首位チェルシーがレスターに敵地で3発快勝! リュディガー&カンテが共にスーパーゴール!《プレミアリーグ》
2021.11.20 23:21 Sat
プレミアリーグ第12節、レスター・シティvsチェルシーが20日にキング・パワー・スタジアムで行われ、アウェイのチェルシーが0-3で快勝した。
一方、リーグ首位に立つチェルシー(勝ち点26)は代表戦前のバーンリー戦で格下相手に痛恨のドローを喫したが、一部主力を負傷で欠く中で直近4勝1分けと安定したパフォーマンスを継続。来週にチャンピオンズリーグ(CL)のユベントス戦、マンチェスター・ユナイテッドとのビッグマッチ連戦を控えるチームは、難敵相手のアウェイゲームで白星奪還を図った。バーンリー戦からはこちらも先発2人を入れ替え、クリステンセンとバークリーに代わってチャロバー、マウントを起用した。
試合はホームチームが前から激しく圧力をかけるアグレッシブな入りを見せたが、先に決定機を作ったのはアウェイのチェルシー。4分、ハーフウェイライン付近からのジョルジーニョのクイックリスタートに反応したチルウェルがオルブライトンの背後を完璧に取ってボックス内に侵入。GKと一対一の絶好機を迎えたが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
以降は相手のプレスをいなすチェルシーが、ボール保持率を高めて相手守備のギャップを効果的に使いながら、大外のリース・ジェームズとチルウェルの攻撃参加をスイッチに良い形の攻めを続けていく。
幸先よく敵地で先制に成功したチェルシーは完全に試合の主導権を掌握。17分にもジョルジーニョからの浮き球パスにフリーで抜け出したカンテがボックス内でGKと一対一を迎えるが、これは守護神シュマイケルの好守に遭う。
一方、何とか連続失点は免れたものの、ティーレマンス不在の影響もあってか、相手のプレスに嵌められてなかなか攻撃に出られないレスター。それでも、25分にはルックマンの果敢な仕掛けで局面を打開し、ヴァーディが相手陣内深くに侵攻。ここでマイナスの落としを受けたオルブライトンが右サイドから高精度のクロスを供給すると、ファーに飛び込んだルックマンが右足ボレーでゴールネットを揺らす。だが、これはオフサイドの判定で同点ゴールとはならず。
すると、このピンチを凌いだチェルシーが突き放す。28分、自陣でのビルドアップから右サイドでチャロバー、ジェームズ、カンテと繋いで局面を打開。右のハーフスペースをフリーで持ち上がったカンテがボックス付近まで運ぶと、左足の見事なミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。
この追加点でさらに余裕が出てきたチェルシーは攻守両面で相手を圧倒。ハドソン=オドイやハヴァーツが3点目のチャンスこそモノにできなかったものの、ホームチームに1本のシュートも打たせずに前半を終えた。
迎えた後半、大きな戦い方の変更が必要なレスターはルックマンとバーンズの2シャドーを下げてイヘアナチョとマディソンをハーフタイム明けに同時投入。前線をヴァーディとイヘアナチョの2トップ、マディソンのトップ下という形に変更した。
しかし、この選手変更も試合の流れを劇的に変える一手とはならず、引き続きアウェイチームの時間帯が続く。53分にはチェルシーのカウンターからハドソン=オドイがボックス左に抜け出して丁寧なマイナスのパス。これをチルウェルが左足ダイレクトで蹴り込むが、GKシュマイケルのビッグセーブに阻まれた。
以降、ややレスターが押し返し始めた中、チェルシーは63分にハヴァーツとマウントを下げてツィエクとプリシッチを同時投入。この交代直後にはアマルテイの強烈なミドルシュート、マディソンのクロスからヴァーディのヘディングシュートと続けてピンチを招くが、GKメンディの好守などで凌ぐ。
すると、前半同様に勝負所を見極める首位チームは後半半ば過ぎに試合を決める3点目を奪った。71分、自陣低い位置でのボール回しから右サイドのチャロバーが背後を狙うツィエクへ狙いすましたミドルスルーパスを通す。そのままボックス内に持ち込んだツィエクは相手DFと駆け引きしつつ、ゴール前に走り込んできたプリシッチへラストパス。プリシッチはファーストタッチがやや足元に詰まったが、冷静なリカバリーからGKの股間を抜いた。
これで勝利を確信したチェルシーはジョルジーニョが筋肉系のトラブルからプレー続行不可能となり、ロフタス=チークのスクランブル投入を余儀なくされるが、以降も危なげなく試合をコントロール。ハドソン=オドイやジェームズのゴールが続けてオフサイドで取り消されるなど、4点目は奪えなかったものの、マディソンの決定的なシュートをGKメンディがビッグセーブで阻み、きっちりクリーンシートで試合を締めくくった。
そして、曲者レスターを敵地で圧倒したチェルシーが2戦ぶりの白星を挙げて首位キープに成功している。
