C大阪、ホーム最終戦で大久保に花を添える逆転勝利! 敗れた名古屋は3位浮上の可能性が消滅【明治安田J1第37節】
2021.11.27 16:05 Sat
明治安田生命J1リーグ第37節、セレッソ大阪vs名古屋グランパスが27日にヨドコウ桜スタジアムで行われ、2-1でC大阪が勝利した。
今季のルヴァンカップ決勝の再現カード。天皇杯準決勝を残すC大阪と、3位フィニッシュを目指す名古屋の対戦となる。
C大阪にとっては今季最後のホームゲーム。今季限りでの引退を表明した大久保嘉人が先発出場した中、8分にその大久保に決定機。センターサークル付近の清武から縦パスが入ると、オフサイドギリギリで抜け出し、ボックス右からシュートへ。しかし、ここは左に外してしまった。
続く13分にも大久保のシュートシーン。敵陣中央のスペースでパスを受けた松田陸がドリブルで運び、ボックス右の大久保へパス。大久保は右足アウトサイドのシュートを放ったが、狙い通りの軌道にはならなかった。さらに16分にはヘディングシュートが飛び出すなど、花を添えるためチーム一丸となって39歳にボールを集めていく。
一方、そんな大久保に人一倍尊敬の念を抱く元C大阪の柿谷も、遠慮なく古巣のゴールを狙う。26分にボックス右から鋭いシュートで強襲した。
名古屋は後半から前田と木本をマテウスと長澤に変更。さらに55分には相馬とシュヴィルツォクを下げて齋藤と山崎を投入するなど、早めの交代作に打って出る。
後半は互いにスロースタートとなったが、67分に試合が動いた。名古屋は敵陣中央のFKを短くつないでリスタートさせると、左サイドから上がったクロスを山崎が頭で落とし中谷が反応。ここは上手く収めることができなかったものの、こぼれ球を柿谷が右足で浮かせてバイシクルシュート。これが見事にゴール左に決まり、大久保の前でスーパーゴールを沈めた。
大久保に花を添えるため、ホームサポーターに勝利を捧げるためにも負けられないC大阪は、72分の藤田のFKがクロスバーに直撃するなど、徐々にゴールの雰囲気を漂わせる。すると80分、再びFKのチャンスで敵陣左サイドから丸橋がクロス。これはクリアされるも、ボックス手前左の藤田がボレーで合わせると、クロスバーを叩いたシュートがGKランゲニックの背中に当たってゴールに吸い込まれた。
その後、大久保は豊川との交代でピッチを去ったが、追いついたC大阪の勢いは止まらない。87分の右CKのシーン。清武がアウトスイングのクロスを上げると、西尾が打点の高いヘディングシュートを決めて逆転に成功した。
そして、これが決勝点となり、C大阪が勝利。ホーム最終戦を白星で飾った。敗れた名古屋は3位浮上の可能性が消滅した。
セレッソ大阪 2-1 名古屋グランパス
【C大阪】
藤田直之(後35)
西尾隆矢(後42)
【名古屋】
柿谷曜一朗(後22)
今季のルヴァンカップ決勝の再現カード。天皇杯準決勝を残すC大阪と、3位フィニッシュを目指す名古屋の対戦となる。
続く13分にも大久保のシュートシーン。敵陣中央のスペースでパスを受けた松田陸がドリブルで運び、ボックス右の大久保へパス。大久保は右足アウトサイドのシュートを放ったが、狙い通りの軌道にはならなかった。さらに16分にはヘディングシュートが飛び出すなど、花を添えるためチーム一丸となって39歳にボールを集めていく。
一方、そんな大久保に人一倍尊敬の念を抱く元C大阪の柿谷も、遠慮なく古巣のゴールを狙う。26分にボックス右から鋭いシュートで強襲した。
そんな中29分、ホームチームは清武のパスから今度は山田にビッグチャンス。ゴール前で胸トラップし丁寧に流し込みにかかったが、名古屋守護神ランゲラックに阻まれてしまった。34分には大久保が4本目のシュートを放つも、ここもランゲラックに弾かれた。
名古屋は後半から前田と木本をマテウスと長澤に変更。さらに55分には相馬とシュヴィルツォクを下げて齋藤と山崎を投入するなど、早めの交代作に打って出る。
後半は互いにスロースタートとなったが、67分に試合が動いた。名古屋は敵陣中央のFKを短くつないでリスタートさせると、左サイドから上がったクロスを山崎が頭で落とし中谷が反応。ここは上手く収めることができなかったものの、こぼれ球を柿谷が右足で浮かせてバイシクルシュート。これが見事にゴール左に決まり、大久保の前でスーパーゴールを沈めた。
大久保に花を添えるため、ホームサポーターに勝利を捧げるためにも負けられないC大阪は、72分の藤田のFKがクロスバーに直撃するなど、徐々にゴールの雰囲気を漂わせる。すると80分、再びFKのチャンスで敵陣左サイドから丸橋がクロス。これはクリアされるも、ボックス手前左の藤田がボレーで合わせると、クロスバーを叩いたシュートがGKランゲニックの背中に当たってゴールに吸い込まれた。
その後、大久保は豊川との交代でピッチを去ったが、追いついたC大阪の勢いは止まらない。87分の右CKのシーン。清武がアウトスイングのクロスを上げると、西尾が打点の高いヘディングシュートを決めて逆転に成功した。
そして、これが決勝点となり、C大阪が勝利。ホーム最終戦を白星で飾った。敗れた名古屋は3位浮上の可能性が消滅した。
セレッソ大阪 2-1 名古屋グランパス
【C大阪】
藤田直之(後35)
西尾隆矢(後42)
【名古屋】
柿谷曜一朗(後22)
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