ユナイテッド首脳陣、スールシャール解任を真剣に検討! 地元紙中心に複数メディアが報道
2021.10.26 00:57 Tue
マンチェスター・ユナイテッドがオーレ・グンナー・スールシャール監督(48)の解任を真剣に検討し始めたようだ。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』など、複数メディアが報じている。
プレミアリーグの対リバプール戦で歴代ワーストの5点差を付けられて大敗したチームは、これでリーグ戦4試合未勝利(3敗1分け)。さらに、直近の公式戦9試合では5敗を喫しており、以前から“無策”と揶揄されるノルウェー人指揮官の去就問題が騒がしくなっている。
なお、スールシャール監督はリバプール戦後、「何も聞いていないから、もちろん、明日の仕事のことを考えている。私は自分を信じている。このクラブで望むものに近づいているともね」と、続投の意思を示していた。
だが、『MEN』によると、クラブ首脳陣は次節のトッテナム戦までに同監督の解任を真剣に検討し始めているという。
なお、現時点での後任候補に関してはこれまでユベントスやチェルシーを率い、昨シーズンにインテルをセリエA優勝に導いたアントニオ・コンテ氏が有力候補に挙がる。コンテ氏自身はユナイテッドの指揮官就任に前向きな姿勢を見せているようだが、クラブ首脳は一癖も二癖もある同氏の就任に難色を示しているとの話もある。
それ以外では同じくフリーのジネディーヌ・ジダン氏や、ブレンダン・ロジャーズ(レスター・シティ)、マウリシオ・ポチェッティーノ(パリ・サンジェルマン)、エリック・テン・ハグ(アヤックス)といった現役指揮官も候補に挙がっているようだ。
現役時代にユナイテッドのレジェンドストライカーとして活躍したスールシャール監督は、ユナイテッドのリザーブチームやカーディフ、モルデでの指揮を経て、2018年12月にモウリーニョの後任として暫定指揮官に就任。
その後、暫定指揮官としてチームを立て直したことを評価され、2019年3月末に正指揮官に就任。今年7月には2024年までの新たな3年契約にサインしていた。ユナイテッドの正指揮官としてはここまで通算145試合を指揮し、77勝36敗32分けの戦績を残している。
[4-2-3-1]をメインシステムに、時にはビッグマッチにおける布陣変更や思わぬメンバー選考で好結果を収め、アカデミー出身の若手の育成などの実績を残した一方、場当たり的な采配や守備戦術、修正能力の低さがファン、識者からの批判を招いていた。
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ユナイテッドは24日に本拠地オールド・トラッフォードで行われたプレミアリーグ第9節でリバプールと対戦。前半に4失点を喫する厳しい戦いを強いられると、後半立ち上がりにはエジプト代表FWモハメド・サラーにハットトリックを許すと、直後に途中出場のフランス代表MFポール・ポグバが危険なラフプレーで一発退場。そのまま一矢報いることもできず、屈辱の0-5の惨敗を喫した。なお、スールシャール監督はリバプール戦後、「何も聞いていないから、もちろん、明日の仕事のことを考えている。私は自分を信じている。このクラブで望むものに近づいているともね」と、続投の意思を示していた。
だが、『MEN』によると、クラブ首脳陣は次節のトッテナム戦までに同監督の解任を真剣に検討し始めているという。
また、『ESPN』や『ガーディアン』は、守備を中心に戦術能力の低さ、一部選手を重用する偏りのある選手選考に関して、チーム内の多くの選手たちが不満を示しており、ジョゼ・モウリーニョ体制ほど雰囲気は悪くないものの、明らかに求心力を失っていることを指摘している。
なお、現時点での後任候補に関してはこれまでユベントスやチェルシーを率い、昨シーズンにインテルをセリエA優勝に導いたアントニオ・コンテ氏が有力候補に挙がる。コンテ氏自身はユナイテッドの指揮官就任に前向きな姿勢を見せているようだが、クラブ首脳は一癖も二癖もある同氏の就任に難色を示しているとの話もある。
それ以外では同じくフリーのジネディーヌ・ジダン氏や、ブレンダン・ロジャーズ(レスター・シティ)、マウリシオ・ポチェッティーノ(パリ・サンジェルマン)、エリック・テン・ハグ(アヤックス)といった現役指揮官も候補に挙がっているようだ。
現役時代にユナイテッドのレジェンドストライカーとして活躍したスールシャール監督は、ユナイテッドのリザーブチームやカーディフ、モルデでの指揮を経て、2018年12月にモウリーニョの後任として暫定指揮官に就任。
その後、暫定指揮官としてチームを立て直したことを評価され、2019年3月末に正指揮官に就任。今年7月には2024年までの新たな3年契約にサインしていた。ユナイテッドの正指揮官としてはここまで通算145試合を指揮し、77勝36敗32分けの戦績を残している。
[4-2-3-1]をメインシステムに、時にはビッグマッチにおける布陣変更や思わぬメンバー選考で好結果を収め、アカデミー出身の若手の育成などの実績を残した一方、場当たり的な采配や守備戦術、修正能力の低さがファン、識者からの批判を招いていた。
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