川崎Fが連覇達成! 3位争う浦和に追いつかれるも4度目の栄冠に【明治安田J1第34節】
2021.11.03 15:25 Wed
明治安田生命J1リーグ第34節、川崎フロンターレvs浦和レッズが3日に等々力陸上競技場で行われ、1-1のドローに終わった。
リーグ戦破竹の7連勝を飾り、今節は引き分け以上で優勝の可能性がある川崎Fは前節1-0で勝利した清水戦からスタメンの変更はなし。システムも変わらず[4-3-3]を採用しており、リーグ戦17ゴールで得点ランキング2位につけるレアンドロ・ダミアンがトップに入っている。
一方、前節柏レイソルに5ゴールの大勝を収め、リーグ5位につけながらACL出場権を獲得できる3位以内を狙う浦和。前節からスタメンを1枚のみ変更しており、キャスパー・ユンカーに代わり小泉が入った。システムは [4-2-3-1]から変わらず、江坂が1トップを務める形となっている。
互い負けられない一戦となった立ち上がりは、前線から激しいプレッシャーをかける川崎Fとパスワークで前進を試みる浦和という構図に。両者とも高い集中力で相手に決定機を作らせない展開が続いたが、徐々に川崎Fが敵陣でボールを握り始めていく。浦和はショルツを中心に安定感ある守備を見せるものの、川崎Fのプレスをかわせずカウンターにつなげられない時間が続いた。
こう着した状況のなか、川崎Fがこの試合最初のチャンスを作る。22分、右サイドに流れた旗手のクロスに抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス中央へ折り返すと、フリーの脇坂がダイレクトでシュートを放ったがこれは枠内を捉えられず。すると、26分には浦和も反撃。ワンツーで右サイドを突破した酒井がクロスを上げると、江坂、関根が立て続けにシュートを放つも、川崎F守備陣の必死のブロックに防がれた。
リードした川崎Fはレアンドロ・ダミアンが前線から激しいプレッシャーをかけ続け、浦和に思うようなビルドアップを許さない。浦和は厳しいプレスのなかでも何とかゴール前までボールを丁寧に運ぼうとするが、失点後は川崎F守備陣を慌てさせるシーンを作れないままハーフタイムを迎えた。
後半も、先にチャンスを得たのは川崎F。52分に激しいプレッシャーでボールを奪うと、マルシーニョが左サイドを突破しクロス。浦和の守備に防がれたが、そこで得た左CKの流れからレアンドロ・ダミアンがボックス内でヘディングシュートを放つ。これは西川のセーブに防がれたが、その後も川崎Fが押し込む展開が続いた。
なんとか状況を打開したい浦和は負傷した柴戸のほか、汰木も下げて伊藤、大久保を投入。60分には平野がボックス外からミドルシュートを放ったが、チョン・ソンリョンに難なくキャッチされた。攻めあぐねる浦和に対して、川崎Fは67分に左サイドで得たFKから家長がヘディングシュートを放つと、68分にも同じような位置で得たFKの流れから脇坂がシュートを放つなど、徐々に攻勢を強めていく。
浦和は72分に酒井、平野、伊藤、小泉とパスをつなぎ、最後は裏に抜け出した江坂にボールが渡ったが、トラップが乱れシュートまで持っていくことはできず。78分には興梠を投入し1点を狙いにいくと、80分には関根、伊藤が立て続けにシュートを放つが川崎Fの厚い壁に阻まれゴールには届かない。
しかし興梠の背後への飛び出しなどでチャンスを作り始めていた浦和が、89分に同点に追いつく。左サイドで江坂のヒールパスを受けた伊藤がボックス左からシュートを放つと、これはチョン・ソンリョンがセーブしたが、そのこぼれ球をボックス右で拾った酒井が冷静にゴール右隅に流し込んだ。追いつかれた川崎Fは知念を投入して勝ち越しを目指すも、そのまま試合は終了。
8連勝こそ逃した川崎Fだったが、同時刻に行われていた横浜F・マリノスvsガンバ大阪で2位横浜FMが敗れたため、優勝が決定。4試合を残した状態で、連覇を達成している。
