バルセロナ、セルジ暫定体制の初陣はホームでドロー…アグエロ&ピケが負傷交代《ラ・リーガ》
2021.10.31 06:00 Sun
ラ・リーガ第12節、バルセロナvsアラベスが30日にカンプ・ノウで行われ、1-1のドローに終わった。
開幕から9位に甘んじるバルセロナは前節、敵地で昇格組ラージョに0-1で敗戦し、エル・クラシコに続く痛恨の敗戦によって今季初の連敗を喫した。これを受け、ラポルタ会長はクーマン監督の解任に踏み切り、16位のアラベスをホームで迎え撃った今節はバルセロナBを率いるセルジ・バルフアン氏を暫定指揮官に据えて再スタートを切った。
逆転突破を目指すチャンピオンズリーグ(CL)のディナモ・キエフ戦を来週に控える中、セルジ暫定監督は自身の初陣で先発2人を変更。筋肉系のトラブルで招集外のセルジ・ロベルト、コウチーニョに代えてミンゲサ、ガビと準備期間の少なさもあって最小限の変更にとどめた。
立ち上がりからいつも通り、ボールを握って相手を押し込んでいくバルセロナ。中央を起点にジャブを入れつつ、ジョルディ・アルバの攻撃参加をスイッチに幾度か惜しい場面を創出していく。18分にはデパイの左CKをゴール前で競り勝ったエリック・ガルシアがゴール左隅へヘディングシュートを飛ばすが、GKシベラの好守に遭う。
以降も相手を押し込む状況が続くが、ここ数試合同様に最後の局面でプレー精度、アイデアを欠きアラベスの粘り強い守備を崩し切れない。そういった流れの中で38分には胸の痛みを訴えたと思われるアグエロがピッチに座り込んでしまう。その後、自力でピッチを後にしたことで大事には至らなかったが、42分にコウチーニョがスクランブル投入される。
セルジ暫定監督の下、ハーフタイムに修正を施して臨んだ後半。バルセロナが早い時間帯にゴールをこじ開ける。49分、左サイドでの繋ぎからペナルティアーク付近でアルバから横パスを受けたデパイが右に短く持ち出してシュートコースを作ると、見事な右足のコントロールシュートをゴール右隅へ突き刺した。
デパイのゴラッソで先制に成功したバルセロナだったが、不調に喘ぐチームはこのリードをすぐに吐き出す。52分、左サイドで大きな展開を受けたリオハに縦へ仕掛けられると、ボックス内のホセルに預けてゴール前に抜け出したところを捕まえ切れず、慌てて飛び出したGKテア・シュテーゲンも交わされて右足のシュートを流し込まれた。
1-1のタイに戻された中、すぐさま攻勢に出るホームチームはガビを起点に積極的にシュートシーンを作り出す。58分にはそのガビのショートスルーパスに抜け出したデパイがGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここはシュートを左ポストに当ててしまい、ドブレーテならず。
その後は高いボール支配率に加え、前線からのプレスを強めてショートカウンターやカウンタープレスの形でゴールへ迫るが、最後のところでうまくいかない。そういった中、70分にはピケが足を痛めてしまいアグエロに続き負傷交代となり、ラングレがスクランブル投入される。さらに、同じタイミングでガビを下げてリキ・プッチに出番が訪れた。
アラベスがフレッシュな選手の投入で守備強度を高めたことにより、前半のようになかなか攻め切れないバルセロナは、81分にミンゲサとニコ・ゴンサレスを下げてアレックス・バルデと、これがトップチームデビューとなる19歳のモロッコ人FWアブデを最後のカードとして切る。
両ウイングに入ったそのカンテラーノ2選手が積極的に仕掛けを見せる中、83分にはボックス手前の好位置でFKを獲得。だが、キッカーのコウチーニョが直接狙ったシュートは枠を捉え切れない。
その後も懸命にゴールを目指したものの、最後までアラベスから勝ち越しゴールを奪うことはできず。セルジ暫定体制の初陣を飾れなかったバルセロナは、アグエロとピケのベテラン2選手を欠く中で週明けのディナモ・キエフ戦に臨むことになった。
