盤を厚くする。しかし、ベンラーマ、フォルナルス、ヤルモレンコとフレッシュなアタッカーを次々に投入するウェストハムの攻勢をなかなか止めることができない。
それでも、押し込まれた中でもイタリア人指揮官の守備戦術が浸透したホームチームは、それぞれが的確な立ち位置、セカンドボールや相手のシュートへの反応も良く最後のところで仕事をさせず。81分にはボックス付近でフリーにしたベンラーマに強烈なシュートを浴びるが、これは枠の左に外れて事なきを得る。
その後、試合終盤にかけてはウェストハムが決死のパワープレーでゴールをこじ開けにかかるが、後半アディショナルタイムのヤルモレンコの決定機はDFのブロックとGKロリスの見事な反応によって阻まれた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、今大会でマンチェスター勢を撃破したウェストハムの快進撃をストップしたトッテナムがベスト4進出を決めている。
ウォルバーハンプトン、バーンリーとプレミアリーグ勢を連破してベスト8進出を果たしたリーグ6位のトッテナム。新型コロナウイルスのクラスター発生の影響で約2週間ぶりの実戦となった直近のリーグ戦では、絶好調のリバプール相手にポジティブな内容での2-2のドローとなった。コンテ監督はその一戦から先発6人を変更。ウイングバックをドハーティ、レギロン、2セントラルMFにスキップ、ホイビュルク。前線は最前線にケイン、2シャドーにルーカス・モウラ、ベルフワインが入った。
今年10月のリーグ戦ではウェストハムが1-0で勝利した今季2度目のロンドン・ダービーは、立ち上がりからハイインテンシティの攻防となる。その中でルーカス、ベルフワインが立ち上がりから積極的な仕掛けを見せるトッテナムは10分過ぎに最初の決定機を創出。ルーカスからの絶妙なスルーパスに抜け出したケインがボックス左に持ち込んで左足のシュートを放つが、これはGKアレオラの好守に遭う。
以降も主導権を握るトッテナムは前半半ばを過ぎた辺りから良い形で押し込み始めると、29分に先制に成功する。ボックス中央でホイビュルクから足元にパスを受けたベルフワインがDFを背負いながらも身体を張ったキープでボックス右に走り込んだホイビュルクに落とす。そして、グラウンダーのリターンパスを左足ワンタッチで流し込んだ。
敵地で先にゴールを奪われたウェストハムだが、すぐさま反撃を開始。サイドからのシンプルなクロス、セットプレーからソウチェクが得意のヘディングでGKロリスに2度のビッグセーブを強いる。すると、32分にはトッテナムのゴールキックの場面でダイアーが不用意に中央へ出した縦パスをカットし、ショートカウンターを発動。最後はランシーニのシュート性のクロスをボックス中央で収めたボーエンが細かいターンでDFダイアーを外し、見事な右足の反転シュートを流し込んだ。
ミスから追いつかれるイヤな流れとなったトッテナムだったが、今冬の放出も噂されるオランダ代表FWが再び魅せる。34分、ボックス手前右で縦に仕掛けたベルフワインがニアゾーンを取って複数のDFを引き付けてゴール前に折り返すと、後方から勢いを持って走り込んできたルーカスが右足で押し込んだ。
この勝ち越しゴールによって落ち着きを取り戻したトッテナムは、カウンターを起点に幾度か決定機を創出。また、相手の決定機をスキップの身体を張ったクリアなどで凌いで前半終了を迎えた。
後半は立ち上がりからウェストハムが押し込む展開が続く。日程面で大きなアドバンテージを持つウェストハムに比べ、コロナから回復したばかりの選手の疲労が顕著なトッテナムは前半のようになかなかパワーを出せない。
この劣勢を受け、コンテ監督は60分にベルフワイン、ルーカスに代えてソン・フンミン、ウィンクスを同時投入。並びを[3-5-2]の形に変更して中盤を厚くする。しかし、ベンラーマ、フォルナルス、ヤルモレンコとフレッシュなアタッカーを次々に投入するウェストハムの攻勢をなかなか止めることができない。
それでも、押し込まれた中でもイタリア人指揮官の守備戦術が浸透したホームチームは、それぞれが的確な立ち位置、セカンドボールや相手のシュートへの反応も良く最後のところで仕事をさせず。81分にはボックス付近でフリーにしたベンラーマに強烈なシュートを浴びるが、これは枠の左に外れて事なきを得る。
その後、試合終盤にかけてはウェストハムが決死のパワープレーでゴールをこじ開けにかかるが、後半アディショナルタイムのヤルモレンコの決定機はDFのブロックとGKロリスの見事な反応によって阻まれた。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、今大会でマンチェスター勢を撃破したウェストハムの快進撃をストップしたトッテナムがベスト4進出を決めている。
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