川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ
【川崎F】
ジェジエウ(前33)
【浦和】
酒井宏樹(後44)
リーグ戦破竹の7連勝を飾り、今節は引き分け以上で優勝の可能性がある川崎Fは前節1-0で勝利した清水戦からスタメンの変更はなし。システムも変わらず[4-3-3]を採用しており、リーグ戦17ゴールで得点ランキング2位につけるレアンドロ・ダミアンがトップに入っている。
互い負けられない一戦となった立ち上がりは、前線から激しいプレッシャーをかける川崎Fとパスワークで前進を試みる浦和という構図に。両者とも高い集中力で相手に決定機を作らせない展開が続いたが、徐々に川崎Fが敵陣でボールを握り始めていく。浦和はショルツを中心に安定感ある守備を見せるものの、川崎Fのプレスをかわせずカウンターにつなげられない時間が続いた。
こう着した状況のなか、川崎Fがこの試合最初のチャンスを作る。22分、右サイドに流れた旗手のクロスに抜け出したレアンドロ・ダミアンがボックス中央へ折り返すと、フリーの脇坂がダイレクトでシュートを放ったがこれは枠内を捉えられず。すると、26分には浦和も反撃。ワンツーで右サイドを突破した酒井がクロスを上げると、江坂、関根が立て続けにシュートを放つも、川崎F守備陣の必死のブロックに防がれた。
31分には家長のシュートをカットする形となった脇坂がボックス内中央でシュートを狙い、こぼれ球にマルシーニョが詰めるも浦和の守備がブロック。それでも、攻勢を強める川崎Fは右CKのこぼれ球を右サイドで拾った山根がクロス。ボックス内でレアンドロ・ダミアンが潰れたこぼれ球をすかさずジェジエウが押し込み、川崎Fが先制点を記録した。
リードした川崎Fはレアンドロ・ダミアンが前線から激しいプレッシャーをかけ続け、浦和に思うようなビルドアップを許さない。浦和は厳しいプレスのなかでも何とかゴール前までボールを丁寧に運ぼうとするが、失点後は川崎F守備陣を慌てさせるシーンを作れないままハーフタイムを迎えた。
後半も、先にチャンスを得たのは川崎F。52分に激しいプレッシャーでボールを奪うと、マルシーニョが左サイドを突破しクロス。浦和の守備に防がれたが、そこで得た左CKの流れからレアンドロ・ダミアンがボックス内でヘディングシュートを放つ。これは西川のセーブに防がれたが、その後も川崎Fが押し込む展開が続いた。
なんとか状況を打開したい浦和は負傷した柴戸のほか、汰木も下げて伊藤、大久保を投入。60分には平野がボックス外からミドルシュートを放ったが、チョン・ソンリョンに難なくキャッチされた。攻めあぐねる浦和に対して、川崎Fは67分に左サイドで得たFKから家長がヘディングシュートを放つと、68分にも同じような位置で得たFKの流れから脇坂がシュートを放つなど、徐々に攻勢を強めていく。
浦和は72分に酒井、平野、伊藤、小泉とパスをつなぎ、最後は裏に抜け出した江坂にボールが渡ったが、トラップが乱れシュートまで持っていくことはできず。78分には興梠を投入し1点を狙いにいくと、80分には関根、伊藤が立て続けにシュートを放つが川崎Fの厚い壁に阻まれゴールには届かない。
しかし興梠の背後への飛び出しなどでチャンスを作り始めていた浦和が、89分に同点に追いつく。左サイドで江坂のヒールパスを受けた伊藤がボックス左からシュートを放つと、これはチョン・ソンリョンがセーブしたが、そのこぼれ球をボックス右で拾った酒井が冷静にゴール右隅に流し込んだ。追いつかれた川崎Fは知念を投入して勝ち越しを目指すも、そのまま試合は終了。
8連勝こそ逃した川崎Fだったが、同時刻に行われていた横浜F・マリノスvsガンバ大阪で2位横浜FMが敗れたため、優勝が決定。4試合を残した状態で、連覇を達成している。
川崎フロンターレ 1-1 浦和レッズ
【川崎F】
ジェジエウ(前33)
【浦和】
酒井宏樹(後44)
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