開幕から9位に甘んじるバルセロナは前節、敵地で昇格組ラージョに0-1で敗戦し、エル・クラシコに続く痛恨の敗戦によって今季初の連敗を喫した。これを受け、ラポルタ会長はクーマン監督の解任に踏み切り、16位のアラベスをホームで迎え撃った今節はバルセロナBを率いるセルジ・バルフアン氏を暫定指揮官に据えて再スタートを切った。
立ち上がりからいつも通り、ボールを握って相手を押し込んでいくバルセロナ。中央を起点にジャブを入れつつ、ジョルディ・アルバの攻撃参加をスイッチに幾度か惜しい場面を創出していく。18分にはデパイの左CKをゴール前で競り勝ったエリック・ガルシアがゴール左隅へヘディングシュートを飛ばすが、GKシベラの好守に遭う。
以降も相手を押し込む状況が続くが、ここ数試合同様に最後の局面でプレー精度、アイデアを欠きアラベスの粘り強い守備を崩し切れない。そういった流れの中で38分には胸の痛みを訴えたと思われるアグエロがピッチに座り込んでしまう。その後、自力でピッチを後にしたことで大事には至らなかったが、42分にコウチーニョがスクランブル投入される。
この交代でデパイが中央、コウチーニョが左ウイングに配置された中、何とか前半のうちに攻撃の糸口を見つけたいホームチームだったが、前半終了間際にデパイが放った2本目の枠内シュートもGKのセーブに遭い、0-0のスコアで試合を折り返すことになった。
セルジ暫定監督の下、ハーフタイムに修正を施して臨んだ後半。バルセロナが早い時間帯にゴールをこじ開ける。49分、左サイドでの繋ぎからペナルティアーク付近でアルバから横パスを受けたデパイが右に短く持ち出してシュートコースを作ると、見事な右足のコントロールシュートをゴール右隅へ突き刺した。
デパイのゴラッソで先制に成功したバルセロナだったが、不調に喘ぐチームはこのリードをすぐに吐き出す。52分、左サイドで大きな展開を受けたリオハに縦へ仕掛けられると、ボックス内のホセルに預けてゴール前に抜け出したところを捕まえ切れず、慌てて飛び出したGKテア・シュテーゲンも交わされて右足のシュートを流し込まれた。
1-1のタイに戻された中、すぐさま攻勢に出るホームチームはガビを起点に積極的にシュートシーンを作り出す。58分にはそのガビのショートスルーパスに抜け出したデパイがGKと一対一の絶好機を迎えるが、ここはシュートを左ポストに当ててしまい、ドブレーテならず。
その後は高いボール支配率に加え、前線からのプレスを強めてショートカウンターやカウンタープレスの形でゴールへ迫るが、最後のところでうまくいかない。そういった中、70分にはピケが足を痛めてしまいアグエロに続き負傷交代となり、ラングレがスクランブル投入される。さらに、同じタイミングでガビを下げてリキ・プッチに出番が訪れた。
アラベスがフレッシュな選手の投入で守備強度を高めたことにより、前半のようになかなか攻め切れないバルセロナは、81分にミンゲサとニコ・ゴンサレスを下げてアレックス・バルデと、これがトップチームデビューとなる19歳のモロッコ人FWアブデを最後のカードとして切る。
両ウイングに入ったそのカンテラーノ2選手が積極的に仕掛けを見せる中、83分にはボックス手前の好位置でFKを獲得。だが、キッカーのコウチーニョが直接狙ったシュートは枠を捉え切れない。
その後も懸命にゴールを目指したものの、最後までアラベスから勝ち越しゴールを奪うことはできず。セルジ暫定体制の初陣を飾れなかったバルセロナは、アグエロとピケのベテラン2選手を欠く中で週明けのディナモ・キエフ戦に臨むことになった。
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