新体制で必勝期す16位清水、ホーム札幌戦で3連敗ストップの2-2ドロー【明治安田J1第35節】
2021.11.06 16:48 Sat
明治安田生命J1リーグ第35節の清水エスパルスvs北海道コンサドーレ札幌が6日にIAIスタジアム日本平で行われ、2-2の引き分けに終わった。
リーグ3連敗で16位の清水は0-4で大敗したFC東京との前節が終わってからロティーナ監督を解任。平岡宏章新体制を築き、必勝を期した。一方、残留を決めた12位の札幌は前節から青木に代わって、荒野がシャドーで起用され、4試合ぶりの勝利を目指した。
札幌のキックオフで始まった試合は序盤から攻守が激しく入れ替わるトランジションゲームとなるなか、残留争いから抜け出すためにも勝利がほしい清水がまず先取する。敵陣左サイドでFKのチャンスを獲得した17分、キッカーの西澤が右足でゴール前にボールを蹴り込み、混戦を生み出すと、チアゴ・サンタナが左足でネットを揺らす。
だが、札幌が6分後に追いつく。23分、敵陣中央で駒井からの繋ぎを受けに入った福森が左足ワンタッチでゴール前に浮き球を出すと、絶妙な裏抜けで最終ラインの背後を取った金子が胸トラップから左足で流し込んだ。
金子の今季7得点目で息を吹き返した札幌がその後のペースを握り出すが、清水もチアゴ・サンタナと藤本にボールを集めて反攻。だが、両チームともに次のゴールを決められず、試合を折り返す。
試合をひっくり返して勢いづく札幌だが、GK権田の好守で踏ん張る清水が執念の同点ゴール。83分、右サイドを抜け出した原が右足でクロスを上げると、頭で合わせにかかったチアゴ・サンタナの上を抜けて、67分からピッチに入った滝の元に。これを右足でゴール右に決め切った。
このゴールで息を吹き返した清水はロングカウンターで勝ち越しに迫るなど攻勢を強めたが、後半アディショナルタイム2分にヴァウドがビデオアシスタントレフェリー(VAR)の介入もあり、オンフィールドレビューで一発退場に。結局、2-2のドローに終わった。
連敗を「3」で止めた清水は勝ち点を「33」に伸ばして、降格圏内の17位徳島ヴォルティスながら3ポイント差に。札幌は3試合連続のドローとなり、4戦未勝利となっている。
清水エスパルス 2-2 北海道コンサドーレ札幌
【清水】
チアゴ・サンタナ(前17)
滝裕太(後38)
【札幌】
金子拓郎(前23)
深井一希(後4)
リーグ3連敗で16位の清水は0-4で大敗したFC東京との前節が終わってからロティーナ監督を解任。平岡宏章新体制を築き、必勝を期した。一方、残留を決めた12位の札幌は前節から青木に代わって、荒野がシャドーで起用され、4試合ぶりの勝利を目指した。
だが、札幌が6分後に追いつく。23分、敵陣中央で駒井からの繋ぎを受けに入った福森が左足ワンタッチでゴール前に浮き球を出すと、絶妙な裏抜けで最終ラインの背後を取った金子が胸トラップから左足で流し込んだ。
金子の今季7得点目で息を吹き返した札幌がその後のペースを握り出すが、清水もチアゴ・サンタナと藤本にボールを集めて反攻。だが、両チームともに次のゴールを決められず、試合を折り返す。
そんな試合だが、札幌がいきなりの逆転ゴール。49分、獲得した左CKのチャンスからキッカーの福森が左足でクロスを相手GKから遠ざかっていくクロスを上げると、ボックス中央の深井が藤本に競り勝って、ヘディングでシュートを放つ。これがゴール右に吸い込まれていった。
試合をひっくり返して勢いづく札幌だが、GK権田の好守で踏ん張る清水が執念の同点ゴール。83分、右サイドを抜け出した原が右足でクロスを上げると、頭で合わせにかかったチアゴ・サンタナの上を抜けて、67分からピッチに入った滝の元に。これを右足でゴール右に決め切った。
このゴールで息を吹き返した清水はロングカウンターで勝ち越しに迫るなど攻勢を強めたが、後半アディショナルタイム2分にヴァウドがビデオアシスタントレフェリー(VAR)の介入もあり、オンフィールドレビューで一発退場に。結局、2-2のドローに終わった。
連敗を「3」で止めた清水は勝ち点を「33」に伸ばして、降格圏内の17位徳島ヴォルティスながら3ポイント差に。札幌は3試合連続のドローとなり、4戦未勝利となっている。
清水エスパルス 2-2 北海道コンサドーレ札幌
【清水】
チアゴ・サンタナ(前17)
滝裕太(後38)
【札幌】
金子拓郎(前23)
深井一希(後4)
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