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今季開幕から安定感を欠く戦いが続くレスター(勝ち点15)はここまで12位に低迷。直近は2試合未勝利の状況でインターナショナルマッチウィークに入った。リーグ3戦ぶりの白星を目指す今節は、昨季FAカップ決勝で破った首位チームをホームで迎え撃った。直近のリーズ戦からは先発2人を変更し、負傷のティーレマンス、リカルド・ペレイラに代わってスマレ、オルブライトンを起用した。試合はホームチームが前から激しく圧力をかけるアグレッシブな入りを見せたが、先に決定機を作ったのはアウェイのチェルシー。4分、ハーフウェイライン付近からのジョルジーニョのクイックリスタートに反応したチルウェルがオルブライトンの背後を完璧に取ってボックス内に侵入。GKと一対一の絶好機を迎えたが、これは惜しくもクロスバーを叩いた。
以降は相手のプレスをいなすチェルシーが、ボール保持率を高めて相手守備のギャップを効果的に使いながら、大外のリース・ジェームズとチルウェルの攻撃参加をスイッチに良い形の攻めを続けていく。
すると14分、右CKの場面でキッカーのチルウェルが左足インスウィングのクロスを入れると、ゴールライン付近から戻る動きでうまくゴール前でフリーとなったリュディガーが絶妙なヘディングシュートをゴール左隅の完璧なコースに流し込んだ。
幸先よく敵地で先制に成功したチェルシーは完全に試合の主導権を掌握。17分にもジョルジーニョからの浮き球パスにフリーで抜け出したカンテがボックス内でGKと一対一を迎えるが、これは守護神シュマイケルの好守に遭う。
一方、何とか連続失点は免れたものの、ティーレマンス不在の影響もあってか、相手のプレスに嵌められてなかなか攻撃に出られないレスター。それでも、25分にはルックマンの果敢な仕掛けで局面を打開し、ヴァーディが相手陣内深くに侵攻。ここでマイナスの落としを受けたオルブライトンが右サイドから高精度のクロスを供給すると、ファーに飛び込んだルックマンが右足ボレーでゴールネットを揺らす。だが、これはオフサイドの判定で同点ゴールとはならず。
すると、このピンチを凌いだチェルシーが突き放す。28分、自陣でのビルドアップから右サイドでチャロバー、ジェームズ、カンテと繋いで局面を打開。右のハーフスペースをフリーで持ち上がったカンテがボックス付近まで運ぶと、左足の見事なミドルシュートをゴール右隅に突き刺した。
この追加点でさらに余裕が出てきたチェルシーは攻守両面で相手を圧倒。ハドソン=オドイやハヴァーツが3点目のチャンスこそモノにできなかったものの、ホームチームに1本のシュートも打たせずに前半を終えた。
迎えた後半、大きな戦い方の変更が必要なレスターはルックマンとバーンズの2シャドーを下げてイヘアナチョとマディソンをハーフタイム明けに同時投入。前線をヴァーディとイヘアナチョの2トップ、マディソンのトップ下という形に変更した。
しかし、この選手変更も試合の流れを劇的に変える一手とはならず、引き続きアウェイチームの時間帯が続く。53分にはチェルシーのカウンターからハドソン=オドイがボックス左に抜け出して丁寧なマイナスのパス。これをチルウェルが左足ダイレクトで蹴り込むが、GKシュマイケルのビッグセーブに阻まれた。
以降、ややレスターが押し返し始めた中、チェルシーは63分にハヴァーツとマウントを下げてツィエクとプリシッチを同時投入。この交代直後にはアマルテイの強烈なミドルシュート、マディソンのクロスからヴァーディのヘディングシュートと続けてピンチを招くが、GKメンディの好守などで凌ぐ。
すると、前半同様に勝負所を見極める首位チームは後半半ば過ぎに試合を決める3点目を奪った。71分、自陣低い位置でのボール回しから右サイドのチャロバーが背後を狙うツィエクへ狙いすましたミドルスルーパスを通す。そのままボックス内に持ち込んだツィエクは相手DFと駆け引きしつつ、ゴール前に走り込んできたプリシッチへラストパス。プリシッチはファーストタッチがやや足元に詰まったが、冷静なリカバリーからGKの股間を抜いた。
これで勝利を確信したチェルシーはジョルジーニョが筋肉系のトラブルからプレー続行不可能となり、ロフタス=チークのスクランブル投入を余儀なくされるが、以降も危なげなく試合をコントロール。ハドソン=オドイやジェームズのゴールが続けてオフサイドで取り消されるなど、4点目は奪えなかったものの、マディソンの決定的なシュートをGKメンディがビッグセーブで阻み、きっちりクリーンシートで試合を締めくくった。
そして、曲者レスターを敵地で圧倒したチェルシーが2戦ぶりの白星を挙げて首位キープに成功している。
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