「失礼な行為だ」「素晴らしい勇気」 ミラノ・ダービーでのチャルハノールの振る舞いに賛否両論
2021.11.09 12:45 Tue
インテルのトルコ代表MFハカン・チャルハノールの振る舞いに対して、賛否両論が生じている。『フットボール・イタリア』が伝えた。
チャルハノールは今夏にミランを契約満了で退団し、インテルにフリー加入。契約交渉がこじれた末に移籍金を残さず、チームを去り、同じ街のライバルクラブへ加入した同選手の決断については古巣のミランファンから強い恨みを買っていた。
こうした状況のなか、チャルハノールは7日に迎えたセリエA第12節のミラノ・ダービーに先発。ミランファンからの猛烈なブーイングを浴びるなかでのプレーとなったが、11分にはPKを確実に決め先制点を記録した。得点後には両耳の後ろに手を当てるゴールセレブレーションを行い、ミランファンを挑発している。
1-1で終わった試合後には白熱した内容とは別に、チャルハノールの振る舞いに対しても議論が紛糾。ユベントスで活躍した経歴を持つ元イタリア代表MFのアレッシオ・タッキナルディ氏は、イタリア『Sport Mediaset』でその振る舞いを批判した。
「チャルハノールの振る舞いは、かつて彼が所属したファンやクラブに対して失礼な行為だと思う。ただでさえ、彼はフリーの状態でミランから移籍していった過去があるのだからね」
「私はチャルハノールが素晴らしい勇気を持っていたと思うよ。彼は非常に難しいPKを決めたうえで、その個性を発揮したのだからね。その行動には、拍手を送らなければならないだろう」
チャルハノールは今夏にミランを契約満了で退団し、インテルにフリー加入。契約交渉がこじれた末に移籍金を残さず、チームを去り、同じ街のライバルクラブへ加入した同選手の決断については古巣のミランファンから強い恨みを買っていた。
1-1で終わった試合後には白熱した内容とは別に、チャルハノールの振る舞いに対しても議論が紛糾。ユベントスで活躍した経歴を持つ元イタリア代表MFのアレッシオ・タッキナルディ氏は、イタリア『Sport Mediaset』でその振る舞いを批判した。
「チャルハノールの振る舞いは、かつて彼が所属したファンやクラブに対して失礼な行為だと思う。ただでさえ、彼はフリーの状態でミランから移籍していった過去があるのだからね」
一方で、『DAZN』に出演していた元インテルのボルハ・バレロ氏は、チャルハノールの行動を称賛。勇気がなければできないことだと称えている。
「私はチャルハノールが素晴らしい勇気を持っていたと思うよ。彼は非常に難しいPKを決めたうえで、その個性を発揮したのだからね。その行動には、拍手を送らなければならないだろう」
|
関連ニュース